【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!
ロマン派のロシアを代表する偉大な作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。
『白鳥の湖』や『眠れる森の美女』などのバレエ音楽から、『ピアノ協奏曲第1番』やいくつかの交響曲など、今日まで愛され続けている名曲を多数生み出しました。
チャイコフスキーの音楽からは、色彩豊かで繊細な旋律と、華麗でドラマチックな音楽性を感じられます。
本記事ではそんなチャイコフスキーの名曲、代表曲を紹介します。
有名な曲から、あまり知られていないけど傑作と呼べる作品までピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください!
【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(91〜100)
「四季」-12の性格的描写 11月「トロイカ」Pyotr Tchaikovsky

『くるみ割り人形』などのバレエ音楽で知られるロシアの作曲家ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーが、ロシアの1年の風物を12のピアノ曲で描写した『「四季」-12の性格的描写』。
11月の楽曲である『トロイカ』は、曲集のなかで最も広く親しまれている曲です。
トロイカとは、3頭の馬が率いる馬車を意味する言葉。
タイトルに「トロイカ」とつく作品は暗い楽曲は多い傾向にありますが、チャイコフスキーの『トロイカ』は、陽気で明るい雰囲気が印象的です。
「四季」-12の性格的描写 12月「クリスマス」Pyotr Tchaikovsky

ロシアの作曲家ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーが、母国の1年の風物を12のピアノ曲で描いた『「四季」-12の性格的描写』。
12月『クリスマス』では、弾むようなワルツのリズムにのせて温かみあふれるクリスマスの様子が描かれています。
この曲を聴けば、クリスマス当日はもちろん、プレゼントを考えたりクリスマスツリーを飾り付けたりケーキを作ったりといった準備もより一層楽しくなるはず!
寒さの厳しい冬に、温かくほっこりとした気持ちにさせてくれる1曲です。
「四季」-12の性格的描写 Op.37a 10月「秋の歌」Pyotr Tchaikovsky

近代音楽を代表する偉大な作曲家、ピョートル・チャイコフスキー。
多くの名作を作り出してきた彼ですが、その中でも特にオススメしたいのが、こちらの『「四季」-12の性格的描写 Op.37a 10月「秋の歌」』。
名作『四季』の秋を描いた作品なのですが、秋の物悲しさや哀愁を見事に表現しています。
決して暗いだけのメロディーではなく、あくまでもはかなさや憐れみに焦点を合わせた旋律が特徴ですね。
ぜひチェックしてみてください。
「四季」-12の性格的描写 Op.37bis より「2月 謝肉祭」Pyotr Tchaikovsky

ロシアの四季を表現した美しい12の小品で構成された、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーの名曲集『「四季」-12の性格的描写 Op.37bis』。
なかでもロシアの民衆がカーニバルを楽しむにぎやかな様子を描いた『2月 謝肉祭』は、聴き映えする発表会にピッタリの作品です。
この曲の魅力は、喜びが爆発したような華やかさ、そして、チャイコフスキーらしい色彩感あふれる表現!
厳しい寒さのなかでもワクワクする気持ちを抑えられないロシアの人々の様子を想像しながら、明るくクリアな音で演奏しましょう。
『くるみ割り人形』より「花のワルツ」Pyotr Tchaikovsky

3大バレエの1つである『くるみ割り人形』。
クリスマスを舞台とした本作は、毎年クリスマスから年末にかけて世界各国で上演されており、オーケストラの演奏会でも取り上げられています。
中でも『花のワルツ』は、オーケストラだけでなくさまざまな楽器で演奏され、ピアノ楽譜もたくさん出版されています。
この曲のポイントは、軽やかで優雅なワルツの3拍子のリズム!
まずは、シンプルで跳躍が少ない伴奏の楽譜で、3拍子のリズムにのりながら弾けるようにしましょう。