「H」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、「H」から始まるタイトルの洋楽を一挙に紹介していきますね!
普段、特定の頭文字で始まる曲ばかりを集めて聴くということはあまりないかもしれませんが、だからこそこれまで知ることがなかった曲と出会えたり、新たな発見があるかもしれません。
「H」で始まる英単語というと「Help」「Hello」「High」をはじめ、たくさんの言葉があります。
どれも曲名に使われていそうですし、音楽が好きな方であればすでに何曲か思い浮かんでいるかもしれませんね。
それでは、どんな曲があるのかさっそく記事を見ていきましょう!
「H」から始まるタイトルの洋楽まとめ(231〜240)
Hat and BeardEric Dolphy

アルト・サックス、バス・クラリネット、フルートを自在に操るマルチ・リード奏者であり、独創的なスタイルでジャズ史における巨人としてその名を残すエリック・ドルフィーさん。
1964年2月に録音された『Out to Lunch!』は、全曲がドルフィーさんのオリジナル曲で構成されています。
ジャズの伝統とみずみずしい才能による革新性、フリー・ジャズらしい即興演奏と耳に残るフレーズが入り乱れるバンド・アンサンブルの妙は、自由奔放でありながらもがっちりした緻密性が感じ取れ、素晴らしい音楽体験を聴き手にもたらします。
ジャズの新しい可能性を感じたい方にぜひオススメの1枚ですね。
Hold My HandMichael Jackson

愛と団結のメッセージを伝える心温まるポップバラードですね。
ほぼ完成していた状態で発見されたこの曲は、2010年11月にシングルとしてリリースされ、ビルボード・ホット100でトップ40入りを果たしました。
ビデオクリップでは、マイケル・ジャクソンさんのコンサート映像とともに、さまざまな世代のファンが手をつないでいる様子が描かれています。
人生のはかなさや、困難な時期を共に乗りこえることの大切さを歌った歌詞は、私たち誰もが共感できる普遍的なテーマです。
結婚式や披露宴で、愛する人と手を取り合い、未来への希望を分かち合いたい。
そんな思いを込めて聴いてほしい1曲です。
Hangin’Chic

クールなグルーヴと洗練されたファンクが融合した、1982年のディスコシーンを彷彿とさせる1曲です。
ナイル・ロジャースさんのユニークなギターリフと、バーナード・エドワーズさんのファンキーなベースラインが絶妙にマッチし、夜のクラブで盛り上がる様子を生き生きと描き出していますね。
アルバム『Tongue in Chic』に収録された本作は、UKシングルチャートで64位を記録。
ディスコブームが過ぎ去った時期のリリースでしたが、シックらしい軽快なリズムと、仲間との楽しいひとときを表現した歌詞が魅力的です。
夜のドライブや、友人とのパーティのBGMとしてぴったりな1曲ですよ。
Holiday In CambodiaDead Kennedys

米国の政治風刺で知られるパンクバンド、Dead Kennedysによる楽曲です。
カンボジアの過酷な現実と、特権的な西洋の大学生を対比させた痛烈な社会批判が込められています。
エネルギッシュでアグレッシブなサウンドと、鋭いメッセージ性を持つ歌詞が絶妙にマッチした一曲。
1980年5月にシングルとしてリリースされ、同年9月発売のデビューアルバム『Fresh Fruit for Rotting Vegetables』にも収録されました。
UKインディーチャートで2位を記録するなど、商業的にも成功を収めています。
アメリカの帝国主義や文化的傲慢さを痛烈に批判した本作は、今なお世界中の聴衆の心に響く、パンクロックの重要なアンセムとなっています。
Heaven Can WaitIron Maiden

ブリティッシュ・メタルの象徴的存在による、1986年9月のアルバム『Somewhere in Time』に収録された本作は、臨死体験をテーマにした壮大な楽曲。
7分42秒にわたる長尺の構成で、80年代特有のシンセサイザーを取り入れた壮大な雰囲気が特徴的です。
ライブパフォーマンスでは、観客との一体感を生むコーラスパートが印象的。
歌詞では、死に直面した時の現実感の喪失や天国への旅路が描かれながらも、「まだ死ぬのは早い」という強い意志が表現されています。
ライブの定番曲としても知名度の高い楽曲ですから、初心者の方もぜひチェックしてみてください!
Hell on EarthIron Maiden

2021年のアルバム『Senjutsu』のラストを飾るこちらの楽曲は、壮大なプログレッシブメタルの世界を繰り広げています。
11分を超える圧巻の長尺構成で、静かなイントロから徐々にテンポを上げていく展開は聴き手を引き込みます。
スティーブ・ハリスさんの巧みな作詞は、戦争や環境破壊といった現代社会の問題に切り込み、深いメッセージ性を持ちます。
ギャロップリズムや複数のギタリストによる華麗なソロなど、バンドの真骨頂とも言えるサウンドが詰まっています。
平和を希求する想いが込められた歌詞は、困難な時代を生きる人々の心に響くことでしょう。
HatredPaleface Swiss

激しさと絶望感が渦巻くデスコアバンド、ペイルフェイス・スウィスの強烈な新曲が2024年9月26日に登場です。
初期スリップノットなどのニューメタルに影響を受けた彼ららしい攻撃的なサウンドと、現代社会への痛烈な批判が込められたリリックが特徴的ですね。
曲のテーマである「憎しみ」は、単なる感情表現にとどまらず、社会の闇や個人の内なる苦悩を浮き彫りにしていますよ。
本作はアルバム『Cursed』の先行シングルとして公開されたもので、全9曲の中でもひときわ印象的な1曲となっています。
メタルコアファンはもちろん、社会への不満や絶望感を抱えている人にこそ聴いてほしい楽曲です。
来年1月3日に発売される『Cursed』にも注目ですね。