切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち
今回は心に突き刺さる、切ないボカロの楽曲をまとめてご紹介します。
恋愛系、孤独感に寄り添ってくれるもの、感動的な作品など、たくさんのジャンルからピックアップしていますので探せばきっと、あなたの心に寄り添う1曲が見つかるはずです。
思いっきり泣きたい方、悩んでいることにしっかりと向き合いたい方にオススメな曲ばかりです。
それぞれの曲に宿るストーリーもじっくり噛み締めながら、ぜひチェックしてみてくださいね。
切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(181〜190)
ジャガーノート夏代孝明

音楽活動のかたわらファッションブランドを立ち上げるなど、幅広い分野で活躍しているボカロP、夏代孝明さんの楽曲です。
2019年に公開され話題になり、今では彼の代表曲に。
さまざまなことを経験し、成長してきた自分自身の内側をさらけ出す歌詞が、切なく熱いです。
サビの疾走感も素晴らしく、リピート必至。
そういうギターロックが好きな方はぜひとも聴いてみてください。
ちなみに動画は夏代孝明本人が歌っているバージョン。
切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(191〜200)
蕾丝花边楽園市街

病室での切ないワンシーンが描き出された、胸がぎゅっと締め付けられるバラードナンバーです。
『ロヒプノール』『グロリア』などの人気のボカロP、楽園市街さんの楽曲で、2020年に公開されました。
サビの、美しいシンセの音色とノイジーなリズムパートの対比が、曲の世界観をより深いものにしています。
この独特な感性が楽園市街さんらしいですね。
そして歌詞につづられている、大切な人と過ごす最後の時間。
自分なら相手になんて声をかけるか……いろいろなことを考えてしまう、胸に来るボカロ曲です。
青い梅雨翠蓮

リバーブのかかったストリングスの音色が印象的な、ノスタルジーなボカロ曲です。
ボカロP翠蓮さんによる楽曲で、2021年に公開されました。
タイトル通り、梅雨の季節を題材にしたこの曲、サウンドだけでも雨降る街の景色が見えてくるような気がします。
要所にはさまるギターフレーズがまた良い味を出しているんですよね。
1人でいることに寂しさを感じたときにオススメ。
耳に心地いいコーラスワークにもぜひ注目しながら、聴いてみてください。
邦ロックを聴かないあの子はいつも愛を歌うはるな。

ロック好きや音楽好きの方に聴いてほしいのが『邦ロックを聴かないあの子はいつも愛を歌う』です。
こちらは、はるなさんが歌愛ユキを使って手がけた、疾走感あふれるロックソング。
歌詞はロックを聴かない人物との恋愛、そして別れを曲にしようとする主人公を描く内容に仕上がっています。
どんなにすてきな曲を作っても愛する人に聴いてもらえないという、切ないシチュエーションに胸をつかまれるでしょう。
やや低めに調整している声からも、切なさを感じられます。
幽霊でよかった40mP

愛する人を永遠に見守り続ける、切なくも温かな思いを紡いだボカロ曲です。
40mPさんによる楽曲で、2024年2月にリリースされました。
爽やかなサウンドと、幽霊になった主人公の視点で綴られる歌詞、その対比が印象的。
生前に伝えられなかった「好き」という気持ちを、今なお伝えたい、というその思いに胸が打たれます。
幽霊だからこそできる、最前列からの見守りと応援。
大切な人への変わらぬ愛情が感じられる1曲です。
remainsねじ式

ねじ式さんの『remains』は、2024年11月に発表されました。
「THE VOC@LOiD M@STER57」で頒布されたアルバム『ITSUKA RECORDS Compilation Album Vol.2』に収録。
わたあめ工場の周年公演「Corcocoru」への提供曲として制作されました。
住む世界が違う2人がお互いを求め合う……そんな様子が描かれた、切なさに胸がぎゅっと締め付けられるナンバーです。
ぜひともストーリーに思いをはせながら聴いてみてください。
フィクションブルーAyase

普段VOCALOIDを聴かないリスナーにもオススメの、ポップ道を突っ走っている、初音ミクの1曲。
アーティストのAyaseさんは『ラストリゾート』などでも人気を博している名ボカロPです。
この曲の題名『フィクションブルー』の「青」には若さや、幼さが込められているとも感じられます。
美しい恋愛と終えん、でも、今でも僕の思いはあの時のまま……的な歌詞には心底泣けます。
「秘密の場所で待ち合わせしよう」という風な表現は、失恋の沈んだ心には刺さりすぎます!