「よ」から始まるタイトルの曲
「よ」から始まる曲には、喜びを歌うレゲエ調のリズムから、静寂な夜明けを描く叙情的なメロディーまで、多彩な表情が込められています。
MONGOL800の『ヨロコビノウタ』や由紀さおりさんの『夜明けのスキャット』のように、心温まる歌声と印象的な旋律が、聴く人の心に寄り添います。
日常の小さな幸せから人生の儚さまで、さまざまな感情に触れられる楽曲の世界をご紹介します。
「よ」から始まるタイトルの曲(361〜380)
夜明けのあなたへ十明

心に染み入る優しさと、人と人とのつながりを描いた楽曲。
十明さんの透明感のある歌声が孤独や寂しさをテーマにしながらも、共感と優しさに満ちた歌詞を優しく包み込みます。
アコースティックギターの素朴な音色と相まって、聴く人の心に寄り添うような温かな雰囲気を醸し出しているんですよ。
2024年6月7日にリリースされた本作は、映画『違国日記』のインスパイアソングとして書き下ろされたもので、映画の本予告映像にも使用されています。
人と人との関わりや大人の悩みをテーマにした映画の世界観を見事に表現していて、心に響く1曲に仕上がっていますね。
夜明けのチェロ千花有黄

失恋と未練をテーマにしたこの曲は、千花有黄さんの歌声と相まって心に染みる1曲です。
歌詞には、愛を捧げてきたのに裏切られた主人公の心情が綴られており、その痛みをチェロの音色に重ねて表現しています。
朝の始発バスに乗るまでの情景とともに、枯れ葉が舞う寂寥感が漂う中で別れを迎える様子が描かれ、聴く者の胸を締め付けます。
本作は2024年4月にリリースされ、ヨーロッパの雰囲気を感じさせる異国情緒あふれる作品として評価されています。
失恋の痛みを抱えながらも前を向こうとする人の心に寄り添う、心揺さぶられる1曲となっていますよ。
喜びのうた ~Funin da sound~卍LINE

俳優の窪塚洋介がやっているレゲエユニットです、このMVでは俳優としての演技も見えます。
歌詞の内容もいいし、このダブタイプでの韻をふむにも良いのです。
最後にノーウーマンノークライは、勿論レゲエの神様のボブマーレーの曲です。
吉田町の唄吉田拓郎

1991年に新潟県吉田町の有志団体「若者共和国」より「町民の希望と心の糧になるような歌を」と吉田つながりで依頼され作成された曲です。
町おこしソングというお祭りイメージは一切なく、もしかすると吉田拓郎さん自身が背負った人生も重ねているのかもしれませんね。
夜明けの歌吉野 寿、田森 篤哉(eastern youth)

1988年に北海道札幌市で結成されたロックバンド、eastern youth。
メンバーでギター・ボイスの吉野寿さんは帯広市、ドラムの田森篤哉さんは礼文町出身です。
結成から数年後からは自主レーベルの坂本商店を立ち上げて活動をおこない、日本のみならず海外アーティストのツアーに同行するなどし、活動の場を広げていきました。
その後いくつかの有名レコード会社での活動をおこない、2015年からは自主レーベルの裸足の音楽社から活動をしています。
吉野さんのパートがボーカルではなく「ボイス」と表現されるのは、吉野さんが時に絶叫するかのような歌唱パフォーマンスを見せることから、そうクレジットされるようになりました。