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【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!

ロマン派のロシアを代表する偉大な作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。

『白鳥の湖』や『眠れる森の美女』などのバレエ音楽から、『ピアノ協奏曲第1番』やいくつかの交響曲など、今日まで愛され続けている名曲を多数生み出しました。

チャイコフスキーの音楽からは、色彩豊かで繊細な旋律と、華麗でドラマチックな音楽性を感じられます。

本記事ではそんなチャイコフスキーの名曲、代表曲を紹介します。

有名な曲から、あまり知られていないけど傑作と呼べる作品までピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください!

もくじ

【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(101〜120)

組曲「くるみ割り人形」Op.71a 第8曲 花のワルツPyotr Tchaikovsky

2008入賞者記念 松本 悠里&松本 真慶/tchaikovsky:くるみ割り人形より
組曲「くるみ割り人形」Op.71a 第8曲 花のワルツPyotr Tchaikovsky

ピョートル・チャイコフスキーの名作『くるみ割り人形』。

日本でも多くの方が知っている有名なオペラ作品ですね。

今回はその中からこちらの『組曲「くるみ割り人形」Op.71a 第8曲 花のワルツ』を紹介。

組曲のラストを飾る作品ということもあって、非常に華やかなワルツにまとめられているのが特徴です。

簡単な作品というわけではありませんが、CMなどでも頻繁に流れているので、発表会でキャッチーさを優先したい方は必聴の作品と言えるでしょう。

《くるみ割り人形》第3曲 「こんぺい糖の踊り」Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキー:《くるみ割り人形》第3曲 「こんぺい糖の踊り」
《くるみ割り人形》第3曲 「こんぺい糖の踊り」Pyotr Tchaikovsky

こちらはクラシック音楽の中では、昔からどうしてかハロウィンや肝試しのできそうな墓場などの背景によく使われるBGMでもある、チャイコフスキーのバレエ曲、クルミ割り人形の中の『こんぺい糖の踊り』です。

キラキラとした音にマイナー旋律がからんで、どことなく不気味ですよね……。

ハロウィンパーティーで流したら、より雰囲気が出そうです。

「エフゲニー・オネーギン」よりワルツPyotr Tchaikovsky

チャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」より”ワルツ”|オペラ・歌劇【フルオーケストラ演奏】ボローニャ歌劇場フィルハーモニー[吉田裕史指揮]
「エフゲニー・オネーギン」よりワルツPyotr Tchaikovsky

チャイコフスキーもロシアの作曲家です。

バレエ「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」「交響曲第6番」などが有名ですが、オペラ作品も数多く手がけました。

「エフゲニー・オネーギン」は、チャイコフスキーが作曲したオペラの中で、もっとも上演機会が多い作品です。

「四季」より「10月〜秋の歌」Pyotr Tchaikovsky

中村紘子:チャイコフスキー「四季より10月「秋の歌」」
「四季」より「10月〜秋の歌」Pyotr Tchaikovsky

ロシアの風物詩を曲の題材として作曲された全12曲のピアノ曲集である『四季』。

これはもともと音楽雑誌の企画で、毎月の季節感が表現されたロシアの詩人による作品と、その詩の性格を音楽的に描写したチャイコフスキーのピアノ曲が掲載されました。

この『10月』という曲とともに掲載された詩には、秋になり葉が落ちていき、庭から彩が消えていく寂しさや切なさが表現されています。

「四季」-12の性格的描写 Op.37bis 10月「秋の歌」Pyotr Tchaikovsky

中村紘子:チャイコフスキー「四季より10月「秋の歌」」
「四季」-12の性格的描写 Op.37bis 10月「秋の歌」Pyotr Tchaikovsky

ロシアの風物詩を描写した全12曲からなるピアノ曲集『四季』。

第10曲目、10月の作品として作曲された『秋の歌』は、切なさに満ちた哀愁ただよう楽曲です。

音楽雑誌の連載企画として、それぞれの月を連想させるロシアの詩人の詩に合わせて、ピョートル・チャイコフスキーが制作しました。

『秋の歌』には、色づいた葉が風に乗ってはらはらと散っていくもの悲しい情景を描いた詩が添えられています。

鮮やかな紅葉が広がる日本とは異なる、切ない「秋」を感じられますね。

「四季」-12の性格的描写 Op.37bis 11月「トロイカ」Pyotr Tchaikovsky

ロシアの1年の移り変わりを音楽に表した、ピョートル・チャイコフスキーの『「四季」-12の性格的描写 Op.37bis』。

第11曲目の『11月「トロイカ」』は、この曲集のなかでも特に有名な作品として知られています。

秋を連想させる曲は、しっとしりとした作品やもの悲しい雰囲気の楽曲が多い印象ですが、こちらの『トロイカ』は明るく快活な曲。

クリスマスなどの楽しいイベントがある冬を待ち構えているようで、ワクワクした様子も感じられます。