【懐メロから】20代におすすめのボカロ曲まとめ【トレンドまで】
音声ライブラリ「初音ミク」が発売されたのが2007年、それからどんどんボカロシーンは広がってきました。
なのでボカロファンの年齢層ってけっこう幅があるんですよね。
「小学生の頃にハマった」「社会人になっても親しんでいる」なんなら「親の世代が聴いている」など、いろんなパターンがあります。
さて、今回この記事では20代にオススメなボカロ曲をピックアップ。
懐かしのあの曲から今まさに熱い曲まで、幅広く選曲しています。
もし最近ボカロ曲を聴いていないのであれば、これをきっかけにまたぜひ!
【懐メロから】20代におすすめのボカロ曲まとめ【トレンドまで】(141〜150)
終末天使予報ヒロモトヒライシン

ニュース番組のようなアナウンスから、世界の終わりを見せつけられる、強烈なメッセージ性を持った作品です。
ヒロモトヒライシンさんの楽曲で、2025年8月に公開されました。
ピアノソロはぬゆりさんが担当しています。
歌愛ユキの幼い歌声で、社会における無関心や遠い国の悲劇といったテーマが語られており、その風刺の効いた内容が胸に刺さります。
ただ美しいだけではない、深く考えさせられるピアノロックです。
離想像Riptom

秋の澄んだ空気に溶け込むような、和のテイストが心地よいポップスです。
Riptomさんによる楽曲で、2022年10月に公開された作品。
ボカコレ2022秋への参加曲でした。
お洒落なシンセポップに、心の琴線に触れるような和の響きが合わさり、切なさとさわやかさを合わせ持った空気感をかもし出しています。
またIAの凛とした歌声も、物語に深みを与えています。
そして歌詞に落とし込まれているのは、理想と現実の狭間で痛みを感じながらも前へ進んでいく主人公の気持ち。
少し肌寒くなった季節の散歩中などに聴いてみてはいかがでしょうか。
春嵐john

スピーディーなビートに引き込まれる、とてもハイセンスなボカロチューンです。
ソロプロジェクトTOOBOE名義でも活動しているjohnさんによる楽曲で、2019年12月に発表されました。
YouTubeにアップされている動画だけでも1000万再生を達成している超人気曲です。
軽快な曲調と切れ味するどいメロディーライン、そして別れについてがつづられた歌詞、そのどれもが魅力的。
カラッとさわやかなようでいて、どこか切ない……不思議な空気感を持った作品と言えます。
愛言葉ⅣDECO*27

昔ボカロ曲をよく聴いていた、という方にとっては「あ!」と思える作品かもしれません。
有名アーティストへの楽曲提供も手がける人気ボカロP、DECO*27さんによる楽曲で、2022年に発表。
「Ⅳ」とナンバリングされていることでピンとくるでしょう、2009年に公開された『愛言葉』から続くシリーズ曲です。
そちらを聴いたことがあるなら、この曲にもすぐハマれるはず。
というか、いろんなパートでDECO*27さんの曲を連想するフレーズが取り入れられているんですよね。
ということで20代と限らず、ボカロファンであればオススメしたいナンバーです。
メランコリックJunky

ボカロP、Junkyさんの代表曲の一つが『メランコリック』。
2010年に公開、コンピアルバム『VOCALOID LOVESONGS Girls Side』などに収録されました。
「少しずつキミのことを好きになっていく私」を日常の風景に浮かび上がらせた歌詞にキュンキュンしてしまいます。
そして聴いているうち、カラオケで歌いたくなってきますよ。
このキャッチーでポップなボカロックをぜひあなたのプレイリストに。
ラグトレイン稲葉曇

いつのまにか世界観から抜け出せなくなってしまう、中毒性とノスタルジーが同時に押し寄せてくるボカロ曲です。
『きみに回帰線』などのヒット作でも知られているボカロP、稲葉曇さんによる作品で2020年に発表されました。
海外のボカロファンからも支持が熱い曲でもあります。
ロックバンドなサウンド構成なのにどうしてこうももの憂げなんでしょうか……歌愛ユキの呟くような歌声が味を出している作品です。
それこそ、電車を乗りながら聴くと染みるものがあるかもしれません。
DREAM CATCHER謎J

掴めそうで掴めない成功を前に、心がすり減っていく感覚を描いたナンバーです。
「ハッターズ」という独自の世界観を構築するボカロP、謎Jさんが2025年8月に公開しました。
ボカコレ2025夏のTOP100ランキング参加曲でした。
歌詞につづられているのは、勝利の仕組みがないゲームの中で挑戦と消耗をくり返す、報われない主人公の姿。
氷山キヨテルのクリアな歌声が、その焦燥と渇望を痛切に響かせます。
目標達成に疲れ、無力感を覚えている人の心に深く突き刺さる1曲です。





