RAG MusicHIPHOP-Rap
おすすめのヒップホップ・ラップ
search

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(1001〜1010)

HAPPYNF

現代のヒップホップシーンで最も注目されているラッパーの1人、エヌエフさん。

ポスト・エミネムと言われている彼ですが、2023年に入ってからの活躍は目を見張るものがありますね。

そんな彼の新曲が、こちらの『HAPPY』。

最近のエヌエフさんはポップミュージックを取り入れた楽曲を多くリリースしているのですが、こちらの作品でもヒップホップに加えてポップミュージックの要素が色濃く反映されています。

ぜひチェックしてみてください。

My AllPolo G

Polo G – My All (Official Music Video)
My AllPolo G

リリシストとして多くのヘッズからプロップスを集めるラッパー、ポロGさん。

毎度、毎度、物語調のようにスムーズなリリックを聞かせてくれる彼の新曲が、こちらの『My All』。

この曲も物語調のようなリリックが印象的ですね。

ただし、あからさまな物語調というわけではありません。

あくまで親しみやすい表現のもと展開されていくリリックにまとめられています。

和訳は今のところ出ていませんが、出た場合はぜひチェックしてみてください。

ShibuyaSki Mask The Slump God

Ski Mask The Slump God – Shibuya (Official Video)
ShibuyaSki Mask The Slump God

2024年3月に6年ぶりの楽曲をリリースしたSki Mask The Slump Godさん。

日本の渋谷を舞台にしたストーリーテリングが展開される本作は、ビデオゲームのようなテクノロジカルなビートの上で、彼の粗野で大胆なデリバリーが光ります。

待望のセカンドアルバム『11th Dimension』のリードシングルとしても位置づけられており、彼のユニークなスタイルと実験的な音楽性が特徴的ですね。

メロディックでありながらもライムのスキルを活かしたフローは、彼の音楽の新たな方向性を示唆しています。

ヒップホップの「今」を知りたい方には必聴の一曲です。

F.A.F (ft. Rylo Rodriguez)Veeze

Veeze – F.A.F (ft. Rylo Rodriguez) [Official Music Video]
F.A.F (ft. Rylo Rodriguez)Veeze

デトロイト出身のラッパー、ヴィーズさんとアラバマのライロ・ロドリゲスさんによるコラボ曲が2024年7月に登場。

豪華な生活を誇示するリリックと、ヴィーズさんののんびりしたフロウ、ロドリゲスさんの鋭いラップが融合した楽曲は、トラップとセレブレーションをテーマにしたグランドなトラック。

テスラのサイバートラックをフィーチャーしたビデオクリップも話題を呼びました。

ヴィーズさんは2023年にアルバム『Ganger』をリリース、ビルボードのトップ200チャートで97位にランクインするなど、着実に成功を収めています。

本作は、トラップミュージックが好きな方にオススメですよ!

Oh U Went (feat. Drake)Young Thug

Young Thug – Oh U Went (feat. Drake) [Official Video]
Oh U Went (feat. Drake)Young Thug

グラミー賞を獲得するなど輝かしい功績を残しているヤング・サグさん。

彼とカナダのラッパー、ドレイクさんがともに制作したのが『Oh U Went (feat. Drake)』です。

その最大の特徴は、シンプルな文法の1文を繰り返すという構成のリリックです。

はっきりと1文1文を言い切っていくのですが、それでいてリズミカルなのが心地よく感じます。

また、短い分で構成されているがゆえに抽象的に感じるリリックも、大きな特徴といえそうです。

通してじっくり聴いて、メッセージを感じ取ってみてください。

おわりに

2020年代以降のヒップホップシーンはトラップがメインでアメリカ中心の音楽という常識を塗り替えるように、イギリスのドリルやグライム、アフリカ音楽を取り入れたアフロビーツなどさまざまなジャンルが世界的な人気を集めて活況を呈しています。

こちらの記事では今後も最新のトレンドを追いかけていきますから、ぜひブックマークを忘れずに!