「か」から始まるボカロ曲
ボカロシーン、盛り上がり続けていますね!
「マジカルミライ」など例年開かれているオフラインイベントに加え、きんねんネット上では「The VOCALOID Collection」通称ボカコレが開催されるたびに大きな話題に。
若い世代のボカロファンを指す「ボカロネイティブ世代」という言葉も出来ました。
いち音楽ジャンルとして合成音声の世界が定着した、と言っても過言ではないでしょう。
さて今回これからご紹介していくのは「か」から始まるボカロ曲です!
ぜひ新しい音楽に出会っていってください!
「か」から始まるボカロ曲(201〜210)
カレンの清掃香椎モイミ

ドラマチックなピアノサウンドから壮大な世界観が見えてくる作品です。
『キャットラビング』の大ヒットでも知られる人気ボカロP、香椎モイミさんの楽曲で、2023年にリリースされました。
自分の中にある「必要ないもの」を捨てられない主人公。
その切実な思いが歌詞に詰め込まれていて、こちらまで身につまされます。
また後半にかけて音がノイジーに変化するアレンジからも、曲の世界観が感じ取れます。
「彼女に何があったんだろう」と思いをはせずにはいられません。
カンタレラ黒うさP

ボカロシーンの中でゴシックな世界観の曲って昔から現在にいたるまで、ずっと人気がありますよね!
「ボカロといえば」とも言える人気曲『千本桜』の生みの親でもある、黒うさPさんが手がけた楽曲で、2008年2月に公開。
もとは黒うさPさん在籍の同人サークルWhiteFlameの曲で、ここでご紹介しているのはつまり、ボカロによるセルフカバーアレンジ版。
ドラマチックなサウンドと大人っぽいボーカルワークがマッチした、物語性の強い作品です。
KAITOの色気のある歌声がステキなんですよね!
カミサマネジマキkemu
テンポが速くかっこいい曲調、そして歌詞の物語性に定評があるのがkemuさんの楽曲です。
この『カミサマネジマキ』という曲は今までkemuさんが作った曲のすべての世界観がリンクしているので、他の曲を知っているとより楽しめると思います。
カメレオンからっP

誰にでも経験のありそうな、人に合わせてしまう自分にことをカメレオンに例えた曲です。
好きなものを隠し続けて合わせていたら、自分がわからなくなっていた……共感できる方は多いでしょう。
心からあふれ出したかのような思いが伝わってきます。
神様の散歩道くるりんご

くるりんごPは今は音楽活動を引退した方ですが、独特の世界観と語彙力、リズム感には根強いファンがいます。
この「神様の散歩道」はお盆を題材としたノスタルジックな曲です。
懐かしさに胸が一杯になり、切ない気持ちになります。
昔のことを思い出しながら聴いてください。
片思いで終わらせないキジバト
怪しげな出だしからは想像できないほどに、爽やかに展開していくことに驚かされる片思いボカロ曲です。
MV中に片思いをしているような少し照れた初音ミクの絵がたくさん出てくるのがとてもかわいらしく、片思いしている時のウキウキ感が伝わってくる楽曲です。
カウントダウンシグナルP

冬を思わせるイントロで、寒い時期にピッタリのこの曲。
聴きやすい声なので、ボカロをあまり聴かない方でも安心して聴けます。
タイトルの『カウントダウン』とは何のカウントダウンか、考えながら聴いてみると楽しいでしょう。
キャッチーなメロディなのもポイント。
クセになるので、何回も聴きたくなる曲です。
一人ひとりの中にあるいろんな側面を感じられる不思議な曲でもあります。