切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち
今回は心に突き刺さる、切ないボカロの楽曲をまとめてご紹介します。
恋愛系、孤独感に寄り添ってくれるもの、感動的な作品など、たくさんのジャンルからピックアップしていますので探せばきっと、あなたの心に寄り添う1曲が見つかるはずです。
思いっきり泣きたい方、悩んでいることにしっかりと向き合いたい方にオススメな曲ばかりです。
それぞれの曲に宿るストーリーもじっくり噛み締めながら、ぜひチェックしてみてくださいね。
切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(251〜260)
little bunny低所得P

VOCALOIDの世界を忘れて聴き入ってしまう1曲。
この曲をカバーして歌いたい女性シンガーはたくさんいるのではないかと思います。
「幼い頃には理解できなかった言葉の意味を考えている」風の歌詞の舞台は夜の歩道橋で、なんだか泣けてきます……。
心が弱っているときは歩道橋とかビルの屋上が特別な場所に思えるものです。
神々しいまでの歌唱、切な心が一貫している音作りは、何度でも聴きたくなる仕上がり。
泣きたいときにはぜひ聴いてみてください!
ちなみにアーティスト低所得Pは切ないロック系の楽曲にも定評があります。
先生、いいですか。雨曇

ささくれだった心がそのまま歌詞に落とし込まれた、感受性の高い作品です。
『XXXXXX』『星追い』などの楽曲でも知られているボカロP、雨曇さんによる楽曲で2022年にリリース。
ボカコレ2022春への参加作品です。
ゆったりとしたテンポのバンド調な作品で、ローファイなサウンドメイクが印象的。
ゆるい音像なのに聴いていて気持ちがざわめきます。
言葉尻の上がる歌い方やリリックの世界観も、そうなってしまう理由でしょう。
君と息をしたQ’nel

愛する人との別れを前にしたときの、やりきれない感情を描いた『君と息をした』。
青春や恋愛をテーマにした楽曲をボカロPのQ’nelさんが2022年に制作しました。
なにげない話をしたり、手を取り合う恋人同士の関係が描かれており、今はもう居なくなってしまった現実の寂しさを歌っています。
ゆったりとしたビートにのせて歌う、アンニュイな可不の歌声からも心の動きが伝わるでしょう。
確かに同じときに同じ場所で、大切な人と過ごしたことを歌うボカロ曲です。
ローレンスの花束NAO

ただただ過ぎていく時間の中、どうにかして救われたいと願い、歌う、心が苦しくなるボカロ曲です。
ボカロP、naoさんによる楽曲で2020年に公開されました。
どこかゴシックな雰囲気がただよう、少しダークな曲調と世界観、好きな方は多いはず。
詩集の一片を書き出したとも思える、はかなくて美しい歌詞の言葉選びも秀逸です。
「自分にとってのローレンスは誰か」そんなことを考えてしまいますね。
孤独感に襲われたときに聴くと泣けます。
イタアサイウミ

アサイウミさんの7作目となるボカロオリジナル曲『イタ』は跳ねるような軽快なリズムと独特な切ない世界観で視聴者を包み込みます。
特にピアノパートのアレンジで独特な音階を使っており、ピアノとギターとの兼ね合いが素晴らしい曲です。
その鮮やかなアレンジは透き通っているかのよう。
はなぐすり電ポルP

このローファイなサウンドはヘッドホン、イヤホンで聴くのがオススメ。
koyori名義でも知られているボカロP、電ポルPさんによる楽曲で、2021年に公開されました。
チルな雰囲気を持った音像に揺れるような可不の歌声がマッチして、これぞ電ポルPさんワールドと言いたくなるような世界観が構築されています。
意外、と言うと変かもしれませんが、よく聴くとギターがけっこう激しいんですよね。
そこにエモさが詰まっている気がします。
歌詞の言葉、一つひとつを味わいながら聴いてみてください。
夢で逢いましょうPolyphonicBranch

VOCALOIDは機械であるため、どうしても声に機械っぽさが出てしまうものです。
しかしこの曲のミクの歌声はとても自然な響きをしていて、特に出だしは人間が歌っていると言われても信じてしまいそうになるほどです。





