ボカロバラードの名曲たち【泣ける・切ない】
切ない、悲しい気分のとき、みなさんはどんな音楽を聴くでしょうか。
明るい雰囲気の曲をチョイスする場合もあると思います。
が、今の気持ちに寄り添ってくれるようなゆったりめな曲を聴く、という方がけっこう多いんじゃないでしょうさて今回この記事では、ボカロのバラードナンバーをまとめてみました。
最近のヒットソングから長く聴かれている定番曲までたくさんピックアップ。
あなたの心にぴたりとハマる作品、ぜひ探してみてくださいね。
ボカロバラードの名曲たち【泣ける・切ない】(161〜170)
さよならミッドナイトれるりり

『さよならミッドナイト』は、れるりりさんともじゃさんのコラボ曲です!
「もじゃ」とは、シンガーソングライター大柴広己さんがニコニコ動画で活動するときの名前。
『さよならミッドナイト』では作詞作曲をもじゃさんがおこない、編曲をれるりりさんが担当しました。
歌っているのはVOCALOID、GUMI。
大人な恋の別れのシーンを、ゆったりとしたテンポと曲調で歌ったバラードです!
ワールズエンド・イヴメル

「なんて美しい歌なんだろう」これが私の最初の感想でした。
『ワールズエンド・イヴ』つまり「世界最後の前夜」のタイトル通り、明日世界が終わるとしたら、という思いが歌われます。
決して激しくはないのに、気づけば目や耳がそっちに向かってしまう、そんな1曲です。
日常とその幸せを考えさせられます。
ノア夜明けの轍

親しみやすいギターロックを基調とした楽曲が魅力の、夜明けの轍さんによるバラードソング。
ほかの楽曲とは異なり、オーケストラアレンジが非常に美しい曲調に仕上がっているのが特徴的ですね!
自分の弱さを受け入れ方、大切で失いたくないものたちとの向き合い方についてつづられています。
どこか切ない雰囲気のする曲ですが、歌詞につづられた言葉からは前向きで希望を感じさせるような印象もあるうえ、非常にしっとりとした初音ミクの歌声が心に染み渡ります。
蝶の行く先へ志茉理寿

未来に向かって歩んでいくためのパワーがもらえる、メッセージ性の強い楽曲です。
ボカロP、志茉理寿さんによる作品で、2020年に公開されました。
軽快なバンドサウンドをストリングスの音色でやわらかく包み込んだ、感動的な曲調が印象的。
結月ゆかりの芯ある歌声が映える仕上がりですね。
そしてさきほども書いた通り、前向きな心持ちにさせてくれる歌詞も魅力。
あと一歩の勇気が出ないとき、この曲があなたを救ってくれるかもしれません。
空が落ちる水雲

水雲さんが2024年5月にリリースした楽曲で、不安や孤独感を繊細に描き出しています。
歪んだ空が落ちてくるような圧迫感、叫んでも届かない無力感など、心がぎゅっと締め付けられる表現が。
でも、最後には希望の光も感じられるような作品です。
理想と現実の狭間で揺れ動く心情に共感できる人も多いのではないでしょうか。
日々のプレッシャーに押しつぶされそうな時こそ、ぜひ聴いてみてください。
心が少し軽くなるかもしれません。
アヤノの幸福理論じん

『アヤノの幸福理論』は、じんさんによる『カゲロウプロジェクト』シリーズの1曲です。
2013年にニコニコ動画に発表されると4時間11分で殿堂入りし、ミリオン再生を達成しました。
アルバム『メカクシティレコーズ』にも収録されています。
この曲はアヤノという少女が主人公の切ないストーリーで『カゲロウプロジェクト』のほかの曲と合わせて聴くと、物語の世界観をたっぷり味わえますよ。
みかげ日記はるまきごはん

アニメーションを効果的に使った美しい世界観のMVで知られる、ボカロPのはるまきごはんさんの楽曲。
『みかげ日記』はそんな彼の魅力が存分に活かされた、MVとあわせてチェックしたい切ないバラードです。
この曲の特にグッとくるポイントはサビの独特のハモリパートなんですよ。
ハモリ部分がロングトーンで歌っている間をぬうように、メインのメロディーが展開される構成は、思わず胸を締めつけられるような気持ちにさせてくれます!





