「ま」から始まるボカロ曲
音楽の可能性が広がる「ま」から始まるボカロ曲の世界へ。
Lo-+さんが紡ぐ前衛的なラップ、wotakuさんのジャジーなメロディー、マサラダさんによる独創的な言葉遊びなど、個性豊かな作品が揃っています。
エレクトロスウィングからポストロックまで、多彩なジャンルの中から、あなたの心に響く1曲が見つかるはずです。
新しい音楽との出会いを求めるあなたに、魅力的な作品をご紹介します。
「ま」から始まるボカロ曲(101〜120)
マネマネサイコトロピックかいりきベア

最初のピアノの速弾きのかっこよさにもっていかれる曲です。
歌詞は擬態語や音のくり返しがふんだんに使われていて、耳に残りやすく覚えやすいです。
そして、思わず続編が出ないかな、と思わせる意味深な終わり方を迎えます。
ぜひ最後まで聴いてみてください。
マスカレイド・パレイドしゃいと

華やかなダンスフロアで踊る人びとの姿を描いた楽曲といえば、ボカロPのしゃいとさんが制作した『マスカレイド・パレイド』。
ブラスバンドの音色を取り入れた情熱的なバンドサウンドが響きます。
美しくもどこかダークな雰囲気がただようメロディーにも魅了されるでしょう。
孤独や寂しさを忘れて、踊り明かすパーティーのようすが描かれています。
ハキハキとした音街ウナの歌声とともにディープな夜を彩るボカロ曲です。
クールな衣装を身にまとって、ハロウィンナイトに出かけてみるのもいいですね。
マリオネットアリアしるばーな

インターネット上で活動する歌い手ユニットCleeNoahのメンバーでもある人気歌い手、しるばーなさんの楽曲。
曲全体をとおしてボカロ曲らしく言葉が詰め込まれていますが、どの部分もフレーズ自体はそこまで速くないのでカラオケでも歌いやすく楽しめる楽曲です。
ただしブレスのタイミングが難しいため、オリジナルに近付けたい場合にはどこで息を吸うかを考えながら練習する必要があります。
同曲に限らずボカロ曲を歌う場合に直面することが多い部分ですので、オリジナルにこだわるのであれば挑戦してみてはいかがでしょうか。
まてんろうしろくま。

冷たい空気が肌に触れる秋……ちょっぴりセンチメンタル気分なときにぜひこの曲を。
ボカロP、しろくまさんによる楽曲で、2021年に発表されました。
エモーショナルなギターロックサウンドにflowerと初音ミクの切なげな歌声がマッチした、胸締め付けられるボカロ曲です。
動静の効いたドラマチックな曲展開も魅力の一つ。
一体ここからどういう物語が始まってしまうんだろう……いろいろと想像がふくらみますね。
夕焼けを眺めながら、大きめな音量で聴いてみてください。
マリーの架空世界じん

ボカロPとしてだけでなく、さまざまなミュージシャンへの楽曲提供でも知られている音楽プロデューサー、じんさん。
2ndアルバム『メカクシティレコーズ』に収録されている『マリーの架空世界』は、和を感じさせるメロディーラインが心地いいバラードナンバーです。
音域の狭さやキーの低さなど、ボカロ楽曲の難しさがあまりないため、カラオケでボカロ楽曲を歌ってみたいという方の入門編としてもオススメですよ。
さらに、メロディーがシンプルでテンポもゆったりしていることから落ち着いて歌えるため、ぜひ挑戦してみてくださいね。
マインドロウルやかとら

スタイリッシュなサウンドにやられてしまいます。
ボカロP、やかとらさんの楽曲で2021年に公開されました。
跳ねるリズムにギターリフとシンセフレーズが絡み合うオシャレな作品です。
が、ずずいと迫ってくるような重さもあるので、ボリュームを上げて聴きたくなる仕上がり。
とくにサビの、メロディーとベースがぐいぐい来る感じがかっこいいです!
エレピとギターのソロパートも注目しながら聴いてみてほしい、洗練されたボカロ曲です!