秋にオススメの洋楽~人気のオータムソング・隠れた名曲~【2025】
降り注ぐ日差しが少しずつ柔らかな光へと変化して、夜には涼し気な風を感じる瞬間、秋が来たのだなと実感しますよね。
秋といえば芸術の秋、ということで今まで聴いたことがなかった音楽ジャンルを知る良い機会でもあります。
そこで今回の記事では、そのものずばりな往年の人気オータムソングを中心として、どこか物悲し気な秋という季節にオススメの洋楽をご紹介。
ロックやポップス、ソウルなどジャンル問わず、有名なあの曲から近年の人気曲、あまり知られていない隠れた名曲までを厳選したラインアップでお届けします!
秋にオススメの洋楽~人気のオータムソング・隠れた名曲~【2025】(61〜70)
The Autumn StoneThe Small Faces

60年代英国ロック、とくにモッズ・シーンを愛する人であれば、誰もが知っているビッグネームがスモール・フェイセスです。
カリスマ的な存在感とR&B由来による迫力の歌唱力を持ち、後にハンブル・パイとしても活躍しながらも不幸な事故で44歳の若さで亡くなってしまった伝説的なフロントマン、スティーヴ・マリオットさんを擁するスモール・フェイセスを崇拝するミュージシャンは多く、代表的な存在があのポール・ウェラーさんですね。
そんなスモール・フェイセスが1969年に発表したコンピレーション盤のタイトルにもなっているこちらの『The Autumn Stone』は、彼らの「静」の面を象徴するような物悲しくも美しいアコースティック・バラードです。
しっとりと歌い上げるマリオットさんの歌声とメロディはもちろん、曲の中盤に鳴り響くいかにも60年代的な笛の音色も良い味を出していますよね。
秋の夜長にぴったりの楽曲ではありますが、実は歌詞を読むとタイトルの「The Autumn Stone」は登場せず、春の幕開けを予感させるような文言はある、というのがおもしろい。
イギリス人らしいアイロニーなのか、それともまた違った意味が込められているのか……いろいろと想像してみるのも楽しいですよ。
SavantViVii

スウェーデンのエミールとキャロライン・ジョンソン、アンダース・エッケボーンからなるドリームポップトリオ、ViVii。
ドリーム・ポップというジャンルに恥じない、ドリーミーなサウンドで、静かな秋の夜に聴きたくなるようなサウンド。
歌詞の内容は「夢を叶えたいという」願いを歌った歌で、誰もが感じているような願いが込められています。
AutumnPaolo Nutini

敬愛する祖父に対して歌ったと思われる歌詞に漂う大人びた詩情と、10代の少年らしいイノセンスをそのまま表現したようなピアノの響きに導かれ、深みのあるソウルフルな歌声が聴く人の身も心も包み込む名曲です。
スコットランドはペイズリー出身のシンガーソングライター、パオロ・ヌティーニさんが2006年にリリースした、デビュー作にして大ヒット・アルバム『These Streets』に収録されております。
この作品を作り上げた当時のパオロさんの年齢は、何と19歳!
ブルーアイド・ソウルを愛する方々で彼の存在を知らないという方々であれば、ぜひチェックしてほしい存在ですね。
Anywhere Away from HereRag’n’Bone Man & P!nk

遅咲きの武骨なシンガー・Rag’n’Bone Manさんとアメリカのシンガーソングライター・P!NKさんのコラボレーション楽曲が『Anywhere Away from Here』です。
2021年にリリースされたRag’n’Bone Manさんのアルバム『Life by Misadventure』に収録され、全英アルバムチャートで第1位を獲得しています。
ピアノを主体としたサウンドと怖いもの知らずだったころを思い出す歌詞が切なく、感傷的になりやすい秋の季節にもオススメなんですよね。
My BelovedThe Banner Days

冒頭のマイナーコードのアルペジオが印象的な、二人組のデュオ「The Banner Days」の一曲です。
男女のハーモニーがおもしろく、彼らのアイデンティティの一つになっています。
アコースティック楽器の織りなすアンサンブルも相まって、楽曲の持つ力強い世界観、そしてそのメッセージ性も強く感じ取れる一曲です。
Autumn LeavesEd Sheeran

物悲し気なアコースティック・ギターで奏でられるアルペジオの響きと、かみしめるように歌い上げるエド・シーランさんの歌声が胸を打つ隠れた名曲です!
今や世界的なトップ・アーティストにして2010年代以降で最も大きな成功を収めたシンガーソングライターとして、ここ日本でも大人気のエドさん。
彼が2011年にリリースした記念すべきデビュー・アルバム『+』のデラックス・エディション版にボーナストラックとして収録されている曲ということで、存在自体知らなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
先述したように、初期のエドさんらしい限りなくシンプルなアレンジながらも、押し付けがましくないエモーションが実に感動的なメロディが素晴らしい楽曲であり、聴く人を選ばない名曲なのですね。
タイトルだけ見れば誰もが知るジャズのスタンダードナンバーかと勘違いしてしまいますが、れっきとしたエドさんのオリジナル曲ですよ。
枯葉が舞う静かな秋の午後に耳を傾けたいこの楽曲、ぜひ対訳などで歌詞の内容もチェックしてみてくださいね。
False ConfidenceNoah Kahan

1997年1月1日生まれのアメリカ出身のフォークポップのシンガーソングライターです。
ノア・カーンは、2017年にデビューしました。
カハンは、2018年にコメディアンのスティーブン・コルバートが司会を務める音楽番組にデビューし、その時シングル曲「ハートサムバディ」を演奏しました。
この曲は2019年にリリースされたアルバム「Busyhead」に収録されています。