「N」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「N」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「N」から始まる英単語には「New」「No」「Night」「Need」などさまざまで、どれも曲のタイトルに使われていそうです。
この記事では、そうした「N」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね!
これまでやってこなかった視点で音楽を探してみることで、新しい楽曲との出会いがあるかもしれません。
「N」から始まるタイトルの洋楽まとめ(371〜380)
NovemberPatrickReza

甘美なメロディーと切ないリリックが心に染み入る、PatrickRezaさんのインディートラップ・ナンバー。
2019年11月にリリースされたこの楽曲は、冷たい雨の日に恋人と出会った体験を描いた珠玉の一曲です。
ピアノの繊細な音色とギターのリフが絶妙に絡み合い、エモーショナルな雰囲気を醸し出しています。
大胆なベースドロップが印象的な本作は、CloudKidレーベルからのリリースとなりました。
秋の終わりから冬への移ろいを感じる季節に、しっとりと聴きたい一曲。
恋愛の思い出に浸りたい方にもおすすめです。
New AttitudePatti LaBelle

パティ・ラベルさんは、多くの偉大な存在を生み出したソウル・ミュージックの歴史の中でも極めて異例の存在です。
1960年初頭の時点で、10代だったパティさんはザ・ブルーベルズというグループでプロ・デビューを果たしており、1962年にリリースした『I Sold My Heart to the Junkman』は全米トップ40入りを果たしています。
1970年代に入ってからは自らの名前を冠した「Labelle」というボーカル・グループを率いてファンキーなソウルを展開、1975年の『Lady Marmalade』は全米チャート1位に輝いています。
それだけでも十分なキャリアなのですが、彼女の本領が発揮されたのはむしろ低迷期を乗りこえた1980年代以降からの話。
1984年に41歳という年齢で放った起死回生のヒット曲『New Attitude』は、R&Bもロックも取り込んだ直球の80年代的サウンドであり、特徴的なハイトーン・ボーカルとトレードマークとなったツンツンのヘアースタイルが誕生した瞬間でもありました。
その後もジャンルの枠内に収まらない自由な活動で人気を博し、40代にして「クイーン・オブ・ロック&ソウル」の称号を得るまでに至ったのです。
レッテルを嫌う彼女のスタイルがゆえに、日本ではそれほど知られていない存在かもしれませんが、黒人のソウルというだけで何となくの先入観を抱いてしまう人にこそ、知ってほしい偉大なアーティストです!
「N」から始まるタイトルの洋楽まとめ(381〜390)
Nude Beach. Pin Hole CameraPele

インディーロックシーンに新たな風を吹き込んだアメリカのインストバンド、ペレ。
マスロックやポストロックといったジャンルで注目を集め、独特の構成とメロディが特徴的です。
2000年にリリースされたアルバム『The Nudes』は、彼らの音楽性を象徴する一枚。
シンプルながらも感染力のあるサウンドと、即興とロックが融合した演奏は圧巻の一言。
メンバーのクリス・ローズノーさん、ジョン・ミューラーさん、マット・テネッセンさんの息の合ったプレイは必聴です。
90年代後半から00年代前半のポストロック、マスロックといったジャンルに興味のある方はぜひチェックしてみてください。
New Year’s DayPentatonix

2011年の結成以来、本国アメリカのみならずここ日本においても大人気のアカペラ・グループのペンタトニックスによる新年のお祝いにぴったりの楽曲です!
最初期はYouTube動画にカバー曲を上げて注目を集めていた彼らが、自分たちのオリジナル曲をメインに構成、2015年にリリースしたセルフタイトルのメジャー・デビュー作に収録されており、過去に別れを告げて新たな道を進もう、といったようなポジティブなメッセージが心に響く名曲ですね。
楽曲のオープニング部分でも披露されていますが、人の声だけで音楽を表現するアカペラという技法から生まれる神聖な響きは、新年の幕開けを迎える上でもぴったりと言えそうです。
1人で聞くのも良いですが、可能な限り大勢が集まる中でこの楽曲の素晴らしさを味わって頂きたい!
New Year’s DayPentatonix

2011年に結成され、今や世界的な人気を誇るアメリカ出身のアカペラ・グループのペンタトニックス。
こちらの『New Year’s Day』は、活動初期はネット上を中心にカバー曲を披露して評判を呼んでいた彼らが、オリジナル楽曲を中心として2015年に発表したセルフタイトルのアルバムに収録されている楽曲です。
冒頭のアカペラによる美しいコーラスワークからして、新年の幕開けを告げる神聖な空気感を演出していますよね。
中盤以降のドラマチックな楽曲展開も、思わず心が踊るような高揚感をリスナーに与えてくれます。
「過去に別れを告げて新年のように新たな未来を迎えよう」といったニュアンスのポジティブなメッセージが込められた歌詞は、うまくいかなかった去年のことは忘れて希望に満ちた1月を過ごしたい、という方であればぜひ耳を傾けてもらいたいですね!
New FriendsPinegrove

少し変わった視点から夏の終わりを描いている曲として『New Friends』を紹介したいと思います。
こちらはロックバンド、パイングローヴが手掛けた1曲。
ある男性が主人公で、夏の終わりに失恋した友人をなぐさめるという物語が展開されています。
男性と友人の切ないやり取りは必見ですよ!
またあくまで他人視点なので多くは語られず、それゆえ想像が膨らむのも魅力です。
もしくはなぐさめられている友人に感情移入して聴くのもありですね。
Nice to meet you (feat. Central Cee)PinkPantheress

2001年生まれ、イギリスはロンドンを拠点とするシンガーソングライター兼プロデューサーのPinkPantheressさんは、英BBCが選ぶ期待の新人アーティストのリストとして毎年注目されている「sound of 2022」で1位となったことで日本でも知名度を上げた存在です。
現役の大学生という立場ながらTik Tokでオリジナル曲を公開していた彼女は、ドラムンベース・アーティストのアダム・エフさんの名曲『Circles』を大胆に引用した楽曲『Break It Off』でバイラルヒットを記録、新世代ならではのセンスは本国イギリスのみならず世界中で話題を呼んでいます。
2023年11月にはデビューアルバム『Heaven Knows』をリリース。
90年代から2000年代の音楽を巧みにサンプリングした彼女の楽曲は、ノスタルジックな雰囲気と現代的な感性が融合した魅力的な世界観を作り上げています。