「ひ」から始まるタイトルの曲。膨大な「ひ」の世界
「ひ」から始まる曲には、陽だまりのような優しさから燃え上がる情熱まで、豊かな感情が込められています。
Adoさんの「向日葵」のように力強く前を向く勇気や、福山雅治さんの「ひまわり」に響く切ない想い。
THE BLUE HEARTSの「人にやさしく」が伝える熱いメッセージなど、私たちの心に寄り添う音楽との出会いをご紹介します。
それぞれの楽曲に込められた思いに、きっと共感できる瞬間が見つかるはずです。
「ひ」から始まるタイトルの曲。膨大な「ひ」の世界(441〜460)
ひまわり福原美穂

福原美穂さんは、ソウルやR&Bをメインのジャンルとして歌うシンガーです。
温もりがあり奥深い歌声は、聴く人をひきつけます。
『ひまわり』はもう既にこの世にはいないおさななじみに、もう1度会いたいという思いが込められている感動的なバラードです。
子供の頃に一緒に遊んだ思い出をたどって、毎年季節が移り変わるたびにそのときのことを思い出す歌詞に胸が締めつけられますね。
そして自分はいろいろな経験もしてときが進み、大人になった自分はおさななじみにどう思われているんだろうかと、気にしている部分もどこか切なくなりますよね。
ひまわりサン体操福田翔

ほんわかと心がなごむようなかわいい楽曲とともに、小さな子供たちでも無理なく全身を動かせる『ひまわりサン体操』。
「おはよう」「ヤッホー」「エイエイオー」など、みんなで声を合わせられる歌詞や掛け声も楽しく、子供も大人も笑顔で取り組めそうですよね。
「いないいないばあ」のような動作から始まる振り付けは、どれも子供たちをとびきり魅力的に見せてくれる動きです。
さすが元保育士で、育児雑誌やテレビで活躍する福田翔さんの遊び歌シリーズ、と納得させられる内容です。
ひみつの小学生稲葉曇

まず聞こえてくるのは、なんとも言えない怪しいイントロ。
そしてまるで音を外したのでは、と思えるほど突然に飛び跳ねる音程に漢字とひらがなが入り混じった歌詞。
しかしそれでいて、小学生という無邪気でいろんな物を素直に受け入れる存在が、どんな声や感情を受け取り、世界を見つめているのか。
そんな曖昧ではっきりしない、子供という存在を描いた1曲です。
火ヲ灯ス突然少年

燃え上がるような感情を、さらけだしたい時ってありますよね。
日常生活の中で感じたストレスを解放してくれる突然少年というバンドをご存じでしょうか?
2012年に結成された彼らは、激しくエモーショナルな演奏と、ウソのない真っすぐな歌詞が突き刺さるロックバンドです。
『火ヲ灯ス』を聴くと、彼らのライブパフォーマンスにヘドバンしたくなりますね。
大人になればなるほど、熱い気持ちや素直な気持ちを言葉にするタイミングは少なくなりますよね。
それでも、彼らの音楽を聴くと自分の中の熱い気持ちに気付けますよ!
ひまわり米津玄師

米津玄師さんらしいクールで巧妙なメロディーが、太陽のもと咲きほこるひまわりの光景を映し出す『ひまわり』。
2020年にリリースされたアルバム『STRAY SHEEP』に収録されています。
元気なひまわりの光景とは違い、憧れを抱いていた大切な人との別れを思わせるような歌詞が切ない1曲です。
その人への思いを胸に、明日もまたその次の日も自分の道を歩いていこう。
つらい思いを抱えながらも、明日への希望を感じさせてくれます。