【スタジオジブリのうた】ジブリ音楽の主題歌・挿入歌・BGM一覧
大人から子どもまで楽しめるジブリ映画は、その楽曲の素晴らしさも有名ですよね。
どの作品にも物語にぴったりで、一度聴いたら忘れられないような印象深い曲が使われています。
そんなスタジオジブリ作品の人気の主題歌・挿入歌はもちろん、有名なシーンや印象的な情景を思い出させてくれるイメージソングまで集めました。
「ジブリの名曲を聴きたい」「あのシーンで流れた曲がもう一度聴きたい」そんなあなたはぜひチェックしてみてくださいね!
思い出のマーニー(1〜10)
ボートの上の2人村松崇継

「しめっち屋敷」は潮が満ちるとその道が海につかってしまうところに立っています。
マーニーと杏奈が出会い、心を通わせたそんな屋敷も、時がたてば帰れなくなってしまう魔法のような場所です。
そんな二人をつないだ小舟の上のシーンの音楽で、「マーニー」をアレンジした楽曲のこちらも、ゆったりと優しくなおかつ不思議さも感じられるすてきなテーマソングです。
杏奈(ピアノバージョン)村松崇継

現代の日本に住み、ある問題を抱えて日々を過ごしている今作のもう一人の主人公「杏奈」。
彼女の弱い部分や影のかかった部分があり、マーニーとの出会いがそ彼女を変えてゆきます。
そんな杏奈のテーマソングの力強いピアノアレンジです。
杏奈の心の底にある繊細な部分も、未来に向かっての希望も表現されているようなテーマソングです。
しめっち屋敷村松崇継

劇中で「しめっち屋敷」と言われて誰も住まなくなった洋館があります。
そのしめっち屋敷が今作のもっとも印象の強い舞台なのですが、そんな不気味で不思議な建物のテーマソングです。
やはり伸びのあるストリングスと、高音のピアノと低音のマリンバのハーモニーがしめっち屋敷の幽玄なたたずまいを表現している、「マーニー」らしい1曲です。
トマトを切りながら村松崇継

杏奈がぜんそくの療養として訪れた北海道釧路の湿原は、非常に自然が豊かで人々も優しい場所でした。
そんな杏奈を受け入れてくれた「大岩さん一家」で杏奈はたくさんのことを学びます。
マンションの暗い部屋から大岩さんの家に住み込み、過去を振り返りつつも、彼女の性格や表情が次第に変わっていくさまが素朴なタイトルのこの楽曲にも現れています。
マーニー村松崇継

「マーニー」と名付けられたこの楽曲は、今作のメインテーマとなる楽曲でさまざまなシーンで流用されています。
物語の中で、深くは語られないマーニーの謎めいた部分が今作の美しいところなのですが、そんなマーニーのテーマソングとしてぴったりのオーラのある楽曲です。
フルートの息継ぎまでもが世界観を物語っているようです。
久子の話①村松崇継

「思い出のマーニー」の劇中で、路上の絵描きとして登場する「久子」、彼女も物語を語る上では欠かせない人物です。
マーニーの過去や人となりを語る、涙なしでは見られない名シーンのBGMとして使用されました。
マーニーの悲しい過去と重なり、音楽がそのエピソードをより豊かに感じさせてくれます。
この曲を聴くたび、久子の優しく語る声が聞こえてきそうです。
久子の話②村松崇継

こちらも久子がマーニーについて杏奈に語るシーンの楽曲ですが、こちらは静かで少し影のあるアレンジだったことに対し、こちらは壮大なひらけた感じのするアレンジとなっています。
「思い出のマーニー」のクライマックス、杏奈が体験してきた全ての物語がつながっていくシーンで、最高の盛り上げ役をになっている楽曲です。
コクリコ坂から(11〜20)
誰もが知るあの名曲が挿入歌に!
坂本九さんの『上を向いて歩こう』が使われたことでも有名な『コクリコ坂から』。
ほかにもユニークな曲やキレイな楽曲が多い作品ですね。
歌唱は『ゲド戦記』と同じく手嶌葵さんがつとめています。
どれも聴いてほしい曲ばかりです!
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