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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

もくじ

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(521〜540)

Ferraris in The RainThe Alchemist feat. ScHoolBoy Q

The Alchemist feat. ScHoolBoy Q- “Ferraris in The Rain” Official Video
Ferraris in The RainThe Alchemist feat. ScHoolBoy Q

高級車と雨という対照的なイメージを通じて成功と苦難の両面性を描いた一曲です。

ジャズ的なサウンドと重厚なビートが特徴的で、ザ・アルケミストさん自身も自信に満ちたラップを披露。

スクールボーイ・キューさんは感情豊かなフロウで深みを加えています。

本作は2024年9月にリリースされ、ザ・アルケミストさんのアルバム『The Genuine Articulate』のリードシングルとなっています。

華やかさと内省のバランスが絶妙な本作は、夜のドライブ中にぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。

ミュージックビデオには赤いフェラーリと白いロールス・ロイスが登場し、曲の世界観をビジュアル面でも表現しています。

Champs ÉlyséesToosii, Gunna

音楽シーンの最先端を走る2人のラッパーが手を組んだ注目のコラボ曲です。

2024年9月にリリースされたこの楽曲は、トゥーシーさんの10月発売予定のアルバム『Jaded』からの先行シングルとなっています。

ソウルフルなトラップビートに乗せたメロディックなラップが特徴的で、二人の成功と野望を歌い上げる内容となっていますね。

パリの象徴的な通りをタイトルに冠し、贅沢なライフスタイルや高級ブランドへの憧れを描写しており、ファッションに興味のある方にもおすすめの1曲です。

本作は、トゥーシーさんのより成熟した音楽性とガンナさんの得意とするスタイルを組み合わせた作品として、ファンや音楽メディアから高い評価を受けていますよ。

Close ProximityBLP Kosher

BLP Kosher – Close Proximity (Official Music Video)
Close ProximityBLP Kosher

フロリダ州出身のラッパー、ビーエルピー・コシャーさんが2024年11月に放った楽曲は、彼の独特なバックグラウンドを反映した魅力的な一曲です。

ユダヤ文化への誇りとストリートの感覚が交わった歌詞が印象的で、友情や喪失、そして成功への渇望といったテーマが巧みに織り込まれています。

約3分の長さでヒップホップとサザンラップの要素を融合させた本作は、リズミカルなビートに乗せて巧妙な言葉遊びや皮肉を交えたリリックが展開されます。

公式MVもYouTubeで公開され、彼のアーティスティックな一面を垣間見ることができますよ。

ユーモアを交えつつも深いメッセージ性を持つ楽曲なので、現代のヒップホップシーンに新しい風を求めている方にぜひおすすめしたい一曲です。

death bed pt. 2Powfu

death bed pt. 2 (Official Music Video)
death bed pt. 2Powfu

カナダ出身のパウフーさんは、ローファイ・ヒップホップの新鋭として注目を集めています。

2020年に『death bed (coffee for your head)』でブレイクした彼が、待望の続編を発表しました。

本作は、前作同様にメランコリックなビートと心に響くメロディが特徴的。

日常の感情を詩的に表現した歌詞には、喪失と希望が織り交ぜられています。

2024年11月にリリースされたこの楽曲は、TikTokやSNSでの話題性も高く、ファンの間で大きな反響を呼んでいます。

恋愛の儚さや未来への不安を感じている若者にぴったりの一曲です。

UPSTAIRSDC3

イギリス出身の若手ラッパーDC3さんが2024年10月に発表した楽曲が話題を呼んでいます。

わずか2分間という短い尺ながら、エネルギッシュでリズミカルな展開を見せるヒップホップ/ラップトラックに仕上がっていますよ。

DC3さんの特徴的なラップと滑らかなボーカルが際立っており、テンポの速いビートと巧みなライムが一体となって曲全体に勢いを持たせています。

本作では自己成長や進化をテーマに、挑戦や困難を乗り越えながら自己を向上させていく姿勢が描かれており、リスナーに前向きなメッセージを伝えていますね。

ヒップホップやラップが好きな方はもちろん、ポップな要素も取り入れられているので幅広いリスナー層にもオススメです。