【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】
ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。
「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!
ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。
今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!
感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。
きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(191〜200)
輪連螺旋理論アンメルツP×よみぃ

音楽の普遍的な力と時をこえる思い、その継承を壮大に描いた作品です。
アンメルツPさんとピアニストのよみぃさんが共同制作した楽曲で、2025年2月にリリースされました。
カノンのように永遠に続く生命や時間の循環、過去から未来へ紡がれていく音楽文化がテーマ。
ドラマチックな音像に、よみぃさんのピアノアレンジが深い余韻を残し、また鏡音リンレンのデュエットがメッセージ性を強く印象付けます。
音楽を愛するすべての人に、そしてボカロ文化の未来を思う人々に届けたい1曲です。
正信士Sohbana

生きる意味を探し求める心を、仏教の世界観とエレクトロポップで表現した作品です。
Sohbanaさんの楽曲で2025年2月に発表。
ミクとKAITOの歌声で、悩み多き現代人の葛藤が描き出されています。
スピーディーで小気味いいサウンドに、般若心経の読経が溶け込んだ、ユニークなナンバー。
受験生応援ソングということで、人生の岐路に立つ方、正解のない問いに向き合う方に聴いてほしい1曲です。
とりかご椿

自由と束縛の間で揺れる心情を描いた楽曲です。
椿さんが手がけた本作は2025年2月に発表されました。
ダイナミックなサウンドアレンジと美しいメロディーに乗せて、とりかごの中の鳥に例えられた主人公の内面が丁寧につむがれていきます。
評価や期待に縛られた日々から解き放たれたいという願いが、はかなく切ない歌声と共鳴。
孤独や不安を感じているときに刺さるボカロ曲だと思います。
クオリアAdeliae

「誰も聞いたこののない曲を作る」というテーマの元活動しているAdeliaeさん。
彼が手掛けた切なくもやさしい1曲が『クオリア』です。
曲中では眠れない夜に1人で思いをめぐらせる様子が描かれています。
聴く人に寄り添い背中を押すような内容なので、聴けば勇気をもらえるでしょう。
ちなみにタイトルになっていて、歌詞のあちこちに登場するクオリアとは、感覚質と呼ばれる物質のことなんですよ。
詳しく調べてみると、より曲のメッセージ性を感じられるでしょう。
人間らしく。Usagi 3

抱いた感情すべてを許せたとき、やっと自分のことが好きになれるのかもしれません。
ボカロP、Usagi 3さんによる楽曲で、2021年に発表されました。
人の本音の、そのさらに奥にある感情をにじませたような歌詞が刺さります。
言葉とは裏腹なその気持ちに共感できる方は数多いんじゃないでしょうか。
ピアノの音色をフィーチャーした、壮大なバンドサウンドにも引き込まれます。
明日を生きる勇気が欲しいときに聴いてみてください。