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【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!

ロマン派のロシアを代表する偉大な作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。

『白鳥の湖』や『眠れる森の美女』などのバレエ音楽から、『ピアノ協奏曲第1番』やいくつかの交響曲など、今日まで愛され続けている名曲を多数生み出しました。

チャイコフスキーの音楽からは、色彩豊かで繊細な旋律と、華麗でドラマチックな音楽性を感じられます。

本記事ではそんなチャイコフスキーの名曲、代表曲を紹介します。

有名な曲から、あまり知られていないけど傑作と呼べる作品までピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください!

【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(111〜120)

くるみ割り人形より、花のワルツPyotr Tchaikovsky

【260万回再生】チャイコフスキー「くるみ割り人形」より”花のワルツ”|バレエ音楽【フルオーケストラ演奏】ボローニャ歌劇場フィルハーモニー[吉田裕史指揮]
くるみ割り人形より、花のワルツPyotr Tchaikovsky

クラシックの花形といえば、チャイコフスキーです。

その中でも、女性に人気の曲は、「くるみ割り人形」でしょう。

バレエの舞台でもよく使われ、女性にも大人気のストーリーです。

花のワルツは特に華やかな場面なので、見入ってしまいますね。

こんぺい糖の精の踊りPyotr Tchaikovsky

チャイコフスキー:《くるみ割り人形》第3曲 「こんぺい糖の踊り」
こんぺい糖の精の踊りPyotr Tchaikovsky

バレエ曲くるみ割り人形の中の3曲目にあるちょっと可愛らしい感じがする曲調です。

ロシアの作曲家ピョートル・チャイコフスキー作曲の作品で、原題は「ドラジェの精の踊り」なんですが、日本では一般的ではない為にこのタイトルが定着しています。

アメリカではキャンディの精とされており、くるみ割り人形はクリスマス・イブが舞台となっており、不思議な体験を主人公のクララが体験するので、ミステリー的な場のBGMもいいかもしれません。

バレエ組曲「くるみ割り人形」第5曲 アラビアの踊りPyotr Tchaikovsky

ほのかに明るい月明かりの下、どこか異国の砂漠で、ラクダに乗った美しいお姫様が遠くをゆっくりと歩いていく…。

そんなロマンチックな情景が目に浮かぶようです。

穏やかでありながらどこか妖艶な雰囲気を持った、静かな名曲です。

バレエ組曲「くるみ割り人形」第8曲 花のワルツPyotr Tchaikovsky

チャイコフスキー : バレエ組曲「くるみ割り人形」 花のワルツ
バレエ組曲「くるみ割り人形」第8曲 花のワルツPyotr Tchaikovsky

ピョートル・チャイコフスキーが作曲した作品の中で、世界で1番有名なワルツではないでしょうか。

きっと誰もが聴いたことがあるはずです。

木管楽器による序奏で始まり、ハープに受け継がれてホルンによるよく知られた主題に移っていきます。

幸福感があふれるきらびやかなハーモニーは、チャイコフスキーの真骨頂でしょう。

花びらが美しくワルツを踊っている様子が目に浮かぶようです。

前半のハープが優雅で音色もよくていいですね。

ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 第1楽章Pyotr Tchaikovsky

Nobuyuki Tsujii 辻井伸行 チャイコフスキー ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op. 23 第一楽章 Tchaikovsky Piano Concerto No1-1
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 第1楽章Pyotr Tchaikovsky

20世紀のロシアを代表する作曲家であるチャイコフスキー。

この曲は、全体に協奏曲の伝統的な形式にとらわれず自由な形で作曲されています。

ピアノが鐘のように重い和音を弾き鳴らすことで雄大に始まります。

その後のおどけたようなリズムの旋律は、ウクライナで耳にした民謡からとられたといわれています。

途中で情緒的な旋律にガラッと雰囲気が変わり、その後ピアノと管弦楽が対話しながら力強いエネルギーを持って進んでいきます。

繊細な表情に富んだ雄大なカデンツァにも注目です!

ロマンスPyotr Tchaikovsky

Richter plays Tchaikovsky Romance in F minor, Op.5 (Budapest, 1983)
ロマンスPyotr Tchaikovsky

ロシア出身のロマン派を代表する作曲家、ピョートル・チャイコフスキーが、結婚も考えたほどの愛する女性のために書いた曲です。

しかし結婚はできなかったそう。

テンポが遅いわけではありませんが、切なくどこか哀愁を漂わせる旋律が印象的です。

交響曲 第6番 ロ短調Op.74「悲愴」Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキー 交響曲第6番ロ短調作品74《悲愴》 第3楽章 カラヤン
交響曲 第6番 ロ短調Op.74「悲愴」Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキーにとっての最後の交響曲であり、「悲愴」という副題は彼自身によって名付けられました。

チャイコフスキーは人生の中で12回ものうつ病期がありましたが、この曲は彼のそのような精神状態を表したものではないかとも言われています。

『悲愴』は全体を通して暗い雰囲気に覆われていますが、この第3楽章はきらびやかな雰囲気に包まれています。

スケルツォと行進曲を合体させた楽章で、最初は軽やかな旋律から始まり、クライマックスの中で盛大に終わりを迎える華々しい1曲です。