オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界
ほんとにもう数えきれないぐらい存在するVOCALOIDシーンの楽曲たちですが、この記事ではその中でも特にオシャレなボカロ曲を集めてみました。
ただ「オシャレ」と一口に言っても人それぞれの基準があるはずですので、なるべく垣根なく、多くの音楽ジャンルからチョイスしています。
なのできっとあなたの好きな曲調のものがあるはずです。
最後までチェックして、あなたが胸打たれるお気に入りのナンバーを見つけてくださいね。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(311〜320)
ハイド・アンド・シーフヤマギシコージ

ドラマティックな展開を楽しめる、渋谷系ボカロナンバーです。
ヤマギシコージさんの楽曲で2023年に『無色透名祭II』に参加。
一夜限りの秘密のソワレを舞台に、冒険心をくすぐる物語が展開されます。
初音ミクの歌声が魅力的で、アニメの主題歌のような雰囲気も。
退屈な日常から抜け出したい人にぴったり。
2024年2月にはMVも公開され、さらに世界観が広がりました。
聴き終わったあとはミュージカルを観たような気分に浸れる、聴き応えのある1曲です。
夏夜ノ唄平田義久

和風な楽曲が好きな人にオススメです。
平田義久さんによるこちらの楽曲は、2023年8月に発表されました。
夏の夜を背景にした情熱的なラブストーリーが描かれています。
クールで幻想的な雰囲気がただようサウンドに、心の奥底が揺さぶられます。
鏡音レンの歌声が切なく響き、聴く人の胸に刺さります。
アルバム『セカイノオト vol.1』に収録されており、他の名曲と共にその存在感を示しています。
暑い時期に聴くと、なんだか涼しくなれるかもしれません。
夏の終わりを感じ始めた夜、誰かを思い出しながら聴きたくなる1曲です!
ひゅ〜どろどろ栗山夕璃

毒を含んだ歌詞と美しいメロディが融合した、新感覚のボカロ曲です。
ポケモンと初音ミクのコラボ企画の一環として栗山夕璃さんが制作し、2024年2月に公開されました。
ポケモンのゲーム効果音やBGMをふんだんに取り入れつつ、現代社会の混沌とした感情を鋭く描写。
自己否定や孤独感といったテーマを巧みに織り交ぜています。
栗山さんの独特な世界観が全開の本作は、ボカロファンはもちろん、ポケモン好きの方にもおすすめ。
複雑な心情を抱える人の心に寄り添う、魂を揺さぶる1曲です。
莉莉楽園市街

エレクトロスウィングな音像と心に迫るメロディー、ささやくような歌声が聴く人の魂を揺さぶります。
楽園市街さんによる楽曲で、2024年6月にリリースされました。
独特なサウンドと詩的な歌詞が織りなす世界観は、まるで一編の物語を聴いているよう。
言葉の端々から孤独感が伝わってきて、胸が締め付けられるんですよね。
夜のドライブや、しっとりとした雰囲気のカフェで聴くのにぴったりです。
ゆったりとした時間の中で、この曲の世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。
相反するネガイ阿修

シンセとロックが絶妙に融合した、心に響くボカロナンバーです。
エモーショナルなコード進行と深い歌詞が特徴的な阿修さんの作品で、2024年5月にリリース。
人類が地球を離れた後の世界を描き、自然と人間の関係性について問いかけています。
静かな夜に星空を見上げながら聴きたくなる一曲。
足立レイの歌声が儚さを際立たせ、聴く人の心を揺さぶります。
哲学的なテーマと美しいメロディーの融合が魅力的で、深い思索に浸りたい方におすすめです。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(321〜330)
モンキーチャート雄之助

夏の日差しのような輝きを感じさせる、キラキラとしたダンスチューンです。
雄之助さんが手がけた本作は、2024年9月にアルバム『Vanguard』に収録されました。
初音ミクのクールな歌声とEDMのリズムが絶妙なバランス。
歌詞に込められた社会風刺のメッセージも印象的です。
自由に生きることの大切さを訴えかける歌詞の数々が、リスナーの心に響きます。
踊りたくなるリズムと共に、自分らしさを見つめ直すきっかけにもなりそう。
気分が落ち込んだときや、勇気が欲しいときにぴったりな一曲。
EDMが好きな人はもちろん、ポップミュージックファンにもおすすめです。
幽霊と果実Itaby

浮遊感のある音像と不思議な世界観が魅力的なこの作品。
Itabyさんによる楽曲で、2024年7月に公開されました。
エレクトロニカのサウンドに、メランコリックな雰囲気が漂う仕上がりです。
インストゥルメンタルながら、「幽霊」と「果実」という対比的なワードからイメージを膨らませられる、独特な一曲。
タイトルに込められた意味を考えながら聴くのも面白いかもしれません。
音楽で感情を表現する手法が見事で、聴く人それぞれの解釈を楽しめます。
夜の散歩のお供に、あるいは物思いにふける時間のBGMとしてぴったりですよ。





