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【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!

ロマン派のロシアを代表する偉大な作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。

『白鳥の湖』や『眠れる森の美女』などのバレエ音楽から、『ピアノ協奏曲第1番』やいくつかの交響曲など、今日まで愛され続けている名曲を多数生み出しました。

チャイコフスキーの音楽からは、色彩豊かで繊細な旋律と、華麗でドラマチックな音楽性を感じられます。

本記事ではそんなチャイコフスキーの名曲、代表曲を紹介します。

有名な曲から、あまり知られていないけど傑作と呼べる作品までピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください!

もくじ

【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(121〜140)

舟歌Pyotr Tchaikovsky

Tchaikovsky – The seasons – june (barcarolle)
舟歌Pyotr Tchaikovsky

こちらの曲は、チャイコフスキーがロシアの一年の風物を月ごとに12のピアノ曲であらわした作品集、『四季』の中の6月の曲として書かれたものです。

『舟歌』という曲はたくさんの作曲家が取り組んでいますが、彼の曲は珍しい4拍子を取り入れています。

聴くだけで、ロシアの水面が目の前に広がっていきそうなステキな曲ですよね。

この曲だけでなく、1年間の四季を通して12の曲すべてを聴くとまた違ったイメージをもて、楽しいかもしれませんね。

舞踏組曲「くるみ割り人形」Pyotr Tchaikovsky

1. 行進曲: チャイコフスキー=プレトニョフ「くるみ割人形」より🎄 / March / Tchaikovsky = Pletnev /ピアノ
舞踏組曲「くるみ割り人形」Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキーの代表作としてクリスマスシーズンに欠かせない作品として知られています。

クリスマスイブに少女が夢見る幻想的な世界を描いたこの楽曲は、軽やかで華やかな音楽が特徴です。

『行進曲』や『花のワルツ』など、親しみやすい曲調で子供から大人まで幅広く愛されています。

1892年12月に初演されて以来、バレエ作品としてはもちろん、オーケストラやピアノソロなど様々な編成で演奏される機会が多く、クラシック音楽に触れるきっかけとしても最適です。

寒い季節に心温まるひとときを過ごしたい方におすすめの一曲です。

September – The HuntPyotr Tchaikovsky

Tchaikovsky: The Seasons, Op. 37a: IX. September. The Hunt. Allegro non troppo
September - The HuntPyotr Tchaikovsky

秋の色彩を奏でるクラシックの名盤、チャイコフスキーによる、「四季」9月、狩りの歌。

聞けば分かる人もいるかもしれません。

まさしくこれぞ季節を意識したもっとも古典的な音楽の作品なのではないでしょうか?

あなたはどんな光景を思い浮かべますか?

クラシックに興味がある人も、そうでない人も、ぜひ一度聴いてみてくださいね。

「四季」より「12月 クリスマス」Pyotr Tchaikovsky

Seong-Jin Cho – Tchaikovsky The Seasons, Op. 37 bis: December: Christmas Week (2011)
「四季」より「12月 クリスマス」Pyotr Tchaikovsky

ロシアの作曲家チャイコフスキーがロシアの1年の風物を描いたピアノ曲『四季』の12月の描写です。

12月はロシアでもやはりクリスマスが風物なんですね。

4分の3拍子で奏でられる音色は寂しげな雰囲気のように聴こえますが、曲の穏やかさからクリスマスに家族で過ごす温かな風景にもなじみます。

大きな展開はありませんが、ピアノの音色にゆったりと耳を傾けられる曲です。

バレエ組曲「くるみ割り人形」Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキー - バレエ組曲《くるみ割り人形》Op.71a カラヤン ベルリンフィル 1966
バレエ組曲「くるみ割り人形」Pyotr Tchaikovsky

冬にピッタリなクラシック音楽と言えば、チャイコフスキーの『バレエ組曲「くるみ割り人形」』がオススメです。

この楽曲は甘さとと荘厳さを兼ね備えており、心地良い響きが聖夜の雰囲気を高めます。

チャイコフスキーの三大バレエ作品の一つですので、バレエの動画とともに聴くとより深みが増すのではないでしょうか。

一音一音が幻想的な世界観を紡ぎ出すのを、バレエのシーンとともに楽しんでください。

パーティ向けの陽気な楽曲とは異なりますが、厳かなヨーロッパの聖夜に思いを馳せると新たな発見があるかもしれません。

歌劇《スペードの女王》(チャイコフスキー)Pyotr Tchaikovsky

舞踏会の合唱、歌劇「スペードの女王」第2幕第1場 ハリコフ 16/35 Entr’acte And Chor: Radostno, Veselo V Den Sei “Pique Dame”
歌劇《スペードの女王》(チャイコフスキー)Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキーのスペードの女王の中にも、牧歌曲であるパストラルは取り入れられています。

起伏に富んだストーリーの演出効果として、パストラルが持つ牧歌的な色合いは豊かな色彩を放っていますよね。

名曲中の名曲ですから、時間があるときにじっくりと楽しんでみると良いでしょう。