オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界
ほんとにもう数えきれないぐらい存在するVOCALOIDシーンの楽曲たちですが、この記事ではその中でも特にオシャレなボカロ曲を集めてみました。
ただ「オシャレ」と一口に言っても人それぞれの基準があるはずですので、なるべく垣根なく、多くの音楽ジャンルからチョイスしています。
なのできっとあなたの好きな曲調のものがあるはずです。
最後までチェックして、あなたが胸打たれるお気に入りのナンバーを見つけてくださいね。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(221〜240)
まちのこひとりゆくえわっと

独特の世界観に引き込まれる、ゆくえわっとさんによる楽曲です。
2024年2月にリリースされ、孤独や内省をテーマに、聴く人の心に寄り添います。
まやかし、暗鳴ニュイ、湯鬱声からすの歌声が織りなす情景は、まるで自分だけの世界に迷い込んだかのよう。
日常からの逃避願望や自己との対話を描く歌詞には、共感せずにはいられません。
ボカコレ2024冬でTOP100入りを果たした本作。
一人で過ごす夜や、自分と向き合いたいときにぴったりです。
「自分らしさ」を模索している人に、そっと寄り添ってくれる1曲ですよ。
ブリングミーぬゆり

スピード感のある曲調がオシャレでかっこいいのに、聴き終わったあとには不思議と切なくなってしまうボカロ曲です。
『ロウワー』など数々の人気作を生んできたボカロP、ぬゆりさんの楽曲で、2024年2月にリリース。
ボカコレ2024冬TOP100ランキングへの参加曲でした。
すべてが数珠繋ぎのように展開していくサウンドとストーリー性のあるMVが特徴的。
「中毒性の高いボカロ曲」の一角とも言える作品だと思います。
主人公2人の殴り合いのケンカをするような、手を取って踊るような、その関係性に物語に思いを馳せながら聴いてみてくださいね。
造花魔コウ

愛しているはずのに満たされない心……気持ちの揺れ動きを造花に例えた、オシャレで切ないボカロ曲です。
ボカロP、コウさんによる作品で、2023年3月に公開。
同年リリースのアルバム『魔動物戯』に収録されています。
ジャズのエッセンスも感じられるミドルテンポなサウンドアレンジは、目をつむってゆっくり聴いていたくなるような印象。
歌詞につづられている主人公の空虚な思いが音像とマッチしていて、感情移入が進みます。
孤独感にさいなまれたとき、この曲が合うかも。
ずれてる。桶屋

音楽クリエイターの桶屋さんによる『ずれてる』は、不思議な世界観が魅力のナンバー。
トラックのシンセサイザーの音も印象的です。
VOCALOIDは初音ミクを使っていて『メルト』や『ワールドイズマイン』などの初期の初音ミクを使った曲と比べると、あえてメロディアスに歌わせずに初音ミクのよさを引き出している感じがしますね。
このように、同じVOCALOIDでも時代によって、その声質の活かし方が変わっていくのもボカロ曲の面白いところだと言えるかもしれません。
おわりに
ロック系やEDM、シティポップな雰囲気のもの、さまざまな楽曲がそろっていたかと思います。
しかし……「オシャレ」って難しいですよね……。
服装選びなどでも自分のセンスに自信が持てない方、多いのでは。
でも大切なのは、自分の好きなものを身につけることじゃないでしょうか。
音楽も同じで、自分の好きなものを聴く、それが一番です。
ほんと、それが一番大切ですよ。