「N」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「N」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「N」から始まる英単語には「New」「No」「Night」「Need」などさまざまで、どれも曲のタイトルに使われていそうです。
この記事では、そうした「N」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね!
これまでやってこなかった視点で音楽を探してみることで、新しい楽曲との出会いがあるかもしれません。
「N」から始まるタイトルの洋楽まとめ(411〜420)
Never Mind the Bollocks, Here’s the Sex PistolsSEX PISTOLS

70年代後半のイギリスで起こったパンクロックムーブメントの中心的存在として、セックス・ピストルズの名は燦然と輝いています。
彼らのアルバム『Never Mind the Bollocks, Here’s the Sex Pistols』は、UKロックの歴史に大きな一石を投じました。
過激な歌詞と荒々しいサウンドで社会への不満を表現し、とくに王室への批判を込めた楽曲は、当時のイギリス社会に衝撃を与えました。
1977年10月にリリースされたこのアルバムは、イギリスのチャートで2位を記録。
その後のパンクロックやロックミュージック全体に多大な影響を与え、今なお多くの音楽ファンから支持されています。
反体制的なメッセージと爆発的なエネルギーに共感を覚える方々にぜひオススメしたい一枚です。
Night Birdsshakatak

1980年にイギリスで結成されたShakatakは、ジャズとファンクを融合させた独自のサウンドで世界中のファンを魅了し続けているバンドです。
1982年の『Night Birds』は、イギリスでゴールドディスクを獲得し、日本ではジャズアルバム1位を記録するなど、国際的な成功を収めました。
彼らの音楽は、ジャズ、R&B、フュージョンなど、様々なジャンルを巧みに取り入れた高度なクロスオーバー性が特徴です。
1990年代にはアメリカでもチャート1位を獲得し、日本のグラミー賞では6年連続で最優秀インターナショナルインストゥルメンタルアルバム賞を受賞しました。
洗練された演奏と心地よいグルーヴを求める音楽ファンにぜひおすすめしたいバンドです。
Non lo saiSHIVA

イタリア出身の新進気鋭ラッパー、シヴァさん。
10代を過ごした過去も踏まえて、弱い自分を隠さず素直に表現する世界観が共感を呼んでいます。
2022年11月にリリースしたデビュー曲から注目を集め、独特のフロウとメロディアスなトラックが融合したサウンドで人気急上昇中の存在です。
イタリアのミュージシャンからの評価も高く、ベテランアーティストとのコラボも実現。
重いベースラインと歪んだトラックの上で歌唱とラップの間をいくオートチューンのメロディックな楽曲が魅力的。
イタリアの最新ヒップホップ・シーンを知りたい方にオススメのアーティストですよ。
No EvilSiR

感情豊かなヴォーカルが印象的なSiRさんの新曲。
孤独と憧れのテーマが織り交ぜられた歌詞が心に響きます。
ミュージックビデオでは、オイルで輝く肉体美を披露し、個人的な成長も表現。
本作は、ゆったりとした時間を過ごしたい方にぴったり。
2024年1月にリリースされ、今後発売予定のアルバム『Heavy』に収録される予定です。
ジムでのワークアウトに熱中しているというSiRさんの努力が、音楽にも反映されているのを感じられる1曲。
R&Bファンの皆さん、ぜひ耳を傾けてみてください。
Nothing Even MattersSiR

1990年代にブームを巻き起こしたジャンル、ネオソウル。
ディアンジェロさんなどを筆頭にハイセンスな音楽性でブラックミュージックのシーンを盛り上げたジャンルですね。
こちらの『Nothing Even Matters』を歌っているサーさんは、そんなネオソウルのシーンで大活躍しているR&Bシンガーです。
ディアンジェロと見た目が似ていることで一時期、話題を集めましたが、音楽性の部分でもリスペクトしており、この楽曲でもディアンジェロさんの『Send It On』がサンプリングされています。
NovemberSilverstein

カナダ出身のポスト・ハードコア・バンド、シルヴァースタイン。
時代が進むにつれて、ポスト・ハードコアは大きく変化しており、その中でもスクリームという発声を使ったボーカルを採用するバンドは非常に珍しくなりました。
そんな中、シルヴァースタインは自分たちのスタイルを一切変えずに、本格的なポスト・ハードコアを歌い続けています。
こちらの『November』も、そんな彼らの音楽性が貫かれており、死別を歌った悲しい歌でありながら、激しい衝動を表現しています。
New YorkSnow Patrol

UKロックを熱心に聴いている方であれば、スノウ・パトロールってグラスゴーのバンドじゃないの、と思われるかもしれませんが、実は北アイルランド出身のメンバーとスコットランド出身のメンバーの混合バンドなのですね。
というわけで、2000年代に大きな成功を収めたスノウ・パトロールは、1994年に結成された現在5人組のインディーロック・バンドです。
1998年にデビュー・アルバムを、2001年にはセカンド・アルバムをインディーズでリリースしておりますが、あまり大きな成功は得られませんでした。
とはいえ、足しげくレコード屋に通っているような日本のUKロック好きの間ではひそかに話題となっていたことを私個人も覚えております。
2003年、彼らを一躍人気バンドへと押し上げるきっかけとなったのが、サード・アルバムにして名盤『Final Straw』です。
素晴らしい美メロの宝庫で、この作品から彼らを知ったという方は多いでしょう。
2006年には4枚目のアルバム『Eyes Open』でさらに大きな成功を収め、収録曲の『Chasing Cars』はアメリカでも大ヒットを記録しました。
初めて彼らの音楽に触れるなら、先述した2枚のアルバムがオススメですが、素朴な雰囲気がいかにもインディーズな初期2枚もぜひ聴いてみてくださいね!