秋にオススメの洋楽~人気のオータムソング・隠れた名曲~【2025】
降り注ぐ日差しが少しずつ柔らかな光へと変化して、夜には涼し気な風を感じる瞬間、秋が来たのだなと実感しますよね。
秋といえば芸術の秋、ということで今まで聴いたことがなかった音楽ジャンルを知る良い機会でもあります。
そこで今回の記事では、そのものずばりな往年の人気オータムソングを中心として、どこか物悲し気な秋という季節にオススメの洋楽をご紹介。
ロックやポップス、ソウルなどジャンル問わず、有名なあの曲から近年の人気曲、あまり知られていない隠れた名曲までを厳選したラインアップでお届けします!
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秋にオススメの洋楽~人気のオータムソング・隠れた名曲~【2025】(41〜50)
Grand Theft Autumn / Where Is Your BoyFall Out Boy

2000年代のポップ・パンク~エモ・ブームの中で最も成功を収めたバンドであり、2020年代に突入した今も日本を含めて世界的な人気を誇るフォール・アウト・ボーイ。
R&Bなどの影響を感じさせ、抜群の歌唱力を持つパトリック・スタンプさんのソウルフルな歌い回しを軸とした柔軟な音作りは、後続のバンドたちにも多大な影響を与えました。
そんなフォール・アウト・ボーイのデビュー・アルバム『Take This to Your Grave』には、ずばり「Autumn」という単語が含まれたタイトルを持つ楽曲が存在します。
荒削りながらも彼らのキャッチーさが全面に押し出された若さあふれる初期の名曲として、ライブでも定番の1曲です。
実はタイトル以外、秋は関係ない上にMVも雪が積もる中で撮影されているのですが……変化球の秋ソングとして楽しんでみてはいかがですか?
Autumn LeavesEric Clapton

最も有名なシャンソンのスタンダード・ナンバーの1つであり、ジャズ・ミュージシャンが好んでカバーしていることでも知られている名曲です。
もともとはフランスで生まれた楽曲であって、後に付けられた歌詞も当然フランス語でした。
アメリカへと伝わった時点で英語の歌詞が付けられ、タイトルも『Autumn Leaves』となりました。
ジャズの分野においては、キャノンボール・アダレイさんやビル・エヴァンスさんによるバージョンなどが有名ですよね。
今回は、世界的な人気シンガーソングライターにしてギタリストの、エリック・クラプトンさんのカバー・バージョンを紹介します。
1940年代にイヴ・モンタンさんが歌ったバージョンを手本としたというクラプトンさん版の『枯葉』は、楽曲が持つ哀愁そのものといった雰囲気で、秋ソングとして最高の逸品となっておりますよ!
The BeachThe Neighbourhood

ジャンルにとらわれずさまざまなアウトプットで活動するアメリカの5人バンドThe Neighbourhoodの曲。
エレクトロミュージックを基調とし、残響や遠くで鳴るシンセサイザーの広がりがとても印象的な一曲です。
分厚いたくさんの音の重なりは聴きごたえ抜群で、広い密閉された箱の中で演奏しているような音の残り方が美しい楽曲です。
thinking 2 muchJeremy Zucker

ジェレミー・ザッカ―さんは、1996年生まれ、アメリカはニュージャージー州出身の新世代シンガーソングライター兼プロデューサー。
音楽ストリーミングサービスにおける再生回数が20億回をこえるという記録を持ち、本格的なデビュー前から注目を浴びていた存在です。
2020年の4月には、待望のデビュー・アルバム『ラヴ・イズ・ノット・ダイイング』をリリースしました。
今回取り上げている『thinking 2 much』は、2018年の9月にリリースされた楽曲です。
繊細な電子音をたくみに操るサウンド・スケープの中で浮遊する、ナイーブなジェレミーさんの歌声が印象深いですね。
この曲は『Summer,』というEPに収録されているのですが、何となく夏の終わりと秋の始まりを感じさせます。
Lost CauseBillie Eilish

気だるい雰囲気のサウンドがどこか寂し気な季節の秋にピッタリなのが、ビリー・アイリッシュさんの『Lost Cause』です。
2021年にリリースされ世界中で大ヒットしたアルバム『Happier Than Ever』からの、4作目となるシングルとしてリリースされました。
見込みのない恋人に嫌気がさしてしまった女性の気持ちを歌った歌詞が、サウンドと相まって物悲しいんですよね。
女子会をイメージさせるミュージックビデオにはビリー・アイリッシュさんも出演していて、セクシーな姿でダンスを披露しています。
Autumn in New YorkElla Fitzgerald

最も有名なジャズ・ボーカリストの1人であり、ジャンルを問わず偉大なシンガーとして永遠にその名を歴史に残す、エラ・フィッツジェラルドさん。
圧倒的な歌唱力、見事な表現力で多くのスタンダード・ナンバーに新たな命を吹き込んできたエラさんのディスコグラフィの中で、秋にふさわしい曲といえばやはりこの『Autumn in New York』でしょう。
『ニューヨークの秋』という邦題でも知られるこの楽曲は、ロシア生まれの作曲家であるヴァーノン・デュークさんが作詞と作曲を手がけたもので、タイトル通りにニューヨークの秋の風景をたくみに描き出した名曲です。
もともとはフランク・シナトラさんの歌唱で有名となった曲ですが、今回紹介しているエラさんとサッチモことルイ・アームストロングさんのデュエットによるバージョンは、ロマンティックな秋を演出する素晴らしい出来栄えとなっておりますよ!
Ramble OnLed Zeppelin

1969年に『LED ZEPPELIN』でデビューした伝説的ロックバンド、レッド・ツェッペリン。
彼らが同年に発表した『LED ZEPPELIN II』に収録の『Ramble on』は、イギリスのファンタジー小説『The Lord of the Rings』からインスピレーションを受けた、詩的な世界観が秋によく合うナンバーです。
特に「それは、一面に葉が落ちているような小道に僕がまだいたころだった」という出だしの歌詞が、秋の風景を心に映し出してくれるようで、とても魅力的。
格別な秋の一時を、この曲とともに過ごしてみてはいかがでしょうか。





