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有名なオペラの名曲|偉大なオペラ歌手も多数登場

日本でも教科書に採用されるなど、ある程度のなじみ深さがあるオペラ。

しかし、聞き覚えはあっても、オペラの名曲のことは詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな方に向けて、有名なオペラの名曲をピックアップしました。

楽曲の紹介はもちろんのこと、制作に至った経緯、歌っているオペラ歌手の魅力など、さまざまな観点から解説していますので、普段からオペラを聴く方も、オペラのことをあまり知らない方でも楽しめると思います。

ぜひ、最後までごゆっくりとお楽しみください。

有名なオペラの名曲|偉大なオペラ歌手も多数登場(101〜120)

歌劇《ウィンザーの陽気な女房たち》序曲Otto Nicolai

1810年生まれ、ドイツの作曲家で指揮者のオットー・ニコライの作品、歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」より【序曲】です。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の創設者で初代指揮者のオットー・ニコライによって作られた3幕からなるオペラです。

序曲はオペラ中のメロディを駆使して作られており人気が高く、単独での演奏も多く行われています。

チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」作品24ポロネーズPyotr Tchaikovsky

1840年生まれ、ロシアの作曲家ピョートル・チャイコフスキーの作品、歌劇「エフゲニー・オネーギン」より【Op.24 ポロネーズ】です。

ピョートル・チャイコフスキーのオペラ作品は全部で10作ありますが、この中でも最も頻繁に上演される作品です。

わたしのお父さんRenée Fleming

ルネ・フレミング わたしのお父さん (ジャンニ・スキッキ)
わたしのお父さんRenée Fleming

プッチーニのジャンニスキッキより、ラウレッタのアリア。

よく邦題では「わたしのお父さん」となっていますが、直訳すると「ああ、わたしの愛しいお父さん」であり微妙に意味は違ってくる。

なぜかというと彼との結婚を許してもらおうと甘えて頼んでいるからです。

Rachmaninoff – The Miserly Knight, Op. 24Sergei Rachmaninov

1873年ロシア生まれ、作曲家でピアニスト、指揮者でもあるセルゲイ・ラフマニノフがオペラ化した作品、歌劇「けちな騎士」よりOp.24です。

登場人物が全て男性だけという異色の作品です。

作品の大きな部分をオーケストラが担う、新しいスタイルのオペラを誕生させました。

自分で自分がわからないTeresa Berganza

モーツァルト《フィガロの結婚》「自分で自分がわからない」ベルガンサ
自分で自分がわからないTeresa Berganza

モーツァルトのフィガロの結婚より、1幕のケルビーノのアリア。

男役を女性歌手が演じるこの役はいわゆる「ズボン役」です。

思春期のケルビーノの繊細で複雑な感情を豊かに表しており、モーツァルトの天才たる所以を垣間見ることができます。