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秋にオススメの洋楽~人気のオータムソング・隠れた名曲~【2025】

降り注ぐ日差しが少しずつ柔らかな光へと変化して、夜には涼し気な風を感じる瞬間、秋が来たのだなと実感しますよね。

秋といえば芸術の秋、ということで今まで聴いたことがなかった音楽ジャンルを知る良い機会でもあります。

そこで今回の記事では、そのものずばりな往年の人気オータムソングを中心として、どこか物悲し気な秋という季節にオススメの洋楽をご紹介。

ロックやポップス、ソウルなどジャンル問わず、有名なあの曲から近年の人気曲、あまり知られていない隠れた名曲までを厳選したラインアップでお届けします!

秋にオススメの洋楽~人気のオータムソング・隠れた名曲~【2025】(21〜30)

November RainGuns N’ Roses

1987年の衝撃的なデビュー以来、紆余曲折を経て2020年代の今も最強のロック・バンドとして世界的な人気を誇るガンズ・アンド・ローゼズ。

ど派手なイメージでワイルドなハードロックの大ヒット曲を多く持つ彼らが、1991年に発表した『November Rain』は、9分近い大作にしてロック史に残るドラマティックなロック・バラードです。

まるで映画のような、総予算100万ドルが投じられたという大掛かりなMVも当時は話題となりました。

作曲を手がけたアクセル・ローズさんの繊細な一面や、ソングライターとしての確かな才能を感じさせ、スラッシュさんによる熱い熱いギター・ソロもまさに名演と呼ぶにふさわしいものですよね。

「冷たい11月の雨」が降る季節に、この曲に込められたアクセルさんの痛切なエモーションを感じてみてはいかがでしょうか。

Autumn LeavesChris Brown ft. Kendrick Lamar

Chris Brown – Autumn Leaves (Explicit) ft. Kendrick Lamar
Autumn LeavesChris Brown ft. Kendrick Lamar

2014年のアルバム『X』に収録されている曲。

エンリケ・イグレシアスやジャスティン・ビーバー、ジャスティン・ティンバーレイクの作品も手がけたコリン・ティリー監督によるミュージック・ビデオは、ハ​​ワイで撮影されました。

Fly Me to the MoonJoe Harnell

JOE HARNELL & HIS ORCHESTRA – FLY ME TO THE MOON (BOSSA NOVA)
Fly Me to the MoonJoe Harnell

ジャズ・スタンダードナンバーです。

秋の夜長と言いますが、夜に月を眺めながら聴くととても落ち着きます。

アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のエンディング曲に起用されたことでも有名です。

Goodbye Yellow Brick RoadElton John

イギリスが世界に誇る天才シンガーソングライターにして、近年は自伝的なミュージカル映画『ロケットマン』が話題となったことも記憶に新しいエルトン・ジョンさん。

数あるエルトンさんのヒット曲の中でも、日本では『黄昏のレンガ路』という邦題で知られる名曲『Goodbye Yellow Brick Road』を紹介します。

1973年にリリースされた同名のアルバムに収録され、シングル・リリースされた際には英米でヒットを記録しております。

実際の曲のタイトルの意味は、オズの魔法使いに出てくる黄色いレンガ道から取られたもの。

スターダムという「黄色い道」ではない自分らしい道を追求するといったような意味が込められており、秋という季節とは正直関係はないのですが……哀愁を帯びたメロディとサウンドは、秋に聴きたい名曲としてオススメできる雰囲気を持っておりますよ。

Autumn LeavesEric Clapton

最も有名なシャンソンのスタンダード・ナンバーの1つであり、ジャズ・ミュージシャンが好んでカバーしていることでも知られている名曲です。

もともとはフランスで生まれた楽曲であって、後に付けられた歌詞も当然フランス語でした。

アメリカへと伝わった時点で英語の歌詞が付けられ、タイトルも『Autumn Leaves』となりました。

ジャズの分野においては、キャノンボール・アダレイさんやビル・エヴァンスさんによるバージョンなどが有名ですよね。

今回は、世界的な人気シンガーソングライターにしてギタリストの、エリック・クラプトンさんのカバー・バージョンを紹介します。

1940年代にイヴ・モンタンさんが歌ったバージョンを手本としたというクラプトンさん版の『枯葉』は、楽曲が持つ哀愁そのものといった雰囲気で、秋ソングとして最高の逸品となっておりますよ!

Pale SeptemberFIONA APPLE

タイトルを直訳すると「淡い9月」ですが、とても18歳の少女のものとは思えない老成した歌声とジャズの素養を感じさせるピアノの音色は、秋を飛びこえて冬への予感を抱かせる楽曲に仕上がっています。

1996年、衝撃的なデビュー・アルバム『タイダル』を発表したフィオナ・アップルさんは、90年代が生んだ特異な才能を持つシンガーソングライター。

2020年の時点でリリースしたアルバムは4枚と極端な寡作としても知られておりますが、彼女が作り出す音楽はまさに唯一無二の輝きに満ちたものばかりです。

今回紹介している楽曲は、先述した『タイダル』の中でも心を落ち着かせてゆったりとした気持ちで聴ける楽曲ですから、秋の夜のサウンドトラックとしてもオススメですよ。

Time After TimeCyndi Lauper

Cyndi Lauper – Time After Time (Official HD Video)
Time After TimeCyndi Lauper

必ずしも秋という季節を歌った曲ではなかったとしても、不思議と「秋」を連想する楽曲ってありますよね。

世界的に有名な女性シンガー兼女優であり、大の親日家としても知られるシンディ・ローパーさんの『Time After Time』は、まさにそんな曲の1つ。

世界中で1,600万枚という驚異的な売上を記録したデビュー・アルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』に収録された珠玉の名バラードで、多くのアーティストやバンドにカバーされ続けているスタンダード・ナンバーです。

シンディさんの自伝的なMVを見ても分かるように、自分の道を進むことを決めた主人公が、それでも変わらない大切な相手への気持ちを切々と歌い上げた曲の持つ胸に迫る切なさと物悲しさに、秋という季節を感じさせるのかもしれません。