「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「R」から始まる楽曲の世界には、イタリアのピングイーニ・タッティチ・ヌクレアーリのポップロックから、イギリスのユセフ・デイズさんが奏でる現代ジャズまで、多彩な音楽性が広がっています。
フランスのDJスネークさんの破壊的なサウンド、アメリカのドラッグディーラーさんとワイズ・ブラッドさんが紡ぎ出す温かみのあるチェンバーポップなど、世界中のアーティストたちによる個性豊かな楽曲をご紹介します。
「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ(301〜320)
Ruff Ryders’ AnthemDMX

2021年に惜しまれつつこの世を去ったDMXさん。
彼も90年代を代表するラッパーの一人です。
彼の大きな魅力といえば、リリックとフロウでしょう。
リリックは過酷な子供時代の生活をベースにした、人間の本質に迫るものです。
また、フロウは、息を吐き出す独自の発声法を駆使した、唯一無二の物です。
そして、その二つが組み合わさると、どんな化学反応が起こるのか、ぜひ確かめてみてくださいね。
それから、より深く知りたくなった方は、関連書籍が豊富なので読んでみてください。
ROCKSTAR (feat. Roddy Ricch)Dababy

USヒップホップシーンの最前線で活躍を続けているダベイビーさん。
US、UK問わず、どんどん変則的な曲がはやってきている現在ですが、彼は王道のスタイルを貫いています。
メロディーこそトラップですが、その内容は「稼ぐ」「イケてる」「モテる」の三拍子がそろった王道のものがほとんどです。
そんな彼の最新曲である『ROCKSTAR (feat. Roddy Ricch)』はロビー・リッチさんをフィーチャーした作品です。
この楽曲でも王道のスタイルを貫いているので、オールドスクールの雰囲気が好きな方にオススメですよ!
ROCKSTAR ft. Roddy RicchDababy

ダベイビーさんの3枚目のアルバム収録曲は、アメリカの若者の過酷な現実を生々しく描き出しています。
銃を携帯せざるを得ない状況や警察との対立など、彼らが直面する問題を赤裸々に綴った歌詞は胸を打ちます。
一方で、家族を守るために銃を使用したエピソードからは、ダベイビーさんの優しさも垣間見えます。
ロディ・リッチさんとのコラボレーションで完成したこの曲は、2020年に全米チャート1位を獲得。
社会問題に一石を投じるメッセージ性の高さが話題となり、ブラック・ライブズ・マター運動を支持するリミックス版も制作されました。
ヒップホップのリズムに乗せて、仲間と共に立ち向かう姿勢を力強く表現した楽曲は、挑戦し続ける全ての人の背中を押してくれるでしょう。
RumbatónDaddy Yankee

情熱のラテンサウンドがかっこいいのが、ダディー・ヤンキーさんの『Rumbatón』です。
2022年にリリースされたアルバム『Legendaddy』の収録曲で、この作品を最後に彼は引退してしまったんですよね。
ダディー・ヤンキーさんはプエルトリコ出身なので、サルサやレゲトンといったラテン音楽の影響を感じる仕上がりになっています。
8月は35度を超える真夏日も多い大変な季節です。
そんな時こそ灼熱のラテン音楽を聴いて暑い夏を乗り切りましょう!
Rozy / DonbassDakh Daughters

個性的なビジュアルで人気を集める、ウクライナの音楽グループ、ダーク・ドーターズ。
ダーク・キャバレーというゴシックな音楽に演劇の要素を加えたスタイルが印象的です。
こちらの『Rozy / Donbass』は彼女たちの作品のなかでも特に人気で、この曲をキッカケに国内で知られるようになりました。
ミュージカルの一部を切り取ったかのような迫力と、それにしては攻めた音楽性というギャップが魅力的な作品です。
ぜひチェックしてみてください。