夏の終わりに聴きたい歌。サマーシーズンを振り返る晩夏の名曲
夏の終わりの曲ってどんな曲を思い浮かべますか?
夏真っ盛りの頃は楽しいイベントに合わせた元気な曲がたくさんある一方、夏の終わりの曲は切ない雰囲気の曲が多いんですよね。
なんとなく寂しく切ない気持ちが押し寄せてくるので、その気持ちが楽曲にも映し出されているのかもしれません。
この記事では、切ない雰囲気の曲はもちろん、さまざまな曲調の夏の終わりに聴きたい楽曲を紹介していきます。
夏の終わりのセンチメンタルな心に寄り添う、ステキな曲を集めました。
夏の終わりに聴きたい歌。サマーシーズンを振り返る晩夏の名曲(1〜10)
君がくれた夏家入レオ

福士蒼汰さんが主演をつとめた2015年放送のドラマ『恋仲』。
その主題歌として人気を博した、家入レオさんの夏の代表曲です。
夏の別れを歌った切ないラブソングで、いまだに女性のカラオケソングとしても人気の1曲。
夏といえば、進路や就職などを決める大切な時期。
そんな中、好きな人と離れたり別れてしまう人も多いのではないでしょうか。
この曲はそんなさみしい気持ちに寄り添いながら、未来に向かうあなたをそっと支えてくれる夏ソングです。
真夏の果実サザンオールスターズ

夏ソングを数多く歌っているサザンオールスターズの楽曲の中で、夏の終わりを見事に表現した1曲が『真夏の果実』です。
1990年にリリースされたこの楽曲は、オリコンシングルチャートで第4位にランクインし、第32回日本レコード大賞では3部門で受賞を果たしました。
また桑田佳祐さんが監督を務めた映画『稲村ジェーン』の主題歌にも起用されています。
ゆったりとしたアコースティックなサウンドと桑田さんの哀愁漂う歌声が、なんとも切ない気分にさせてくれる名曲ですよね。
絢香さんやEXILEなど多くのアーティストにカバーされているので、そちらもあわせて聴いてみてください。
夏の終わりAYANE

夏の終わりに寄り添う心情を描いた1曲です。
2023年8月にリリースされました。
シンプルなフレーズの歌い出しから始まるのが印象的で、耳に残りやすい楽曲になっています。
夜空に消えていく花火や浜辺でのキスなど、夏の思い出が詰まった歌詞が魅力的。
ピアノの弾き語りからロックまで幅広い音楽性を持つAYANEさんらしい、エモーショナルで明るい曲調です。
本作は、夏の終わりを惜しむ気持ちや、大切な人との関係が変わらないでほしいという願いを歌っています。
夏の思い出を振り返りながら、新しい季節への一歩を踏み出したい人におすすめですよ。
夏の終わりに聴きたい歌。サマーシーズンを振り返る晩夏の名曲(11〜20)
少年時代井上陽水

夏の終わりの切なさを感じさせる井上陽水さんの代表曲。
シンプルなピアノの伴奏が美しく涼しげな印象を与えていますが、井上陽水さんの美しい歌声もそうした切なくも美しい楽曲の表情を演出しています。
教科書にも載るほどの国民的な楽曲ですが、歌詞に登場する「風あざみ」や「宵かがり」など、彼による造語が含まれていることでも話題になりましたね。
言葉の意味がわからなくてもこれほどまでに心に響くのは音楽の力なんだとあらためて感じさせられます。
夜行ヨルシカ

音楽ユニット、ヨルシカによる、夏の終わりにまつわる感情を表現したような楽曲です。
アコースティックギターの音色にのせてつぶやくように歌われる感情、そこから思いが爆発したようなサビへの展開が、心の中にある切なさを強調しているようにも感じられます。
どこか日本的な雰囲気が感じられる歌詞やサウンドの音階も特徴的で、思い出を振り返るすがたがより鮮明にイメージされます。
夏という限られた時間をともに過ごした人物、夏が終わることで離れてしまうことへのさみしさが描かれた、ストーリー性の強い歌詞も印象的ですね。
マジックアワー緑黄色社会

ドラマ『真夏のシンデレラ』の挿入歌にも選ばれたこちらの楽曲は、緑黄色社会による花火と恋心を重ねて表現した夏のラブソング。
どこか夏の終わりの切なさを思わせるような雰囲気がありますよね。
この曲の歌詞の中では「花火を移す水面のようにどんなあなたも受け止める」と真っすぐな思いをつづっています。
そのほかにも恋心と花火を重ねた趣き深い表現がたくさん取り入れられているので、ぜひ歌詞を見ながらじっくりとお聴きください。
太陽にピースLittle Black Dress

夏の余韻を感じさせるメロディが心地よい楽曲です。
美しい情景描写と恋心が織り交ぜられた歌詞が印象的で、心に染み入ります。
ボーカル、Ryoさんの感情豊かな歌声が魅力的ですね。
2024年6月にリリースされたアルバム『SYNCHRONICITY POP』に収録されています。
夏の思い出を振り返りながら、これからの日々への希望を感じさせてくれる1曲です。
海辺でゆっくりと過ごしたい時や、夕暮れ時のドライブのBGMにぴったりですよ。
心に残る夏の1ページを飾ってくれそうな、そんな楽曲になっています。