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【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!

ロマン派のロシアを代表する偉大な作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。

『白鳥の湖』や『眠れる森の美女』などのバレエ音楽から、『ピアノ協奏曲第1番』やいくつかの交響曲など、今日まで愛され続けている名曲を多数生み出しました。

チャイコフスキーの音楽からは、色彩豊かで繊細な旋律と、華麗でドラマチックな音楽性を感じられます。

本記事ではそんなチャイコフスキーの名曲、代表曲を紹介します。

有名な曲から、あまり知られていないけど傑作と呼べる作品までピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください!

【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(151〜160)

ヴァイオリン協奏曲Pyotr Tchaikovsky

庄司紗矢香さん:チャイコフスキーヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35 2of2 / Sayaka Shoji Tchaikovsky : Violin Concerto in D major op.35
ヴァイオリン協奏曲Pyotr Tchaikovsky

とても華やかでキラキラした協奏曲です。

ニ長調なのですが、まさにニ長調らしい、煌びやかな響きを楽しむ事ができます。

ヴァイオリンの特徴をよく掴んで魅力を最大限まで引き出しています。

3楽章の超絶技巧が見どころです。

組曲『くるみ割り人形』より第7曲『葦笛の踊り』Pyotr Tchaikovsky

有名なチャイコフスキーのバレエ組曲『くるみ割り人形』の中から、軽やかな『葦笛の踊り』です。

ただしバレエとは関係ないソフトバンクのCMで使用されていることで、白い犬を見ると自然と頭の中にこの曲が流れる人も多いのでは?

トレパック(くるみ割り人形より)Pyotr Tchaikovsky

「くるみ割り人形」の中の第2幕で12曲目に入っている「登場人物たちの踊りの中」で、「トレパック」は5曲目に入っています。

軽快なテンポとちょっとインパクトのある演奏は、運動会のBGMとして人気。

どちらかというと海外では「くるみ割り人形」はクリスマスのイメージですが、日本では協奏曲ではなくて競走曲になっています。

四季”8月 収穫”Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキー:《四季~12の性格的描写~》 Op.37bisより 「8月 収穫」/川口 篤志(第46回入賞者記念コンサートC級[金賞])
四季”8月 収穫”Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキーと同じ「四季」ですが、こちらはチャイコフスキーが作曲したものです。

コリツォフの詩を元に作曲されたものであり、副題は「12の性格的描写」となっています。

副題の通り、ロシアの月ごとの特徴が見事に表現されている曲です。

くるみ割り人形Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」作品71a P.I.Tchaikovsky: The Nutcracker Suite, Op.71a
くるみ割り人形Pyotr Tchaikovsky

バレエ音楽として作られた組曲。

「花のワルツ」は誰もが聴いたことのある有名で美しいメロディーですが、そのほかにも中国の踊り、ロシアの踊り、アラビアの踊りなどさまざまな曲調を楽しめます。

おとぎ話の世界に入っていける、子どもと一緒に聴きたい名曲です。

「眠れる森の美女」ワルツ 作品66Pyotr Tchaikovsky

ペローの童話「眠れる森の美女」を題材にしたバレエ音楽。

華やかな前奏に続いて、優美な旋律がワルツのリズムに乗って登場します。

バレエでも娘たちと若者が花を手に舞い踊る華麗なシーン。

音楽だけでなく、バレエの映像と共に見るのがおすすめです。

【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(161〜170)

交響曲第2番「小ロシア」作品17Pyotr Tchaikovsky

Tchaikovsky – Symphony No. 2 in C minor, Op. 17 (Mariinsky Theatre Orchestra, Valery Gergiev)
交響曲第2番「小ロシア」作品17Pyotr Tchaikovsky

小ロシアとは歴史的には現在のウクライナを指しており、曲中に3つのウクライナ民謡がモチーフとして登場します。

1872年の初演ではバラキレフ率いる“ロシア5人組”にも絶賛されたが、後に音楽思想の変化から大幅な改定を加え、現在の形となっているそうです。