「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「R」で始まる英単語といえば「Rock」「Rain」「Re」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
この記事では、そんなタイトルが「R」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
特定の頭文字で始まる曲だけを探す機会はあまりないと思いますが、その分、これまではあまり目につかなかった曲を聴く機会になるんですよね。
新たな発見を楽しみにしながら、この記事をご覧ください。
「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ(331〜340)
Root Down (And Get It)Jimmy Smith

ソウルジャズやハードバップを主体とした音楽性で人気を集めたジャズオルガニスト、ジミー・スミスさん。
少しでもジャズの造詣が深い方であれば、誰でもご存じだと思います。
そんなジミー・スミスさんの名盤として名高い作品が、こちらの『Root Down』。
マイルス・デイヴィスさんの『On the Corner』と同様に、当時の若者にとってポピュラーだったファンクのエッセンスを取り入れたアルバムで、全体を通して若々しい曲調が多いことで知られています。
R-TypeJo

ジャングルやドラムンベースが生まれる以前、1985年に結成されたSL2はイギリスのブレイクビーツグループで、名門XL RECORDINGSから『On a Ragga Tip』といったヒット曲をリリースしていました。
SL2で女性ダンサーとして在籍していたJOさんはグループの解散後にいくつかのジャングル~ドラムンベースのトラックを発表しており、数は少ないながらも興味深い内容となっているのですね。
1993年にリリースした12インチシングルの『R-Type』、こちらはゲームに詳しい方であればピンとくるでしょう。
同名の名作シューティングゲームの音楽を引用しており、素朴なジャングル~ドラムンベースのトラックにゲーム音楽のフレーズが乗っかるセンスがなんともおもしろいです。
初期ドラムンベースにはこのようなマイナーながらもさまざまな発見のあるトラックが多く眠っていますから、掘り下げてみると楽しいですよ!
RainmakerJohn Carroll Kirby

ニューエイジとジャズをミックスさせた個性的なスタイルで人気を集めるピアニスト、ジョン・キャロル・カービーさん。
もともとスタジオミュージシャンとして活動していたこともあり、非常にハイレベルなピアノテクニックを持っており、業界からも高い評価を集めていますね。
そんな彼の名盤が、こちらの『Septet』。
2021年にリリースされた新しいアルバムですが、本作は1970年代~1980年代のジャズを意識した、リバイバルな作風にまとめられています。
Rapaz de BemJohnny Alf

ボサノヴァの先駆者であり、「ボサノヴァの父」とも称されるジョニー・アウフさん。
リオデジャネイロのヴィラ・イザベル出身のアウフさんは、9歳でピアノを始め、1952年にプロのキャリアをスタートさせました。
アメリカン・ジャズに影響を受けた独自の音楽スタイルを築き上げ、1955年に発表したアルバム『Rapaz De Bem』は後にボサノヴァの典型とみなされるように。
ブラジル音楽に新しいハーモニーをもたらした革新者として、同時代のミュージシャンからも高く評価されていたそうです。
2010年に亡くなるまで精力的に活動を続けたアウフさん。
ボサノヴァに興味がある方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
Rock And Roll, Hoochie KooJohnny Winter

ギターの魔術師、ジョニー・ウィンターさんによる『Rock And Roll, Hoochie Koo』は、ブルースロックの魅力を存分に感じさせてくれる節目となる一曲です。
熱いギターソロは聴く者の心を揺さぶり、生々しいエネルギーが伝わってきます。
カバーされることも多いこの曲は、ツインギターによる緻密なアレンジと豊かな表現力で、音楽ファンならずとも惹き込まれるでしょう。
ブルースの根源的な感情をロックのダイナミズムで表現しており、ブルースロックを象徴する名曲として今も色褪せない存在感を放っています。