ボカロバラードの名曲たち【泣ける・切ない】
切ない、悲しい気分のとき、みなさんはどんな音楽を聴くでしょうか。
明るい雰囲気の曲をチョイスする場合もあると思います。
が、今の気持ちに寄り添ってくれるようなゆったりめな曲を聴く、という方がけっこう多いんじゃないでしょうさて今回この記事では、ボカロのバラードナンバーをまとめてみました。
最近のヒットソングから長く聴かれている定番曲までたくさんピックアップ。
あなたの心にぴたりとハマる作品、ぜひ探してみてくださいね。
ボカロバラードの名曲たち【泣ける・切ない】(111〜120)
学校を休んだ日のこときくお

学校を休んだ日、私もこんなことを思いました。
どこまでもネガティブな歌詞なのに、なぜかキレイな雰囲気を持った独特な1曲です。
歌とゆったりした音楽に聴き入っているうち、いきなりの曲の変化にゾワッとさせられるでしょう。
良くないとわかっているのにそういうことを考えるのをやめられない……誰にでも刺さる1曲と言えます。
演劇テレプシコーラハチ

現在、圧倒的な人気を誇るシンガーの米津玄師さん。
もともとボカロプロデューサーだった彼が作った曲です。
そのため、多くのボカロファンの間では、有名な曲です。
演劇を題材にしており、遊惰に踊り続ける踊り子が、いろいろなことを思いながら演じ続けるさまを演出しています。
リアルな世界には居場所がないという、なんとも残酷な様子が描かれており、妙に生々しく心に刺さる曲です。
カヌレ蝶々P

蝶々PさんがVOCALOID投稿10周年に投稿した曲です。
蝶々Pさんらしい、ピアノを主軸にしつつも、バンドサウンドをふんだんに盛り込んだキレイな1曲に仕上がっています。
歌詞は、愛する人への思い、愛する人と出会えたこと、そんなことを思いっきり叫んだ内容です。
バラードの王道とも言えるような、どこまでもキレイで温かい、あなたの心を支えてくれる1曲です。
ジェンガ40mP

壊れてしまった恋愛関係をジェンガに例えて歌ったとても切ない曲。
バンドサウンドではありますが雰囲気はバラードで、ピアノとギターの音色のせいか、あまり重くなりすぎずに聴ける楽曲に仕上がっていますね。
そして歌詞の深さに、思わず泣けてきます。
ヘイトクライムさまぐら

ボカロ曲には「より人間らしく歌わせる」という技術が重視されることも多いですが、この曲ではロボットボイス風の歌い方が楽曲の世界観とうまく調和し、不思議な魅力を発しています。
乾いたギターサウンドとゆったりしたテンポ、そして「正義とは何か」を考えさせてくれる深い歌詞。
Summer Gratzさんが生み出したこの曲は、聴く者の心を揺さぶります。
rain stops, good-byeにおP

『rain stops, good-bye』は、におPさん作曲のバラード曲。
ピアノの旋律でしっとりと始まり切なく終わります。
かみ合わない2人の恋のすれ違いが歌われていて、思いが通じあわない寂しさをギュッと閉じ込めています。
2008年に初音ミクで発表されたあと、2011年に鏡音レンバージョンが制作されました。
自堕楽コメダワラ

2020年に公開された、ボカロP・コメダワラさんの楽曲。
歯切れの良いアコースティックギターのストロークとリズミカルな歌メロで始まり、途中から入るエレキギターの乾いた音色が楽曲の切なさを加速させてくれる、聴きどころ満載のナンバーです。
Aメロで入る効果的なブレイクが耳を引き、聴き手の心を離さない緊張感を生み出しており、歌詞の切なさをより感じさせてくれます。
アウトロではメインとなるギターリフをオクターブ上で弾くことで、シンプルでありながら効果的に楽曲を完結させています。
どうにもならない日々の中でも歩いていこうとする思いが伝わってくる、泣けるボカロバラードです。