RAG MusicMusic
素敵な洋楽
search

「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ

「R」で始まる英単語といえば「Rock」「Rain」「Re」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。

この記事では、そんなタイトルが「R」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!

特定の頭文字で始まる曲だけを探す機会はあまりないと思いますが、その分、これまではあまり目につかなかった曲を聴く機会になるんですよね。

新たな発見を楽しみにしながら、この記事をご覧ください。

「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ(421〜430)

RememberRed Vox

ニューヨーク市を拠点とするインディーロックバンド、レッド・ヴォックスが2024年6月に発表した楽曲は、記憶や時間の流れをテーマにした哲学的で深みのある作品です。

幻想的で実験的なサウンドが特徴の彼らですが、本作でもその個性が遺憾なく発揮されていますね。

彼らの音楽はRadioheadやPixiesなどの影響を受けており、オルタナやサイケデリックな要素を含んだ独自の世界観を展開しています。

2015年の結成以来、着実にファンを増やしてきた彼らの楽曲は、人間の存在や生き方について考えさせられる内容が多く、聴く人の心に深く響きます。

ヴィニーさんら4人のメンバーが紡ぎ出す音楽は、現代社会を生きる私たちに新たな視点を与えてくれる一曲となっていますよ。

Rather Be DeadRefused

REFUSED – Rather Be Dead (Official Video)
Rather Be DeadRefused

スウェーデンが世界に誇る伝説的なニュースクールハードコア~ポストハードコアバンド、リフューズド。

ザ・(インターナショナル)・ノイズ・コンスピラシィなど複数のバンドでも活躍するスウェーデンハードコアのカリスマ的な存在のフロントマン、デニス・リクセゼンさんを中心として1991年に結成されたリフューズドは、1998年に解散するまでに3枚のアルバムをリリース。

2010年代にはまさかの再結成を果たして奇跡的な来日が実現、2枚の新作アルバムも発表しています。

そんな彼ら、最初期はハードコアパンクの影響下にある荒々しい音を鳴らしていたのですが、1996年のセカンドアルバム『Songs to Fan the Flames of Discontent』からメタリックなギターが盛り込まれ、デニスさんのボーカルもより激しいシャウトへと変化、いわゆるニュースクールハードコアにおける傑作の誉れ高い名盤を生み出しました。

作品をリリースするごとにさまざまな音楽的実験を繰り返してきた彼らの集大成となったのが、1998年リリースの傑作サードアルバム『The Shape of Punk to Come』です。

インダストリアルやエレクトロニカにポストロック、ジャズなどの要素も大胆に導入された独創的なハードコアはまさに「ポストハードコア」であり、凡百のポストハードコアとは全く違う次元に達したフリーキーな音楽性は世界中の音楽ファンやミュージシャンたちに衝撃を与えたのです。

デニスさんは左派思想の持ち主でもあり、権力や資本主義に対する痛烈な批判といったテーマも掲げており、膨大な知識に裏打ちされたインテリジェンスな小説や映画からの引用なども彼ら独自の音楽性を特徴づけるものですね。

前述した再結成後の作品も素晴らしいものですから、合わせてチェック必須です!

Red White and BlueRemy Bond

Remy Bond – Red White and Blue (Official Music Video)
Red White and BlueRemy Bond

ニューヨーク出身のレミー・ボンドさんが2024年11月に発表した楽曲は、アメリカの文化や社会に対する鋭い洞察を込めた意欲作です。

インディーポップを基調としつつ、シンセポップやエレクトロニックな要素を融合させた本作は、キャッチーなメロディと皮肉を込めた歌詞が特徴的。

アメリカの「赤、白、青」という象徴を巧みに用いながら、現代社会の矛盾や個人と国家の関係性について問いかけています。

音楽活動のみならず、俳優としても活躍するレミー・ボンドさんの多彩な才能が存分に発揮された一曲で、アメリカの「愛国心」について深く考えさせられる内容となっていますよ。

Rise And ShineRobert Glasper

アメリカのジャズピアニスト、ロバート・グラスパーさんはR&Bやヒップホップなどを取り入れた幅広い音楽性が魅力。

その中でも『Rise And Shine』は、非常に独創的なリズムが魅力の1曲なんです。

特に左手のフレーズが独特で、付点四分音符とシンコペーションを上手く使ったフレーズは、全く聴いたことのない音楽体験をあなたにもたらしてくれますよ。

ベース音が変拍子の中で怪しく動き回るパッセージも非常に印象的です!

RioRoberto Menescal

ボサノヴァ界の重鎮にしてその創世記から活躍するロベルト・メネスカルさんは、ブラジルのヴィトーリア出身。

音楽家、作曲家、アレンジャー、プロデューサーなど多岐に渡る才能を発揮する名ミュージシャンです。

1950年代後半からトム・ジョビンさんやカルロス・リラさんらと共にボサノヴァのパイオニアとして活動を開始し、海をテーマにした曲調が特徴的な『O Barquinho』などの名曲の数々を生み出してきました。

エリス・レジーナさんやナラ・レオンさんら多くのアーティストのレコーディングにも参加し、アレンジを手掛けるなどボサノヴァとMPB発展の立役者としてブラジル音楽シーンを牽引。

優しく洗練された音楽性は幅広い層から愛され、ギターとヴォーカルでも存在感を放つメネスカルさんは現在も第一線で活躍中。

ボサノヴァの歴史を知るうえで欠かせない巨匠ですね。

Red, Black & GreenRoy Ayers Ubiquity

今では当たり前になったジャズファンクを作り上げたパイオニア、ロイ・エアーズさん。

世界的なヴィブラフォン奏者として知られており、世界のジャズシーンに大きな影響をもたらしました。

そんな彼の名盤が、こちらの『Red Black and Green』。

ジャズファンクの真髄と称されるその仕上がりは圧巻で、多くの批評家から高い評価を集めました。

特にカバーである『Ain’t No Sunshine』や『Day Dreaming』は、ロイ・エアーズさんのジャズアレンジ能力の高さがうかがえると思います。

Rock HouseRoy Orbison

Roy Orbison – Rock House (original version from The Rocker LP)
Rock HouseRoy Orbison

1950年代から60年代にかけて全盛期を迎えたロカビリーを語る上で、避けては通れない伝説的なミュージシャンがロイ・オービソンさんです。

透明感のある高音ボイスと、オペラのようにドラマティックな歌唱スタイルから「ロックのカルーソ」の異名を持つオービソンさんは、1956年に『Ooby Dooby』でデビューを果たします。

代表曲『Oh, Pretty Woman』が全米チャート1位に輝くなど、数々のヒット曲を生み出し、グラミー賞を2度受賞。

私生活では悲劇に見舞われるも、音楽活動を通して前を向いて生きたその人生は、希望を求める全ての人にこそ聴いてほしい名曲の数々に詰まっているのですね。