「か」から始まるボカロ曲
ボカロシーン、盛り上がり続けていますね!
「マジカルミライ」など例年開かれているオフラインイベントに加え、きんねんネット上では「The VOCALOID Collection」通称ボカコレが開催されるたびに大きな話題に。
若い世代のボカロファンを指す「ボカロネイティブ世代」という言葉も出来ました。
いち音楽ジャンルとして合成音声の世界が定着した、と言っても過言ではないでしょう。
さて今回これからご紹介していくのは「か」から始まるボカロ曲です!
ぜひ新しい音楽に出会っていってください!
「か」から始まるボカロ曲(191〜200)
鍵の間綿飴

アグレッシブな和風ロックナンバーです。
『四季刻歌』のヒットで知名度を上げたボカロP、綿飴さんによる作品で2013年に公開されました。
大きな屋敷の奥にある開かずの間、そこにいる少女と雑用係の少年の淡い恋物語が歌詞につづられています。
曲調は疾走感にあふれていますが、内容がとにかく切ない!
でも、ルールを破ってでも何かを成しとげたいという思いは、誰しもが共感できることでしょう。
ぜひ最後まで聴いてみて欲しいボカロ曲です。
感動の再会w罪草

一度頭に入り込んでしまったら耳から離れない、怖くて怖くてでも聴きたくなるボカロ曲です。
ダークな作風で知られるボカロP、罪草さんの楽曲で2024年10月に発表されました。
重々しいエレクトロサウンドと再会をテーマにした毒々しい歌詞が印象的。
初音ミクのあどけない歌声と「ww」といったネットスラングを織り交ぜた歌詞のギャップが背筋をゾクゾクさせます。
どんな再会が待っているのか……考えるだけでもドキドキしちゃいますね。
ホラーやスプラッタ好きの方にぜひ聴いてほしい一曲です。
片時雨花撫寺

ジャズ、プログレッシブな曲調がオシャレな、洗練された雨の歌です。
『allegory』などの作者でもあるボカロP、花撫寺さんによる楽曲で、2022年にリリースされました。
イントロから変拍子が登場、もうその時点で曲の世界観に引き込まれてしまいます。
ルカの落ち着いた歌声も、そのサウンドアレンジにぴったり。
表裏一体な感情を、一方は雨でもう一方は晴れている天候『片時雨』で表現した歌詞も秀逸。
人間関係に悩んでいる方はとくに共感できるはずですよ。
かぶしきがいしゃにんげん!薄塩指数

軽快でノリノリなサウンドと、社会人なら聞きなじみ深い言葉が並ぶ歌詞が特徴的な楽曲です。
2020年に公開されました。
とくに日々の暮らしで疲れている男性にオススメ。
思わず「あるある」と言ってしまうような内容に、笑ってしまいます。
スピード感のあるメロディーが楽しく、語感も気持ちいいです。
覚えて歌えば日頃のストレス発散!
気分転換にぴったりなポップロックナンバーです。
これを機会に深く考えるのはやめましょう!
カヌレ蝶々P

papiyonや一之瀬 ユウの名義でも活動し、激しくも美しいピアノサウンドの楽曲に定評があるボカロP、蝶々Pさん。
ミニアルバム『RERISE』に収録されている『カヌレ』は、ピアノで始まるオープニングからロックサウンドに進行していくアレンジがエモーショナルですよね。
大きな音程の跳躍もなく、全体的にゆったりしたメロディーのためカラオケでボカロ楽曲を歌いたい方にオススメですよ。
どうしてもキーが合わない方は、サビの音程に合わせて設定すると歌いやすくなるので、試してみてはいかがでしょうか。
「か」から始まるボカロ曲(201〜210)
開票速報読谷あかね

恋愛の駆け引きを選挙に例えたユーモラスなラブソングです!
映像制作やイラストも自身で手がけているマルチクリエイター、読谷あかねさんによる楽曲で、2023年6月に発表されました。
いろんな人からアプローチされている主人公。
その気持ちを描き出した歌詞は、読むだけでもおもしろいです。
スピード感と浮遊感が同時に押し寄せてくる曲調も魅力。
テトのやわらかい歌声も聴き心地がいいんですよね。
同日公開された『ABテスト』も合わせてどうぞ!
仮死化遼遼

ボカロP、遼遼さんが2023年にリリースした作品『仮死化』は、さまざまな感情を味わいながら聴けるボカロ曲です。
とくに「音楽に救われた経験がある」という方が聴けば、共感できる曲じゃないでしょうか。
日常を送る中で抱く不安や悲しみも歌にしてしまおう、というメッセージが胸に響きます。
ミクの透明感ある歌声がまた、ステキなんですよね。
ぜひ『仮死化』を聴いて、ボカロ曲が、音楽が届けてくれる感動を体験してみてください。





