カラオケで難しい曲に挑戦!歌いこなせたら称賛される楽曲
カラオケで「この曲歌ってみたい!」と思っても、いざ挑戦すると音域が広すぎたり、リズムが複雑だったり、思わぬ難関にぶつかることってありますよね。
歌うのが難しい曲は、技術的にどんな要素が壁になっているのでしょうか。
今回の記事では、カラオケで挑戦しがいのある高難度の楽曲を特集します。
どの部分が難しいのか、どんな歌い方が求められるのか、そういった視点にも触れていますので、歌の表現力を広げたい方はぜひチェックしてみてください!
カラオケで難しい曲に挑戦!歌いこなせたら称賛される楽曲(211〜220)
楓スピッツ

日本のロックバンド、スピッツの通算19作目のシングルで、カップリングの『スピカ』との両A面シングルとして1988年7月にリリースされ、TBS系『COUNT DOWN TV』のオープニングテーマに起用されていました。
とてもゆったりとしたバラードソングですが、そのサビパートの高音箇所を中心に、ボーカルの草野マサムネさんの非常に張りのある裏声による歌唱を楽しめます。
おそらくは地声成分を多く含んだ裏声を使った、いわゆるミックスボイスに近い発声をされているのかな?という気もしますが、男性ボーカルで裏声を効果的に使った好例と言えますので、ぜひよく原曲を聴いて練習してみてください。
ドライフラワー優里
『ドライフラワー』は2020年に大ヒットした優里さんの代表曲で、オリコンやビルボードのチャートで第1位を獲得しています。
Bメロでは同じメロディを1回目は地声、2回目と3回目はファルセットで歌うことで表現を変えているので注意が必要です。
また優里さんの歌声は高い周波数が同時に鳴る「高次倍音」を含んでいます。
これによって豊かで色っぽい歌声に聴こえているんですよね。
『ドライフラワー』は軽く弾んだ特有のハネを持つリズムの楽曲なので、歌う前に体でリズムに乗れるように訓練しておきましょう。
LOVE or HATE?前島麻由

前島麻由さんの配信シングルで、2024年1月リリース。
テレビアニメ『悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~』オープニングテーマに採用されています。
とてもパワフルなハイトーンボイス、少しクセのある歌い方や節回しなど、いい感じで歌うためのハードルがいくつもある難曲ですが、それだけに歌に自信のある方にはぜひチャレンジしていただきたい一曲です。
終始パワフルな発声が必要なことはもちろんですが、いわゆるデジロックのバックトラックのリズム、グルーブの感じ方も、歌う上での重要ポイントになってくると思いますので、ぜひそんなところまでしっかりと予習した上で歌ってみてください。
Symphony平井大

藤井大さんの通算49作目の配信限定シングルで2023年4月リリース。
劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』主題歌に起用されています。
そのタイトル通り、壮大にシンフォニックにアレンジされたバックトラックの上で、藤井さんの変幻自在な発声、歌唱表現を駆使したボーカルを存分に堪能できる一曲に仕上げられていますね。
これを一般の皆さんがカラオケで歌って再現するのは、かなり困難なことになるのではないかなと思います。
発声や歌唱表現など歌うための基本的な技術を身につけていることはもちろん、バックトラックとの一体感、歌詞に使われているワードの理解、歌詞の内容の理解まで必要になってくると思います。
Style清水美依紗

フィリピンと日本のハーフで、三重のアリアナ・グランデとも称される女性シンガー、清水美依紗さん。
本格的なR&Bというわけではありませんが、ボーカル自体は洋楽に近しい感じで、どの作品も日本人にとっては非常に難しく感じると思います。
その中でも特に難しいのが、こちらの『Style』。
本作は冒頭でのホイッスルボイス、サビの終盤に登場するミックスボイスなど、高音域で使用するテクニックが多く用いられています。
ぜひチェックしてみてください。
優しい赤福原美穂

福原美穂さんの通算3作目のシングルで、2008年11月リリース。
auの「LISMO」CMソングに起用されていました。
非常に高い歌唱表現力をお持ちの福原美穂さんですが、その歌声、歌唱表現力をさらに引き立てているのが、この楽曲のサビパートで聴けるような、とてもソフトでありながら、決して弱々しくならない裏声の使い方だと感じます。
地声から裏声の発声の切り替えを非常にスムーズにこなしつつ、フレーズ終端でフッと抜くような歌唱は、実際にやってみるとかなり難易度が高いことにお気づきいただけると思います。
そんなところに注目して、ぜひ練習してみてください。
StoryAI

AIさんの12枚目のシングルで2005年5月リリース。
非常に強い「メッセージ性」を感じさせてくれる楽曲で、それを支えているのがAIさんのただうまいだけではない…非常に説得力のある歌唱と歌声なんだと思います。
ボーカルメロディそのものは比較的シンプルな楽曲ですが、それだけにこの曲を歌うには、基本的な歌唱テクニックは習得していることはもちろん、さらに表現力の豊かな歌唱と、歌詞の内容にまで踏み込んだ楽曲への深い理解が求められる曲だと思います。






