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秋にオススメの洋楽~人気のオータムソング・隠れた名曲~【2025】

降り注ぐ日差しが少しずつ柔らかな光へと変化して、夜には涼し気な風を感じる瞬間、秋が来たのだなと実感しますよね。

秋といえば芸術の秋、ということで今まで聴いたことがなかった音楽ジャンルを知る良い機会でもあります。

そこで今回の記事では、そのものずばりな往年の人気オータムソングを中心として、どこか物悲し気な秋という季節にオススメの洋楽をご紹介。

ロックやポップス、ソウルなどジャンル問わず、有名なあの曲から近年の人気曲、あまり知られていない隠れた名曲までを厳選したラインアップでお届けします!

秋にオススメの洋楽~人気のオータムソング・隠れた名曲~【2025】(21〜30)

Easy On MeAdele

Adele – Easy On Me (Official Video)
Easy On MeAdele

2015年のアルバム『25』以来6年振りとなるシングル『Easy On Me』をリリースしたのが、グラミー賞歌手のアデルさんです。

『Easy On Me』は全英・全米シングルチャートで第1位を獲得し、Spotifyでは一日あたりの再生回数で世界新記録を達成しています。

楽曲の歌詞はアデルさん自身の離婚がテーマになっていて、息子さんに向けた謝罪ソングになっているんですよね。

アデルさんの透き通った歌声とピアノの音色が美しい、秋の季節との相性もばっちりの1曲です!

Won’t Go Home Without YouMaroon 5

Maroon 5 – Won’t Go Home Without You (Official Music Video)
Won't Go Home Without YouMaroon 5

2002年にリリースされたデビュー・アルバム『ソングス・アバウト・ジェーン』の異例の大成功以来、世界的なトップ・バンドとして人気を誇るマルーン5。

今回取り上げている『ウォント・ゴー・ホーム・ウィズアウト・ユー』は、多くのヒット曲を生み出してきた彼らの華麗なディスコグラフィの中でも、ひときわ切ないメロディが胸に響く名曲です。

終わってしまった関係に対する後悔と、もう1人では帰りたくないんだといった未練を切々と歌い上げるアダム・レヴィーンさんの歌声は本当に素晴らしい。

淡々とエモーションを表現する、押し引きを心得た演奏隊のプレイも良いですね。

秋の物悲しい午後に、ビターな思い出とともにこの曲をぜひ聴いてみてください!

秋にオススメの洋楽~人気のオータムソング・隠れた名曲~【2025】(31〜40)

Pale SeptemberFIONA APPLE

タイトルを直訳すると「淡い9月」ですが、とても18歳の少女のものとは思えない老成した歌声とジャズの素養を感じさせるピアノの音色は、秋を飛びこえて冬への予感を抱かせる楽曲に仕上がっています。

1996年、衝撃的なデビュー・アルバム『タイダル』を発表したフィオナ・アップルさんは、90年代が生んだ特異な才能を持つシンガーソングライター。

2020年の時点でリリースしたアルバムは4枚と極端な寡作としても知られておりますが、彼女が作り出す音楽はまさに唯一無二の輝きに満ちたものばかりです。

今回紹介している楽曲は、先述した『タイダル』の中でも心を落ち着かせてゆったりとした気持ちで聴ける楽曲ですから、秋の夜のサウンドトラックとしてもオススメですよ。

November RainGuns N’ Roses

1987年の衝撃的なデビュー以来、紆余曲折を経て2020年代の今も最強のロック・バンドとして世界的な人気を誇るガンズ・アンド・ローゼズ。

ど派手なイメージでワイルドなハードロックの大ヒット曲を多く持つ彼らが、1991年に発表した『November Rain』は、9分近い大作にしてロック史に残るドラマティックなロック・バラードです。

まるで映画のような、総予算100万ドルが投じられたという大掛かりなMVも当時は話題となりました。

作曲を手がけたアクセル・ローズさんの繊細な一面や、ソングライターとしての確かな才能を感じさせ、スラッシュさんによる熱い熱いギター・ソロもまさに名演と呼ぶにふさわしいものですよね。

「冷たい11月の雨」が降る季節に、この曲に込められたアクセルさんの痛切なエモーションを感じてみてはいかがでしょうか。

It’s Too LateCarole King

Carole King – It’s Too Late (Official Audio)
It's Too LateCarole King

女性シンガーソングライターの第一人者、キャロル・キングさん。

10代の若さで音楽家としての才能を発揮し、16歳で歌手デビュー。

残念ながら成功に恵まれませんでしたが、最初の夫となるジェリー・ゴフィンさんとともに夫婦のソングライターコンビとして多くのヒット曲を生み出します。

裏方として成功していたキャロルさんが、あらためてソロとしてリリース、歴史的な成功を収めた通算2枚目のアルバム『つづれおり』に収録されている楽曲『イッツ・トゥー・レイト』を紹介します。

男女関係の終わりを歌ったこの曲は、マイナーコードを軸としたメロディ展開に物悲しい感情の動きを感じ取れますが、不思議と軽やかな後味が心地良く、秋の夜長にじっくりと聴きたい名曲です。

Autumn LeavesEric Clapton

最も有名なシャンソンのスタンダード・ナンバーの1つであり、ジャズ・ミュージシャンが好んでカバーしていることでも知られている名曲です。

もともとはフランスで生まれた楽曲であって、後に付けられた歌詞も当然フランス語でした。

アメリカへと伝わった時点で英語の歌詞が付けられ、タイトルも『Autumn Leaves』となりました。

ジャズの分野においては、キャノンボール・アダレイさんやビル・エヴァンスさんによるバージョンなどが有名ですよね。

今回は、世界的な人気シンガーソングライターにしてギタリストの、エリック・クラプトンさんのカバー・バージョンを紹介します。

1940年代にイヴ・モンタンさんが歌ったバージョンを手本としたというクラプトンさん版の『枯葉』は、楽曲が持つ哀愁そのものといった雰囲気で、秋ソングとして最高の逸品となっておりますよ!

Hasta MañanaABBA

スペイン語で「また明日」という意味を持つタイトルの、1974年にABBAが発表したフォーキーでちょっぴり切ない雰囲気のポップソングです。

グループにとっては2枚目となるアルバム『恋のウォータールー』に収録され、後にシングルカットもされています。

珍しく、アグネッタ・フォルツコグさん1人がリード・ボーカルを取っている曲でもありますね。

この曲は『落ち葉のメロディー』という邦題が付けられ、楽曲自体にも秋ソングとしての雰囲気も感じられるのですが、実際には秋という季節を思わせる歌詞はありません。

歌い出しに「春と夏はどこへ行ったの」といったニュアンスの歌詞から、邦題を付けた方が秋を感じ取ったのかもしれませんね。

とはいえ、前向きだけど少しセンチメンタルな気持ちにもなるこの楽曲は、秋ソングとして心地良く聴けると思いますよ!