「あ」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ
「あ」から始まるボカロ曲の世界は、感情豊かな物語で彩られています。
カンザキイオリさんの重厚な作風、MIMIさんの繊細なメロディー、そしてMARETUさんの実験的なサウンドまで、個性的な音楽の花が咲き誇ります。
失恋の痛み、孤独との向き合い方、そして希望への願いが、様々なアーティストの表現を通して心に響く珠玉の作品をご紹介します。
「あ」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ(201〜220)
アザミ鉄分P

優しい愛ではなく、絶望に落とされる。
甘い雰囲気を持ちながらも、真っ黒い愛に溺れさせる、狂気的で堕落的な色気の強い歌です。
軽いラブソングで満足できず、もっと深いものを体感したいなら、この曲を聞いてゾクゾクするのも良いでしょう。
ACUTE黒うさP

三角関係を題材にした曲で、最終的に3人それぞれにとって悲しい結末が待っています。
とても人気で、書籍化もされている作品です。
その小説を読むことで人の嫉妬の怖さや欲望に溺れる怖さを知れるので、そちらもオススメ。
アイのシナリオHoneyWorks feat.あほの坂田
某アニメ「銀魂」の主人公の声真似をしている声真似師で有名なあほの坂田さんが歌っています。
普段の低い声とはがらりと変わった、まるでビジュアル系バンドのボーカルのようなカッコ良い歌い方でした。
高音も違和感なく歌いきってくれています。
曲に合わせたムービーは、輪廻転生をイメージしており、とてもかっこよいです。
アウトオブエデンKouhei
過去にはKou、おっさんPといったクリエイターネームでも親しまれていたボカロP・Kouheiさんの楽曲。
モジュレーションをかけたギターサウンドと機械的なドラムによるビートが不安定な空気感を作り出し、効果的に韻を踏んだ歌詞が楽曲にリズムと疾走感を作り出している、独特な浮遊感が楽しめるナンバーです。
間奏で突然ディレイを使った奥行きのあるピアノサウンドが入ってきて、ノイジーなギターとともに歌に戻っていく、という曲展開がリスナーを飽きさせません。
何度聴いても新しい発見があるナンバーです。
甘党グラトニーRokuba
七つの大罪の一つ「暴食」を題材にした曲だと作者のRokubaさんは言っています。
ピアノの清廉な音とIAの澄んだ歌声に魅了されてしまいます。
英語部分の発音が本格的ですね。
劇場で物語を見ているかのようなときめきを味わえます。
秋風恋歌かぐらP
大切な人との思い出を辿る、秋の悲しい失恋ソングです。
和風曲に定評のあるボカロP、かぐらPさんによる作品で、2009年に発表されました。
笛の音が鳴り響く切なげなサウンドアレンジに巡音ルカの歌声がぴたりとハマっていますね。
じんわりと心の奥底まで染み込んでくるような、泣けるボカロ曲です。
主人公とその相手はどうして離ればなれになってしまったんだろう……と、いろいろな想像がふくらんでしまいますね。
紅葉の景色を眺めながら、どうぞ。