「W」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「W」で始まるタイトルの音楽には、魂を揺さぶる物語が宿っています。
スウェーデンのアヴィーチーさんが紡ぐ夢のようなメロディ、イギリスのオーケストラル・マニューヴァーズ・イン・ザ・ダークが描く壮大な世界、アメリカのフィンチが放つ激情のサウンド。
ジャンルを超えて響き合う音楽の数々は、私たちの心に深く刻まれる感動を届けてくれます。
「W」から始まるタイトルの洋楽まとめ(241〜260)
Wang Dang DoodleKoko Taylor

「ブルースの女王」の異名を持つココ・テイラーさんといえば、歯に衣着せぬ歌唱力で知られるシカゴ・ブルースの象徴的存在です。
ウィリー・ディクソンがプロデュースを手掛けた1969年のデビュー作『Koko Taylor』は、彼女の代名詞とも言える「Wang Dang Doodle」を含む全12曲を収録。
バディ・ガイやウォルター・ホートンといった豪華ミュージシャンをバックに、Taylorさんの野太い歌声が炸裂します。
グラミー賞やブルース・ミュージック・アワードなど数々の受賞歴を誇るテイラーさんですが、この作品こそが彼女の輝かしいキャリアの出発点。
ブルースの真髄を味わいたい方はもちろん、ロックやR&Bファンにもぜひ聴いてほしい一枚です。
WreckagePearl Jam

グランジの代表バンドとして君臨し続けるパール・ジャムの2024年6月発表の新曲です。
アコースティックな要素が強いミッドテンポのサウンドに、エディ・ヴェダーさんの感情豊かなボーカルが相まって、深い内省と絶望感を描き出しています。
バンド結成から30年以上経った今も、その音楽性は進化を続けていますね。
本作は、アルバム『Dark Matter』に収録されており、このアルバムは発売直後から各国のチャートで上位にランクインする快挙を成し遂げました。
例えば、アメリカのビルボード200では5位、UKアルバムチャートでは2位を記録しています。
パール・ジャムの音楽に触れたことがない方も、この機会にぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。
Wanting and WaitingThe Black Crowes

力強いギターリフとクリス・ロビンソンさんの情熱的なボーカルが印象的な本作。
サザンロックの伝統を受け継ぎながら、現代的なエッセンスを織り交ぜた楽曲に仕上がっています。
失恋や孤独感、そして待ち望む気持ちをテーマにした歌詞は、聴く人の心に深く響くことでしょう。
The Black Crowesの15年ぶりとなるオリジナルアルバム『Happiness Bastards』からのリードシングルとして2024年1月にリリースされました。
バンドは2024年春から35都市を巡るツアーを予定しており、4月2日にナッシュビルのグランド・オール・オプリ・ハウスでキックオフします。
ロックンロールの真髄を感じたい人にぜひオススメですよ。
WordsF.R David

シンセサイザーを主体としたメランコリックなサウンドが印象的な楽曲です。
F.R.デヴィッドさんの高音で繊細な歌声が、愛を告白することの難しさを切々と歌い上げています。
本作は1982年にリリースされ、ヨーロッパ各国でチャート1位を獲得する大ヒットとなりました。
アルバム『Words』に収録され、2017年には映画『Call Me by Your Name』でも使用されています。
言葉にできない思いを抱えている人にぜひ聴いてほしい1曲です。
F.R.デヴィッドさんの魅力が詰まった、心に響く名曲ですね。
Wasted TimeSkid Row

1986年にニュージャージー州で結成されたスキッド・ロウは、ハードロック、ヘアメタル、ヘビーメタルの要素を融合させた音楽性で知られるバンドです。
1991年にリリースされた2ndアルバム『Slave To The Grind』は、全米チャート1位を獲得するなど大ヒットを記録しました。
エネルギッシュで荒々しいサウンドが特徴的な本作には、『Monkey Business』などのハードな楽曲や『In a Darkened Room』のようなパワーバラードまで、バラエティに富んだ楽曲が収められています。
スキッド・ロウの音楽的進化を象徴するこのアルバムは、ハードロックやヘビーメタルファンにはもちろん、力強い楽曲と独自のスタイルを求める音楽愛好家にもおすすめの一枚です。