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切ないクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽

切ないクラシックを一挙紹介!

一口に切ないクラシックといっても、その曲調はさまざまです。

今回はピアノからヴァイオリン、小品や室内楽、協奏曲やオーケストラの曲など、さまざまなクラシックの切ない名曲をピックアップしてみました。

定番のものはもちろんのこと、クラシックを愛聴している方でもなかなか聞き覚えのない、マイナーな作品まで幅広くラインナップしています。

これからクラシックを知りたい方でも、既にクラシックにどっぷり浸かっている方でも楽しめる内容になっていますので、ぜひ最後までごゆっくりとご覧ください!

切ないクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(81〜90)

スペイン舞曲集より「アンダルーサ」Enric Granados

熊本マリ「グラナドス:”スペイン舞曲集”より アンダルーサ」
スペイン舞曲集より「アンダルーサ」Enric Granados

スペインのピアニストであり作曲家のエンリケ・グラナドスが作った名曲『スペイン舞曲集より「アンダルーサ」』。

同じ主題が何度も出てくるのですが、所々に曲調を変えながらつないでいくため、単調になりすぎず聴き応えもある曲です。

中間部分で出てくる柔らかく穏やかなメロディからのスペイン風の主題に戻るところは、この曲の見どころなので、ぜひチェックしてみてください。

交響曲第9番『新世界より』第2楽章Antonín Dvořák

ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」第2楽章 ヘルベルト フォン カラヤン指揮ベルリン・フィル
交響曲第9番『新世界より』第2楽章Antonín Dvořák

交響曲第9番「新世界より」はチェコの作曲家、ドヴォルザークのアメリカ時代を代表する作品です。

「新世界より」という副題は、ドヴォルザークがアメリカから故郷のボヘミアを思って作曲したことによります。

イングリッシュホルンによる主題はとても有名で、歌詞をつけて「家路」や「遠き山に日は落ちて」などに編曲され、愛されています。

『2つの悲しき旋律』第2曲「春 」Edvard Hagerup Grieg

グリーグ: 2つの悲しい旋律 Op.34:第2番[過ぎし春][ナクソス・クラシック・キュレーション #ロマンチック]
『2つの悲しき旋律』第2曲「春 」Edvard Hagerup Grieg

この曲は、「過ぎた春」「過ぎにし春」「最後の春」とも訳され、自身の歌曲集「12の旋律集」から「傷ついた心」とともに2曲を弦楽合奏用に編曲したものです。

歌曲の歌詞によると、やっと訪れた北欧の春だけれど自分にとっては最後の春となるかもしれない、と歌っています。

幻想交響曲第1楽章「夢、情熱」Hector Berlioz

「幻想交響曲」はベルリオーズ自身の失恋に基づいて作った音楽です。

病的な若い音楽家が恋の悩みによる絶望からアヘンの服毒自殺を図りますが、死には至らず、幻想に見たものが音楽的な映像となって現われます。

第1楽章は愛する彼女を思う喜び、情熱、苦しみが描かれています。

レクイエムから「神の子羊」Camille Saint-Saëns

フランスの作曲家、カミーユ・サン=サーンス。

代表作は「動物の謝肉祭」や「白鳥」「オーボエとピアノのためのソナタ」など多数あります。

不安げな曲の始まり方で、神秘的なものさえ感じます。

「神の子羊」という部分は映画などにも使用されています。