「V」から始まるタイトルの洋楽まとめ
音楽の世界には、「V」から始まる楽曲に独特の魅力が息づいています。
コールドプレイの壮大な「ヴィヴァ・ラ・ヴィダ」からバナナラマの情熱的な「ヴィーナス」まで、世界中のアーティストたちが紡ぎ出す音の物語は、私たちの心に深く響きかけます。
勝利と希望、そして新たな出発を感じさせる力強い響きが、ジャンルを超えて魅力的な作品の数々を生み出しているのです。
「V」から始まるタイトルの洋楽まとめ(61〜80)
Vete que te quieroBuika

世界でも圧倒的な実力をほこる女性シンガー、ブイカさん。
赤道ギニア共和国にルーツを持つ、マジョルカ島出身のアーティストで、ヌエボ・フラメンコを代表する女性シンガーとして知られています。
彼女はフラメンコのカンタオーラとしても活動していたことがあり、とてつもない歌唱力を持っています。
筆者は80カ国以上の楽曲を聴いてきましたが、彼女より高い歌唱力を持つ女性シンガーを見たことがありません。
それほどまでの実力をほこります。
音楽性も非常にすばらしく、複雑なジャズ、アフロ、ソウル、レゲエなどをミックスした個性的なフラメンコを得意としています。
VenomBullet For My Valentine

イギリスで1998年に結成されたヘヴィメタル・バンドのBullet For My Valentineは、”BFMV”や”B4MV”の略称でも知られています。
この曲は2015年にリリースされた5枚目のアルバムのタイトル・トラックです。
ミュージック・ビデオは、Stuart Birchallによって監督されました。
Villain ArcBURY TOMORROW

メタルの新たな境地を切り開く意欲作が、Bury Tomorrowさんから届きました。
ヘビーさを極限まで高めながら、メロディアスな要素を巧みに織り交ぜた本作は、まさに現代メタルの集大成といえるでしょう。
2024年5月にリリースされた楽曲は、昨年の『The Seventh Sun』に続く新章の幕開けとなる一曲。
パンデミックを乗り越え、新メンバーを迎えたバンドの進化が如実に表れています。
人間の内なる闇と向き合い、それを成長の糧とするという深遠なテーマは、激しくも繊細な音楽性によって見事に表現されています。
メタル初心者から上級者まで、幅広い層に訴求力のある一曲となっているはずです。
Violent StormCEMETERY SKYLINE

DARK TRANQUILLITY、AMORPHIS、DIMMU BORGIR、SENTENCED、INSOMNIUMのメンバーが揃った北欧のスーパーグループ、セメタリー・スカイラインが2024年4月に発表した『Violent Storm』は、ゴシックロック、ダークロック、ヘヴィメタルの要素をミックスさせた「ノルディック・ゴシック」と称する独自のスタイルに仕上がった1曲です。
夜のゴートボルグの寂しい街路から着想を得たというこの楽曲は、孤独や絶望、そして北欧的な美しくも悲しい情緒を湛えたものとなっているようです。
各メンバーが培ってきた音楽的なスキルと感性を注ぎ込んだ本作は、重厚なサウンドとエモーショナルな表現力で聴き手の心に響くこと間違いなしでしょう。
彼らがこれからも新しい音楽を生み出し続けてくれることを期待したいですね。
Vor Der SchlachtCORONATUS

女性のツインボーカルが特徴的なバンドです。
それぞれタイプの違うボーカリストですが、お互いがお互いの良さを引き出していて、コーラス部分も美しいです。
この曲の、壮大な物語を予感させるようなイントロがお気に入りです。
Von dutchCharli XCX

チャーリーXCXさんは今やイギリスが誇る世界的なポップ・アイコン。
2022年にリリースしたアルバム『Crash』は自身初の全英1位、全米7位を記録するヒットとなり、新たな全盛期を迎えようとしているチャーリーさん。
そんな彼女が2024年2月にシングル『Von Dutch』を発表しましたナンバーワンであることへのこだわりを繰り返し表現することで、自身の地位の確立を図る姿が浮かび上がります。
今の時代にマッチした作品で、チャーリーXCXさんのポップスターとしての存在感を示す1曲ですね。