夏の終わりに聴きたい歌。サマーシーズンを振り返る晩夏の名曲
夏の終わりの曲ってどんな曲を思い浮かべますか?
夏真っ盛りの頃は楽しいイベントに合わせた元気な曲がたくさんある一方、夏の終わりの曲は切ない雰囲気の曲が多いんですよね。
なんとなく寂しく切ない気持ちが押し寄せてくるので、その気持ちが楽曲にも映し出されているのかもしれません。
この記事では、切ない雰囲気の曲はもちろん、さまざまな曲調の夏の終わりに聴きたい楽曲を紹介していきます。
夏の終わりのセンチメンタルな心に寄り添う、ステキな曲を集めました。
夏の終わりに聴きたい歌。サマーシーズンを振り返る晩夏の名曲(11〜20)
セプテンバーさんNEW!Aimer

Aimerさんのハスキーで温かい歌声が、夏の終わりの寂しさに優しく寄り添うカバーソングです。
「過ぎゆく季節が愛おしい」そんな切ない気持ちと、キラキラした青春の記憶が繊細に描かれた本作は、TikTokでは「夏の風景にぴったり」とノスタルジックな動画で大きな反響を呼んでいます。
原曲はロックバンドRADWIMPSによるもの。
この曲は2016年8月に発売のシングル『蝶々結び』に収録されており、表題曲は情報番組のテーマソングにも起用されました。
夏の終わりに一人でじっくり聴けば、忘れていた大切な思い出がふと心によみがえることでしょう。
夏霞あたらよ

あたらよが奏でる、過ぎ去ってしまった夏の思い出と、それにまつわる感情の動きが表現された楽曲です。
「悲しみを食べて育つバンド」というキャッチコピーがグループにあるように、この曲からも悲しみの感情が強く伝わってきます。
ピアノを中心としたおだやかな雰囲気からはじまり、サビに向かってサウンドの勢いも増していくような印象で、感情が積み重なって爆発しているようなイメージですね。
夏の思い出が幸せであったからこそ、失った際の苦しみがより強いものになることを表現しているように感じられます。
rosemaryきみとバンド

愛媛県で結成されたガールズバンド、きみとバンドの独特な感性が光る1曲。
夏の終わりを切なく彩る青春のメロディーが心に響き、ノスタルジックな雰囲気が漂う楽曲です。
夕焼けに染まる学校の風景や、恋に踏み出せない心情が歌詞に描かれていて、過ぎ去った時間への郷愁を感じさせます。
本作は、ファンに評判の高い人気曲。
夏の思い出を振り返りたい時や、季節の変わり目に聴くと、胸にグッとくるものがありますよ。
ドライブしながら聴くのもおすすめです。
ブルー・サマータイム・ブルーズズーカラデル

北海道は札幌市出身の3ピースロックバンド、ズーカラデルは、軽快なポップさと日常に寄り添う繊細な歌詞で人気ですよね。
そんな彼らが2023年に発表した『ブルー・サマータイム・ブルーズ』も、夏の終わりに聴くにふさわしいナンバーだと言えそうです。
印象的なギターのアルペジオから始まるサウンドは、過ぎゆく夏への郷愁と、それでも未来へ進もうとする決意が混じり合ったような不思議な魅力を放っております。
ボーカル・吉田崇展さんの少し憂いを帯びた歌声も相まって、青春の一ページのサウンドトラックを聴いているかのようですね。
熱さが和らぎつつある夏の夜にこの曲を流せば、感傷的で最高の気分を味わえることは間違いないでしょう。
君がいた夏Mr.Children

なんと、Mr.Childrenがアマチュア時代から存在するというこの曲。
現在は『君がいた夏』というタイトルですが、アマチュア時代は『夏が終わる』というタイトルだったそうです!
子供の頃、夏休みになるとご両親の田舎へ行っていたという方には覚えのある、一夏の恋が描かれています。
好きな女の子と仲良くなったのに、結局最後まで自分の気持ちは伝えられず、女の子のいる場所を後にする……。
失恋ソングではありますが、夏の終わりにはぴったりのラブソングです。
青い栞Galileo Galilei

人気アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のオープニングテーマに起用された、Galileo Galileiの楽曲です。
2011年6月に発売された本作は、キラキラしたカリンバの音色と疾走感あるサウンドが夏の高揚感を誘います。
その一方で、歌詞からは過ぎ去った日々や友人との思い出を懐かしむ、切ない情景が浮かび上がってくるようです。
懐かしい日々を思い出させてくれる1曲で、夏の終わりに聴くと、甘酸っぱい気持ちが一層心に染み渡るでしょう。
夏の終わりに聴きたい歌。サマーシーズンを振り返る晩夏の名曲(21〜30)
セプテンバーさんRADWIMPS

夏が終わりに近づいて気付く、本当の自分の気持ちを歌った名曲。
野田洋次郎さんらしい発想で作詞されたのこの曲、邦楽ロックファンの方なら毎年9月になると聴きたくなるのではないでしょうか?
夏の終わりによく似合う爽やかな曲調はもちろんですが、注目すべきはやはり歌詞。
よく「ひと夏の恋」なんていいますが、もし楽しくて浮足立った気分で過ごした夏が過ぎても、恋愛に対する気持ちが変わらなければどうでしょう?
その恋ってひと夏だけのものじゃなくて、「本当の恋」ですよね。
この曲では、そうした自分の本当の気持ちに気付かせてくれるセプテンバーさん、つまり、夏とも秋ともつかない9月をテーマにした1曲です。