夏に聴きたいバラード|切なさに寄り添う珠玉のサマーソング
プールや海に行ったり、バーベキューをしたり、音楽フェスに行ったり……夏には楽しいことがたくさんありますよね。
そうした開放的で楽しい季節だからこそ、ふと寂しくなったり、切なさを感じたりすることもあるのではないでしょうか?
この記事では、夏の切ない気持ちに寄り添ってくれる、しっとりとしたバラードソングを紹介します。
夏の終わりの寂しさを込めた曲や、恋愛や失恋をテーマにした楽曲など、センチメンタルな気持ちがふとやってきたとき、あなたを包み込んでくれる温かい曲ばかりです。
ぜひ聴いてみてくださいね!
夏に聴きたいバラード|切なさに寄り添う珠玉のサマーソング(71〜80)
7月7日、晴れDREAMS COME TRUE

1996年公開の萩原聖人さん、観月ありささんが出演した映画『7月7日、晴れ』の主題歌として制作されたこの曲。
7月7日は七夕、彦星と織姫が年に一度だけ会える日と言われています。
そのお話にリンクする、好きな人に会いたいという気持ちがつづられている切なくて苦しくなるような歌詞。
遠距離恋愛をしている方や、片思い中の方はきっと共感して涙してしまうのでは……という1曲。
苦しくなるほど好きな気持ちはきっとどの世代にも、今恋愛中ではなくてもわかる気持ちですよね。
夏の幻Omoinotake

島根県出身のピアノバンドOmoinotakeの代表曲の一つとして知られるこの曲も夏に聴きたいバラードの一つです。
美しいピアノの伴奏とグルーヴ感のあるリズムラインが特徴的な演奏に、藤井怜央さんによる透き通るようなハイトーンボイスが特徴的です。
歌詞の中では淡いひと夏の恋が描かれていて、歌詞の主人公の思いはかなうのか、はたまたはかなく散ってしまうのか……、聴いていてハラハラしてしまいます。
さらに誰しもが経験したことのあるシチュエーションなだけに共感してしまい、聴いていると胸が苦しくなります。
明け方の夏あたらよ

切ない恋の思い出を描いたバラードでしょうか。
ピアノとギターの印象的なサウンドに乗せて、失われた過去の記憶をテーマにした歌詞が心に染みます。
明け方の海を眺める情景が美しく、聴いているとノスタルジックな気分になりますね。
あたらよさんの2024年9月リリースのアルバム『朝露は木漏れ日に溶けて』に収録された本作は、映画『交換ウソ日記』の主題歌にも起用されました。
夏の終わりに聴きたくなる、しっとりとした雰囲気の曲です。
失恋を経験した人や、大切な人との別れを乗り越えようとしている人の心に寄り添う、温かみのある楽曲ですよ。
線香花火 feat. 幾田りら佐藤千亜妃

その豪華コラボでも話題なのが『線香花火 feat. 幾田りら』です。
こちらはきのこ帝国のボーカルとして知られる佐藤千亜妃さんと、YOASOBIのボーカルとして知られる幾田りらさんがコラボして手掛けた作品。
ストリングスをメインとしたサウンドが印象的な、ミドルバラードに仕上がっています。
そして、その歌詞は夏の夜の切ない恋を線香花火に例えて描くというもの。
その情緒あふれる描写に注目しつつ聴いてみてください。
宵花火ばんばんざい

ぎしさん、みゆさん、るなさんの3人組で活動するYouTuberグループ、ばんばんざいに、シンガーソングライター優里さんが提供した楽曲。
三角関係をテーマにした切ない歌詞が胸を打ちますよね。
綿菓子やりんごあめ、そして花火と、夏の風物詩が詰め込まれたリリックに、つい感情移入してしまいそうです。
今はもう一緒にいられないけれども、忘れられないくらい大好きだった人との思い出に、じっくりと浸るのにピッタリ。
寂しいけれど、どこか甘く温かい気持ちになれて、ちょっと前を向ける、そんなロマンチックな失恋ソングです。