【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!
ロマン派のロシアを代表する偉大な作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。
『白鳥の湖』や『眠れる森の美女』などのバレエ音楽から、『ピアノ協奏曲第1番』やいくつかの交響曲など、今日まで愛され続けている名曲を多数生み出しました。
チャイコフスキーの音楽からは、色彩豊かで繊細な旋律と、華麗でドラマチックな音楽性を感じられます。
本記事ではそんなチャイコフスキーの名曲、代表曲を紹介します。
有名な曲から、あまり知られていないけど傑作と呼べる作品までピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください!
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【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(161〜170)
交響曲第3番 ニ長調「ポーランド」作品29Pyotr Tchaikovsky

「ポーランド」という副題は、フィナーレでポーランドの伝統的な舞曲“ポロネーズ”が用いられていることに由来するといわれています。
葬送行進曲から始まる暗さを孕んだ序奏から始まり、徐々に暗雲を払うかのような明るさが顔を出します。
最後の第5楽章では上り詰めるようなリズムを重ねた後、華やかに締めくくります。
交響曲第5番Pyotr Tchaikovsky

1888年に作曲された交響曲で、現代も演奏されることの多い人気曲。
チャイコフスキーは始めこの曲に愛着が持てなかったようですが、聴衆からの評判を受けて徐々に自信を深めていったようです。
序章から現れるドラマティックなモチーフの中に、ホルンやオーボエなどさまざまな楽器による旋律が顔を出す味わい深い一曲です。
交響曲第6番「悲愴」Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキーがコレラで亡くなる9日前に初演された作品。
4つの楽章から構成され、全体を通してレクイエム的な暗さが漂っています。
初演時、聴衆に衝撃を与えたという第4楽章では、ためらうような旋律から急激に巻き上げるような高揚感を示し、木の葉がはらりと散るように終わります。
一人で感傷に浸りたいときにおすすめの曲です。
大序曲「1812年」Pyotr Tchaikovsky

フランス軍とロシア軍の戦いを曲にしたもので、曲中には何発も空砲を鳴らします。
フランス国歌やロシア国歌が流れ、軽快なメロディと絶妙に絡み合い、その描写力の高さに脱帽してしまうような曲です。
冒頭のチェロのメロディも美しいです。
弦楽セレナード ハ長調 作品48Pyotr Tchaikovsky

敬愛するモーツァルトのセレナードを意識して作曲されたといわれる作品。
悲劇的な旋律で聴く者を強くひきつけたかと思えば、軽やかで流れるようなソナタ、優美なワルツから、荒々しい盛り上がりが次々と登場。
飽きることなく聴き入ってしまう一曲です。
イタリア奇想曲 作品45Pyotr Tchaikovsky

1880年に作曲された管弦楽曲。
チャイコフスキーは、破綻した結婚生活の傷心を癒すために訪れたイタリアで現地の文化や風土に感銘を受け、その後に生まれたのがこの作品だといわれています。
さんさんと降り注ぐ太陽の光や、おおらかさが感じられる一曲。
バレエ音楽「白鳥の湖」より「ナポリの踊り」Pyotr Tchaikovsky

「白鳥の湖」のお城でのパーティで踊られるナポリの踊りは、トランペットが活躍する1曲です。
高らかに、煌びやかに、しかし品良く気高く、のびやかな音が美しく響きます。
トランペットってこんなに清らかな音がするんだと感じられます。





