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【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで

皆さんの日々のプレイリストの中で、暑い夏が近付いてくると聴きたくなるジャズ・ナンバーはありますか?

じめっとした暑さを和らげてくれるような心地良い旋律であったり、暑い夏をさらに盛り上げてくれるような情熱的なグルーブであったり、ジャズが夏に与えてくれる効用はさまざまです。

今回は、夏に聴きたいジャズの名曲と銘打ったテーマで楽曲をリサーチ、幅広く選出してみました。

最新のジャズナンバーを中心として誰もが知る定番の名曲も含めて、フュージョンやラテン・ジャズ、レアグルーブまでバリエーションに富んだ選曲でお届けします!

【2025】夏に聴きたいジャズのおすすめ曲。最新曲から定番曲まで(101〜120)

I Love YouWeldon Irvine

コクのあるファンクネスを宿したサウンド感と流麗なメロディーセンスが晴れやかな雰囲気で躍動しているウェルドン・アーヴィンによるジャズの名曲です。

夏にもおすすめできる浮遊感や爽やかさを内包した仕上がりで気持ちよくなれます。

Spanish GreaseWillie Bobo

ラテン・ジャズの歴史に残る名パーカッショニスト、ウィリー・ボボさん。

実子であるエリック・ボボさんは、ヒップホップ・グループのサイプレス・ヒルのメンバーとして活躍していることでも知られていますよね。

ジャズのみならずソウルやファンク、ラテンのエッセンスを絶妙にブレンドさせたウィリーさんの音楽性から生まれた作品群の中で、1965年にリリースされたアルバム『Spanish Grease』の表題曲を今回はご紹介。

アメリカ伝統のブラック・ミュージックにラテン音楽の要素を取り入れた「ブーガルー」と呼ばれるジャンルの名盤としても高い評価を受けており、思わず踊り出したくなってしまうようなラテンの熱気に満ちたグルーブが夏にぴったりと言えそうです。

Stardust美空ひばり

98-32 スター・ダスト(stardust) 美空ひばり、ザ・ピーナッツ
Stardust美空ひばり

1927年にホーギー・カーマイケルが演奏したラグタイム「Barnyard Shuffle」が原曲です。

1929年にスローバラードに編曲され、ミッチェル・パリッシュにより歌詞がつけられました。

Stardustとは、天文学用語で「小星団」をさし、かつ「恍惚」という意味もあります。

この曲の歌詞にはその両方の意味がかけられているようです。

NebulosaAndrea Pozza

耳に残る流麗なメロディーがサンプリングソースとしても有名な曲としての存在感を放ち、抜群のトラックアプローチで魅せてくれるテノリオジュニアーによるジャズの名曲です。

繊細な作風で夏にもおすすめできる爽快感があります。

Sweet Georgia BrownAnita O’Day

Anita O’Day – Sweet Georgia Brown & Tea for Two
Sweet Georgia BrownAnita O'Day

ジャズの愛好家であれば、1958年に開催された音楽フェスティバル「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」の模様を収めた音楽ドキュメンタリー映画『真夏の夜のジャズ』を、フェイバリットな音楽映画としている方は多くいらっしゃることでしょう。

歴史に残る名演を多く楽しめる映画本編の中でも、女性ジャズ・ボーカリストの代表的な存在であるアニタ・オデイさんの歌う『Sweet Georgia Brown』は、とくに印象的なシーンとして有名ですよね。

アニタさんの最高にオシャレなファッション、圧巻の歌唱は何度も繰り返し見たくなってしまう魅力を放っています。

こちらの『Sweet Georgia Brown』はスタンダードなジャズ・ナンバーであって多くのアレンジで知られていますが、今回は夏のジャズというテーマですから、ぜひ『真夏の夜のジャズ』の映像と一緒に楽しんでほしいですね!