切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち
今回は心に突き刺さる、切ないボカロの楽曲をまとめてご紹介します。
恋愛系、孤独感に寄り添ってくれるもの、感動的な作品など、たくさんのジャンルからピックアップしていますので探せばきっと、あなたの心に寄り添う1曲が見つかるはずです。
思いっきり泣きたい方、悩んでいることにしっかりと向き合いたい方にオススメな曲ばかりです。
それぞれの曲に宿るストーリーもじっくり噛み締めながら、ぜひチェックしてみてくださいね。
切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(141〜150)
逃避行記雪見

幻想的にも感じられる、奥行きのあるロックサウンドにひかれます。
歌い手として活動している雪見さんによる楽曲で、2024年2月にリリースされました。
今いる場所から逃げ出したい、大切な人に連れていってほしいと願う歌詞とミクのはかなげな歌声が印象的。
ただ悲壮感のただよう作品ではなく、とくに終わりには希望と開放感が伝わってきます。
「自分の殻を破りたい」「新しい道へ進んでいく勇気が欲しい」そういうときにぴったりだと思います。
真面目だけ。青谷

ふだん悪ぶったり、だらしなかったりする人がちょっと良いことをすると周りからたくさん褒められる……その光景に一石投じているのが、この作品。
ボカロP、青谷さんによる楽曲で、2023年3月にリリースされました。
ポップでかわいらしい雰囲気の曲なんですがその実、メッセージ性に重さがあります。
自分は真面目に生きてきたはずなのに、あの人はそうじゃなかったはずなのに、評価が全然違う….そういう状況に怒りを感じたことがあるなら、絶対に刺さりますよ。
ロンリーユニバースAqu3ra

Aqu3raさんのボカロオリジナル曲3作目となる『ロンリーユニバース』。
モダンな要素を多く取り入れたフューチャーベースサウンドは、特に若い年齢層から人気を得ています。
さまざまな音色を使っているため、鮮やかに感じられるその曲調。
まるで水面の中で聴いているような感覚です。
切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(151〜160)
こわれものkyiku

切ない歌詞と繊細なメロディーが心に染み入る楽曲です。
Kyikuさんの2024年2月の作品で、壊れてなくなるからこそ、物事の大切さに気づける、というメッセージが込められています。
洗練された音像も印象的で、裏命とカゼヒキによるボーカルが感情をさらに際立たせ、ピアノやストリングスの音色がクラシカルな雰囲気を醸し出しています。
失ったものの価値を再認識したい時、あるいは心に静かな感動を求める人にぴったりの1曲です。
病名は愛だったNeru & z’5

『脱法ロック』や『ロストワンの号哭』の作者としても知られているボカロP、Neruさんの作品で2017年に公開。
スタイリッシュな電子音で形作られたエレクトリックミュージックで、聴き心地はばつぐん。
歌詞には人間の真理に肉薄するようなメッセージ性が詰め込まれています。
本当に胸に刺さる名曲です。
アルバム『CYNICISM』に収録されているので、気になるかたはぜひご購入を。
ちなみにz’5はNeruさんの別名義です。
アヤノの幸福倫理じん

じんさんの16作目のボカロオリジナル曲『アヤノの幸福理論』。
VOCALOID伝説入りを果たしている名曲で、その人気っぷりは投稿されてわずか数分で1万再生を超えたほど。
家族をテーマとしたこの曲は、本当の幸せとは何か?を考えさせられる曲です。
あなたの幸せを思いながら聴いてみてください。
さらば名も無き日々よゆくえわっと

かけがえのない時間を一緒に過ごした人との思い出を歌う『さらば名も無き日々よ』。
物語性のある楽曲をリスナーに届けるボカロPのゆくえわっとさんが2022年に制作しました。
愛する人と手を取り合ったり、笑いあった日々の様子を描いており、やりきれない心の本音を歌っています。
健音テイと暗鳴ニュイによる、はかなくも美しい歌声からも切ない心情が伝わるでしょう。
和風のアレンジが生かされたサウンドが心に響くポップソングです。
懐かしくも新しい雰囲気を持つサウンドを体験してみてはいかがでしょうか。