切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち
今回は心に突き刺さる、切ないボカロの楽曲をまとめてご紹介します。
恋愛系、孤独感に寄り添ってくれるもの、感動的な作品など、たくさんのジャンルからピックアップしていますので探せばきっと、あなたの心に寄り添う1曲が見つかるはずです。
思いっきり泣きたい方、悩んでいることにしっかりと向き合いたい方にオススメな曲ばかりです。
それぞれの曲に宿るストーリーもじっくり噛み締めながら、ぜひチェックしてみてくださいね。
切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(211〜220)
Dear19’s Sound Factory

ポップで爽快なギターサウンドに載せて、初音ミクが大切な人と別れてしまった女の子の心情を歌っています。
静かなサビから段々盛り上がっていく展開が熱いです。
セルフアレンジバージョンもオススメですよ。
2008年に公開されました。
チョコレートミルクあぷえら

初音ミクの歌声が存分に発揮された1曲。
「別れてしまうとこの部屋から君がいなくなる」というテーマは恋愛ソングの定番、でもその定番の世界を単なる物語で終わらせないのがアーティスト・あぷえらさんの腕。
失恋の何とも言えない疲労と物悲しさ、それをチョコレートミルクに託した詩心の深さが素晴らしいです。
思い入れ深いものとなること間違いなし。
機会があればカフェなんかで1人の時間を楽しみつつ、じっくりと鑑賞してみてはどうでしょうか!
オプティミストイマニシ

自分自身に対する諦めを歌う、悲しいピアノロックナンバーです。
ボカロP、イマニシさんのデビュー曲にしてヒットソングで、2021年に公開。
「センスの塊」と言いたくなるほど中毒性の高い3拍子曲です。
メロディー、そして歌詞は聴いていて、主人公の考えていることがつらつらと、とめどなくあふれ出ているかのような印象を受けます。
「おかしいのはわかっているけど、私はこれしかできない」そういう気分になったことのある方、多いのではないでしょうか。
君の体温クワガタP

ギターサウンドを主としたロック曲を発表しているクワガタPさんによる楽曲です。
ピアノとギターによる疾走感のあるサウンドと、エモーショナルなメロディーが印象的なロックナンバー。
忘れられない「君」を思う切ない歌詞は必読です。
邦ロックを聴かないあの子はいつも愛を歌うはるな。

ロック好きや音楽好きの方に聴いてほしいのが『邦ロックを聴かないあの子はいつも愛を歌う』です。
こちらは、はるなさんが歌愛ユキを使って手がけた、疾走感あふれるロックソング。
歌詞はロックを聴かない人物との恋愛、そして別れを曲にしようとする主人公を描く内容に仕上がっています。
どんなにすてきな曲を作っても愛する人に聴いてもらえないという、切ないシチュエーションに胸をつかまれるでしょう。
やや低めに調整している声からも、切なさを感じられます。
幽霊でよかった40mP

愛する人を永遠に見守り続ける、切なくも温かな思いを紡いだボカロ曲です。
40mPさんによる楽曲で、2024年2月にリリースされました。
爽やかなサウンドと、幽霊になった主人公の視点で綴られる歌詞、その対比が印象的。
生前に伝えられなかった「好き」という気持ちを、今なお伝えたい、というその思いに胸が打たれます。
幽霊だからこそできる、最前列からの見守りと応援。
大切な人への変わらぬ愛情が感じられる1曲です。
オニノコnecchi

necchiさんによる2025年4月に発売された作品は、エレクトロニカとポップスを織り交ぜた独創的なサウンドが特徴。
ゲームミュージックをルーツに持つnecchiさんらしい、変幻自在な音の変化が楽しめます。
また、孤独と寂しさをたたえた歌詞のストーリー性と無來の透明感のある歌声の調和も見事。
鬼の子の先について考えられずにはいられなくなります。





