切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち
今回は心に突き刺さる、切ないボカロの楽曲をまとめてご紹介します。
恋愛系、孤独感に寄り添ってくれるもの、感動的な作品など、たくさんのジャンルからピックアップしていますので探せばきっと、あなたの心に寄り添う1曲が見つかるはずです。
思いっきり泣きたい方、悩んでいることにしっかりと向き合いたい方にオススメな曲ばかりです。
それぞれの曲に宿るストーリーもじっくり噛み締めながら、ぜひチェックしてみてくださいね。
切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(211〜220)
オールドラジオうらら(マカーP)ぴーひゃらP

うららさん(マカーP)、ぴーひゃらPさんによるコラボレーションの『オールドラジオ』。
機械がなくなった、ずっと未来の話をテーマにしたこの曲は、曲中に機械を感じさせる表現がいくつも組み込まれています。
ピアノやストリングスによるきれいな伴奏とVOCALOIDのKAITOによる甘い声が切なさを引き立たせています。
たしかな春だったごめんなさいが言えなくて

春の情景を切なく描いた、心に染み入る4つ打ち曲です。
ごめんなさいが言えなくてさんによって2023年3月に公開されました。
桜の花びらに例えられた、いつかは消えゆく恋心。
そんな儚い思いが繊細に表現されています。
軽やかなリズムと相まって、胸が締め付けられるような感覚を覚えるんです。
本作を聴けば、あなたの心に眠る大切な記憶が優しくよみがえるかもしれません。
夢みることりはややP

初音ミクと鏡音リンの和風デュエットソング。
それぞれのパートがユニゾンしたり分かれたり、かけ合うようにタイミングがずれていたりして、カラオケなどで歌うには難易度の高い楽曲です。
歌詞は比喩表現がちりばめられていて非常に幻想的です。
切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(221〜230)
まちのこひとりゆくえわっと

孤独感や内省的な思考を歌う、心に染み入るボカロ曲です。
ゆくえわっとさんの楽曲で、2024年2月に公開されました。
自分だけの世界に没入し、夢や想像力を友とする様子が描かれています。
周囲とは異なる独自の視点や感覚を持つことの美しさと複雑さが表現されているんですよね。
ゆくえわっとさんの多彩な音楽世界観の中でも際立つ1曲です。
オプティミストイマニシ

自分自身に対する諦めを歌う、悲しいピアノロックナンバーです。
ボカロP、イマニシさんのデビュー曲にしてヒットソングで、2021年に公開。
「センスの塊」と言いたくなるほど中毒性の高い3拍子曲です。
メロディー、そして歌詞は聴いていて、主人公の考えていることがつらつらと、とめどなくあふれ出ているかのような印象を受けます。
「おかしいのはわかっているけど、私はこれしかできない」そういう気分になったことのある方、多いのではないでしょうか。
君の体温クワガタP

ギターサウンドを主としたロック曲を発表しているクワガタPさんによる楽曲です。
ピアノとギターによる疾走感のあるサウンドと、エモーショナルなメロディーが印象的なロックナンバー。
忘れられない「君」を思う切ない歌詞は必読です。
逃避行ツカダタカシゲ

消え入りそうなほどにはかない、R&Bなボカロ曲です。
有名アーティストへの楽曲提供など、プロの作曲家としても活躍しているボカロP、ツカダタカシゲさんによる作品で、2020年に公開されました。
ピアノとストリングスの音色が美しく響く透明感のあるバラードナンバーです。
初音ミクの落ち着いた歌声が映えるサウンドアレンジですね。
もう会えない、忘れられない大切な人のことを思う主人公。
その心情が歌詞の言葉一つ一つ、また行間から伝わってきて、涙腺が緩みます。