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【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!

ロマン派のロシアを代表する偉大な作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。

『白鳥の湖』や『眠れる森の美女』などのバレエ音楽から、『ピアノ協奏曲第1番』やいくつかの交響曲など、今日まで愛され続けている名曲を多数生み出しました。

チャイコフスキーの音楽からは、色彩豊かで繊細な旋律と、華麗でドラマチックな音楽性を感じられます。

本記事ではそんなチャイコフスキーの名曲、代表曲を紹介します。

有名な曲から、あまり知られていないけど傑作と呼べる作品までピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください!

【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(101〜110)

『子供のアルバム』より「ナポリの歌」Op.39-18Pyotr Tchaikovsky

【ピアノ発表会おすすめ】ナポリの歌 Op.39-18 ♫ チャイコフスキー / Neapolitan Air Op.39-18(Children’s Album), Tchaikovsky
『子供のアルバム』より「ナポリの歌」Op.39-18Pyotr Tchaikovsky

陽気で楽しい雰囲気が印象的な『子供のアルバム』の第18曲『ナポリの歌』。

ピョートル・チャイコフスキーは、イタリア滞在の経験があり、風土や文化をとても気に入っていたのだそう。

この曲からも、イタリアの自由でおおらかな雰囲気が伝わってきますよね。

この曲では、左手の特徴があるリズムを正確に繰り返しつつ、右手をよく歌いながら弾くことが求められます。

テンポアップする後半は、やや難易度が上がりますが、速さにとらわれずじっくり練習することが大切です。

まずは、軽快なリズムをとらえられるよう、丁寧に練習していきましょう。

『子供のアルバム』より「古いフランスの歌」Op.39-16Pyotr Tchaikovsky

【ピアノ発表会おすすめ】古いフランスの歌 Op.39-16 ♫ チャイコフスキー / Old French Air Op.39-16 (Children’s Album), Tchaikovsky
『子供のアルバム』より「古いフランスの歌」Op.39-16Pyotr Tchaikovsky

『子供のアルバム』は、ピョートル・チャイコフスキーが当時7歳だった甥にささげた、全24からなるピアノ曲集です。

第16曲の『古いフランスの歌』は、悲しい出来事に落ち込む様子を表すような、もの悲しい雰囲気をたたえた楽曲で、この曲集の中でもっとも広く知られている曲といえます。

テーマが2回繰り返されたあと、性格の異なる部分が挟まり、最後にテーマが戻ってくるシンプルな構成のため、ピアノ初心者の方でも取り組みやすい楽曲です。

悲しさをシンプルなメロディーで表現できるよう、心を込めて演奏しましょう。

『子供のアルバム』より「新しいお人形」Op.39-9Pyotr Tchaikovsky

【ピアノ発表会おすすめ】新しいお人形 Op.39-9 ♫ チャイコフスキー / The New Doll Op.39-9 (Children’s Album), Tchaikovsky
『子供のアルバム』より「新しいお人形」Op.39-9Pyotr Tchaikovsky

1878年、チャイコフスキーが38歳のときに作曲したピアノ曲集『子供のアルバム』の第9曲『新しいお人形』は、左手の刻みの上にステップを踏んでいるような右手が重なった、軽やかな1曲。

第7曲『人形のお葬式』を受け、亡くなってしまったお人形の代わりに新しいお人形を迎えた様子を表している楽曲なのだそうです。

メロディーは優雅に楽しげに、左手は音量をうんと抑えてちょんちょんと添える程度に演奏するのがポイント!

新しいお人形との出会いにワクワクする様子を想像しながら演奏しましょう。

『眠りの森の美女』より「ワルツ」Pyotr Tchaikovsky

バレエ音楽『眠りの森の美女』より 「ワルツ」 / 初級
『眠りの森の美女』より「ワルツ」Pyotr Tchaikovsky

3大バレエ音楽の1つである『眠れる森の美女』。

劇中歌のワルツは、ディズニー映画『眠れる森の美女』で主人公のオーロラ姫が歌った曲としても知られています。

もとはオーケストラが演奏するバレエ音楽ですが、ピアノ版楽譜も多数出版されています。

まずは、3拍子のリズムや優雅なメロディーを楽しめるシンプルなアレンジで練習し、徐々に難易度の高いものにチャレンジしていくとよいでしょう。

左手は軽やかに、右手はなめらかに、左右の違いを意識して弾いてみてくださいね!

なつかしい土地の思い出・序曲42・TH116:Ⅲ.メロディPyotr Tchaikovsky

チャイコフスキーが1878年の3月から5月にかけて作曲した、ヴァイオリンとピアノのための小品集です。

日本語では、「なつかしい土地の思い出」という題名がつけられています。

3つの小品から成っており、この曲は3曲目の「メロディ」です。

落ち着いていて奇麗なメロディは、故郷を思い懐かしんでいるような感じがしますよね。