「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「R」から始まる楽曲の世界には、イタリアのピングイーニ・タッティチ・ヌクレアーリのポップロックから、イギリスのユセフ・デイズさんが奏でる現代ジャズまで、多彩な音楽性が広がっています。
フランスのDJスネークさんの破壊的なサウンド、アメリカのドラッグディーラーさんとワイズ・ブラッドさんが紡ぎ出す温かみのあるチェンバーポップなど、世界中のアーティストたちによる個性豊かな楽曲をご紹介します。
「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ(261〜280)
Raindrops Keep Falling on my HeadB.J.Thomas

『Raindrops Keep Falling on my Head』は、洋楽に詳しくない方でも、一度は聴いたことがあるであろう名曲です。
こちらはB・J・トーマスさんが歌う楽曲。
日本では『雨にぬれても』の邦題で知られています。
また、桑田佳祐さんや、山崎まさよしさんがカバーしたことでも親しまれていますよね。
原曲にいきなりチャレンジするのは難しいという方は、まずは日本語のカバーバージョンで、音程をマスターしてみてはいかがでしょうか。
Ram pam pamBESS

フィンランドの音楽コンテスト『Uuden Musiikin Kilpailu2022』決勝に進出したことで有名なシンガー・ベスさん。
艶やかで美しい歌声を生かしたエキゾチックなサウンドが魅力のアーティストです。
ダンサブルなビートが響くEDMからリズミカルなラップを主体としたヒップホップまで幅広いジャンルの音楽を制作しています。
楽曲によって彼女のさまざまな表情が見られるので、気づけばあなたもとりこになっているでしょう。
思わず体が揺れてしまう北欧ポップスに耳を傾けてみてください。
Rise AboveBLACK FLAG

1980年代のハードコア・パンクの歴史を語る上で絶対に欠かせない存在が、黒い旗というアナーキストの象徴をバンド名に掲げたブラック・フラッグです。
リーダーにして唯一のオリジナル・メンバー、ギタリストのグレッグ・ギンさんを中心として1976年にカリフォルニアで結成された彼らの実質的な活動は80年代の数年間のみではありますが、特にカリスマティックなフロントマンのヘンリー・ロリンズさんが在籍していた時期に残した初期のアルバムはどれも80年代USハードコアの聖典として絶大な人気を誇っています。
そんなブラック・フラッグにとっての記念すべきデビュー・アルバムとなった、1981年リリース作『Damaged』の1曲目にしてブラック・フラッグのアンセム的なナンバー『Rise Above』を紹介します。
ロリンズさんが拳で鏡を割るという、強烈極まりないジャケットのインパクトもさることながら、ギンさんの独創的かつ破壊的なギターとロリンズさんの叫びが迫りくるサウンドも同じくらいの衝撃度ですね。
とはいえ聴きづらいということはなく、ストレートにカッコいいと言えるサウンドはハードコア・パンクの初心者でも十分に楽しめるものでしょう。
余談ですが、先鋭的なサウンドで00年代以降のインディーズ・シーンにおいて独自の存在感を放つダーティー・プロジェクターズのアルバム『Rise Above』は、ブラック・フラッグの『Damaged』を記憶を頼りに再解釈したという怪作となっておりますから、興味のある方はぜひ。
Roma-BangkokBaby K

アーバンやレゲトンといったジャンルを得意としているイタリアのシンガーソングライター、ベイビー・Kさん。
イギリス出身なのですが、両親がイタリア人で現在はイタリアに移住しているので、今回、ピックアップしました。
イタリアはスペイン語圏のようにレゲトンはそこまで発展していないのですが、彼女のレゲトンは世界からの評価も高く、どの作品も本格的なノリノリのサウンドに仕上げられています。
ワイルド・スピードで流れるような、ハイテンションのBGMが好きという方は、ぜひチェックしてみてください。
Ride Or DieBaby Queen

南アフリカ出身のベイビー・クイーンさんは、1997年生まれのシンガーソングライター。
2020年、デビューシングル『Internet Religion』で衝撃的なデビューを飾りました。
鋭い風刺を含んだ歌詞と、グランジポップサウンドが特徴的。
テイラー・スウィフトや90年代ロックからの影響を受けた彼女の音楽は、若者の共感を呼んでいます。
2023年10月には待望のデビューアルバム『Quarter Life Crisis』をリリース。
Netflixドラマ『Heartstopper』のサウンドトラックにも楽曲を提供し、注目を集めました。
インターネット文化やメンタルヘルスなど現代的なテーマを扱う彼女の音楽は、同世代の悩みや葛藤に寄り添う一面も。
そんなベイビー・クイーンさんの楽曲を聴いてみませんか?