「か」から始まるボカロ曲
ボカロシーン、盛り上がり続けていますね!
「マジカルミライ」など例年開かれているオフラインイベントに加え、きんねんネット上では「The VOCALOID Collection」通称ボカコレが開催されるたびに大きな話題に。
若い世代のボカロファンを指す「ボカロネイティブ世代」という言葉も出来ました。
いち音楽ジャンルとして合成音声の世界が定着した、と言っても過言ではないでしょう。
さて今回これからご紹介していくのは「か」から始まるボカロ曲です!
ぜひ新しい音楽に出会っていってください!
「か」から始まるボカロ曲(181〜190)
courage戸松遥×初音ミク

アニメ『ソードアート・オンラインII』のオープニングテーマに起用された作品です。
声優としても活躍している戸松遥さんが歌った楽曲で、2014年に14枚目のシングルとしてリリースされました。
疾走感あるバンドサウンドをピアノとストリングスの音色で彩った、とてもかっこいい仕上がり。
初音ミクが歌っているカバーバージョンは透明感が際立っている印象を受けます。
原曲とは違った魅力が感じられるのではないでしょうか。
Currant春野

肌寒い季節だからなのか、不思議と孤独感を覚えてしまう秋。
その空気感にぴったりな、静かなエレクトリックチューンです。
スタイリッシュでオシャレな音楽性が支持されているボカロP、春野さんによる楽曲で2018年に公開されました。
右へ左へと揺れ動くサウンドアレンジが印象的。
ずっと聴いていられる魅力を持っています。
歌詞には少し危うげな、切ない恋心がつづられています。
「現実なんていらない、うそでもいいから隣りに居て」というメッセージ性……深いですね……。
カッティングパイ晴いちばん

洗練された音像に耳が奪われる、クリエイティブなボカロ曲です。
『ワンダールインズ』『アブセンティー』などの作者でもあるボカロP、晴いちばんさんの作品で、2023年6月に公開されました。
リズミカルでスタイリッシュなサウンドアレンジがとても気持ちいいです。
音一つひとつの輪郭がはっきりとしていて、そのサウンドアレンジを追っていくだけでも十二分に楽しめてしまいます。
鳴花ヒメの歌声も、あなたの「好き」を奪えた、という歌詞もかわいい!
カフネ有機酸

とにかくオシャレな曲です。
夕方の街をあてもなく歩く中で生まれたような歌詞で、聴いている私たちにも情景が伝わってきます。
ラップはあまり聴かない、むしろ苦手だ、という人にぜひ聴いてほしいです。
まるで苦いコーヒーをミルクでほんのり甘くしたような、優しい雰囲気。
聴いていると落ち着きます。
カレーニナ柊キライ

ダークでセクシーな雰囲気がたまらない、エレクトロニックロックナンバーです。
柊キライさんらしいダークな世界観が詰まった作品で、2023年12月にリリースされました。
虚無感や空虚さを感じさせる歌詞、v flowerのノイジーな歌声、そして壮大なサウンドが、聴く人の心を捉えて離さないんですよね。
日常から逃げ出したい、そんな気分の時に聴くのがオススメです。
カノン柊マグネタイト

この圧のある低音を上げて聴きたくなるやつですよ!
「ボカコレ2020冬」ルーキーランキング1位獲得でその名を知らしめた人気ボカロP、柊マグネタイトさんによる楽曲で、2022年に公開されました。
サビに向かってダイナミックに展開していく音像と、可不のキレある歌声がぴたりとハマった仕上がり。
いつのまにか頭を振ってノってしまうような魅力があります。
そして歌詞の言葉選びが柊マグネタイトさんらしいですよね!
意味合いと語感を両取りするセンスの良さ……素晴らしいの一言です。
可不ェイン柊マグネタイト

人気ボカロP、柊マグネタイトさんが2024年2月に発表したボカコレ2024冬参加曲『可不ェイン』はポップなメロディが印象的な、明るくアップテンポな1曲。
「可不」と「カフェイン」をかけた歌詞のかわいさに共感できる方は多いことでしょう。
忙しい日々を送る人が聴けばほっとした気分になれるかも。
元気が欲しいときや、ちょっと気持ちを盛り上げたいときにぜひ聴いてみてください!