切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち
今回は心に突き刺さる、切ないボカロの楽曲をまとめてご紹介します。
恋愛系、孤独感に寄り添ってくれるもの、感動的な作品など、たくさんのジャンルからピックアップしていますので探せばきっと、あなたの心に寄り添う1曲が見つかるはずです。
思いっきり泣きたい方、悩んでいることにしっかりと向き合いたい方にオススメな曲ばかりです。
それぞれの曲に宿るストーリーもじっくり噛み締めながら、ぜひチェックしてみてくださいね。
切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(251〜260)
一輪の詩Project Lumina

胸に抱える思いを言葉にした、真っすぐなメッセージが心に響く『一輪の詩』。
ボカロPのProject Luminaさんが2022年に制作しており、ボカロの祭典「ボカコレ2022秋」で注目を集めました。
さまざまな感情をつむぐ様子を花にたとえて表現する歌詞が印象的ですね。
夢や目標に向かって努力する人の心を優しくつつみこむようなメッセージが歌われています。
幻想的な雰囲気を持つバンドサウンドとともに、華やかな星界の歌声が響くボカロ曲です。
生きる希望や勇気を与えてくれる言葉に耳を傾けてみてください。
メリーバッドZYYG

2015年6月6日投稿のジグさんの17作目となるボカロオリジナル曲の『メリーバッド』。
ピアノとドラムとベースで主に構成されたこの曲は、淡々と刻むリズムと透明感のあるピアノの美しいフレーズがキャッチー。
メロディーラインとうまく混ざり合っています。
何度も聴き返したくなります。
文学者の恋文doriko

バラードの神とまで呼ばれたdorikoさんが2014年に発表した曲です。
dorikoさんはヒット作を多数生み出しているので、彼のことをよく知らないという人でも、1曲は聴いたことがあるのではないでしょうか。
アルバム『Nostalgia』に収録されています。
窓辺のモノローグhigma

ぜひともイヤホン、ヘッドホンで聴いてみてください。
ボカロP、higmaさんによる作品で、2020年に公開。
もともとはバーチャルシンガーyosumiさんへの提供曲で、こちらはそのセルフカバーバージョンです。
浮遊感のあるチルアウトなサウンドが鼓膜を小気味よく揺らしてくれて、とても気持ちいいです。
ですが、歌詞につづられている孤独感、これにやられてしまいます。
1人きりの夜を過ごす寂しさって、嫌なのに、なぜか心地いいですよね……。
予想できない曲展開も魅力も、味わい深いボカロ曲です。
ローレンスの花束NAO

ただただ過ぎていく時間の中、どうにかして救われたいと願い、歌う、心が苦しくなるボカロ曲です。
ボカロP、naoさんによる楽曲で2020年に公開されました。
どこかゴシックな雰囲気がただよう、少しダークな曲調と世界観、好きな方は多いはず。
詩集の一片を書き出したとも思える、はかなくて美しい歌詞の言葉選びも秀逸です。
「自分にとってのローレンスは誰か」そんなことを考えてしまいますね。
孤独感に襲われたときに聴くと泣けます。
カーニバルotetsu

作詞作曲を手がけたのは、中毒性のあるメロディーが特徴のotetsuさん。
タイトルは「カーニバル=お祭り」と「カニバル=人食い人種」をかけてあります。
クセになるサウンドと孤独と狂気に満ちた歌詞が印象的な楽曲です。
君は悪くないΔ

詩人が書いたかのような深い内面の世界。
偽物、ごまかす、罪悪などの言葉を重苦しくないライトなサウンドで包み込んだ1曲です。
この曲の、キーワードにして中心モチーフ「自分のものにならない自分」はちょっと不思議な禅問答的な世界。
悲しさを通り越した複雑な感情を可視化させた歌詞に引き込まれる方も多いのでは。
ボカロPのΔさんは2018年にデビューした、まだ底の知れてないボカロPです。
こんな心に刺さる歌詞を書く腕前、他の曲も気になりますね!