【最新・定番】ロックなボカロ曲特集【VOCAROCK】
ボカロシーンにはさまざまな造語があるのですが、その中でボカロのロック曲は「VOCAROCK」と表記されます。
今回この記事では、VOCAROCKの人気曲をまとめてみました。
定番のものから新しめなものまで、多角的に集めてあります。
なので「ロック好きにもボカロ好きにも刺さる内容」だと断言します!
これを最後までチェックすれば、ボカロのロック史が見えてくるかもしれません。
ぜひともあなたのお気に入りの1曲を探してみてくださいね!
【最新・定番】ロックなボカロ曲特集【VOCAROCK】(351〜360)
成長痛カンザキイオリ

カンザキイオリさんが紡ぐ、ロックサウンドに乗せた赤裸々な感情の吐露。
2024年10月に発表されたこの楽曲は、人間関係の葛藤や自己矛盾を鋭く描き出しています。
ミディアムテンポの曲調に乗せて、なりふり構わず思いをぶつける歌詞が印象的。
SNSの裏側にある感情や、他者への依存心など、現代社会の影の部分に触れていくんです。
梵そよぎのどこか艶っぽい歌声も魅力のひとつ。
自己と他者の距離感に悩む方の心に、きっと響くはず。
人間関係に疲れたときに聴くと、共感できる1曲かもしれません。
ファムファタルケダルイ

アコースティックギターのスラップフレーズがかっこいい、スマートなロックチューンです。
ボカロP、ケダルイさんによる楽曲で2021年に公開されました。
ウォーキングベースがあったりホーンセクションを取り入れていたり、ケダルイさんの音楽的センスがきらり。
そのオシャレな音像のとりこになってしまいます。
また、要所で重い音が登場するのもいいんですよね!
歌詞に描かれたダークな世界観を、そこでも表現しているよう感じられます。
レクの空走コウ

ドラムロールから入るイントロが印象的な、この曲。
ボカロバンド、Diaraysのメンバーとしても知られているコウさんの作品で2019年に公開されました。
これぞギターロック!と言いたくなるような、疾走感や曲展開、サビの開放感が素晴らしい楽曲です。
それを支えるドラムフレーズ、ずしりと重いベースもかっこいい!
そしてどんなことがあっても前に進むんだ、という強い意志が感じられる歌詞が心に刺さります。
格闘ゲームのイベント『仙撃2019』へのテーマソング起用が話題に。
おろかものランドシシド

社会風刺がぎゅっと詰まった、中毒性の高い楽曲です。
シシドさんが手がけたナンバーで、2024年9月に発表されました。
音街ウナの8周年を記念した楽曲コンテストで最優秀賞に輝いた作品なんです。
軽快なメロディとは裏腹に、現代社会の自己中心的な行動を痛烈に批判する歌詞が特徴的。
キレのあるサウンドとウナの軽やかな歌声の調和も見事です。
若い世代にこそ響くであろう、中毒性ばつぐんの楽曲。
聴けば聴くほど、社会への皮肉が沁みわたります。
思わず口ずさんでしまいそうな、カラオケでも盛り上がる一曲ですよ!
ムジカルマジカルシンドロームタケノコ少年

多彩な作風を持ち、2015年のデビュー以来多くの作品を生み出してきたボカロP・タケノコ少年さんの65作目となる楽曲。
サビ始まりで一気に盛り上げる構成と、耳に残るギターのカッティングを中心に進行していく曲調がテンションを上げてくれるロックナンバーです。
キャッチーなメロディーと裏打ちの軽快なリズムによる爽快感のあるサビの後、突然曲調が変わるなど、タケノコ少年さんらしいアレンジが聴きどころ。
ぜひとも最後まで!
トラッシュルールノイ

緊張感のあるサウンドに引き込まれます。
『パラストライア』『ロンリーグレイ』の作者としても知られているボカロP、ノイさんの楽曲で、2023年にリリース。
ボカコレ2023春のTOP100ランキングへの参加曲でした。
輪郭のはっきりとした音像が、スタイリッシュかつ流麗。
スピード感のある展開や、ミクのハイトーンボイスも魅力的です。
闘志が目に見えるような歌詞の世界観も曲調とよく合っています。
それこそ、大切な試合の前なんかに聴けば集中力が上がりそうです。
カナリヤイエローユジー

『カナリヤイエロー』ユはジーさんによる2023年12月リリースの作品で、鏡音リンの透明感のある歌声が魅力的。
鏡音リンレンのアニバーサリーソングとして書き下ろされました。
ポップな曲調の中に、未来への不安や自己実現への願望が織り込まれています。
矛盾や葛藤に立ち向かう感情の動きも丁寧に描かれていて、聴く人の心に染み渡ります。
若い世代の方ならとくに共感できる内容かもしれません。
気分を上げたいとき、自分と向き合いたいときにオススメの1曲です。





