「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「I」から始まる楽曲に込められた思いは、時に切なく、時に力強く響きます。
エド・シーランさんとジャスティン・ビーバーさんが歌う心温まる共感、スイスのペイルフェイス・スイスが轟かせる魂の叫び、ウェールズのマリーナさんが解き放つ自己肯定のメッセージ。
アーティストたちの内なる声が、デスコアからエレクトロポップまで、多彩な音色となって心に届きます。
「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ(321〜340)
If I Fall In LoveAli Gatie

イラク系カナダ人のシンガーソングライター、アリ・ガティさんの楽曲『If I Fall In Love』は、R&Bと現代ポップの融合した彼独特の音楽性と、繊細に心の機微を描写する感情豊かな歌詞が胸を打ちます。
真実の愛に出会ったときの、強い希望と献身の思いを表現したラブソングとして、2022年10月にリリースされた本作は、結婚式のファーストダンスなどにもうってつけの1曲。
特別な存在への思いを伝えたい、感動的なシーンにぴったりです。
I’m AliceAlice Cooper

グリッターとスモークに包まれたステージで、ハードロックの未来を照らし続けるアリス・クーパーさん。
『I’m Alice』というタイトルだけで、その個性的なアプローチに期待が高まります。
彼が奏でるラウドでアグレッシブなギターは、70年代の輝かしい日々を彷彿とさせます。
曲の中では、自らを「狂気のマスター」「驚きのスルタン」と豪語し、舞台上での巧みな振る舞いが彼のロックミュージシャンとしてのアイデンティティを際立たせています。
また、アルバム『Road』は彼の音楽性へのこだわりが感じられる作品で、「バンドのみんなに曲を持ち寄ってもらいたかった」という彼の言葉からも、チームワークの結晶が窺えます。
現役を貫く姿勢に、ただただ頭が下がるばかりです。
I Wanna Be YoursArctic Monkeys

2002年にイングランドで結成されたロックバンド、アークティック・モンキーズ。
インディーロックやガレージロック、ポストパンクなどを主体とした音楽性で、一部の層から熱狂的な支持を集めています。
そんな彼らの作品のなかでも、特に今回のテーマにピッタリな作品が、こちらの『I Wanna Be Yours』。
元々はジョン・クーパー・クラークさんの楽曲でしたが、2013年にアークティック・モンキーズによって改作され、一気にこの曲の知名度は広がりました。
I Say A Little PrayerAretha Franklin

「ソウルの女王」の異名を持つアメリカが生んだ偉大なシンガー、アレサ・フランクリンさん。
彼女の音楽性はゴスペルやブルースなどに深く根差しながらも、ソウル、R&B、ポップスまで幅広いジャンルに及びます。
1956年、18歳でレコード・デビューを果たすと、1960年代半ばからアトランティック・レコードに移籍して『I Never Loved a Man (The Way I Love You)』などの代表作を発表。
『Respect』や『(You Make Me Feel Like) A Natural Woman』といったヒット曲の数々は、今なお色あせることのない不朽の名曲として愛され続けています。
パワフルかつ情感豊かな歌声と卓越したピアノ演奏で、グラミー賞を18回受賞。
1987年にはロックの殿堂入りを果たした初の女性アーティストにもなりました。
ソウルミュージックの金字塔であり、音楽ファンなら絶対に聴いておきたい、20世紀のポピュラー音楽史に輝く歌姫です。
in loving memoryBailey Spinn

ポップパンクとオルタナティブロックのジャンルで活躍するアメリカの若手アーティスト、ベイリー・スピンさん。
「グッドガール」イメージを脱ぎ捨て、エッジの効いたポップパンクのスーパースターとして注目を集めていますが、2024年6月にリリースされた彼女の新曲は、そんな音楽的進化と個人的成長を反映したパワフルな1曲。
個人的な喪失とその痛みを乗り越える過程を描いたリリックは深い共感を呼び、プライド月間のリリースでLGBTQ+コミュニティへの強い思いも込められています。
今の彼女の思いがぎゅっと詰まった、これからのポップパンクシーンに大きなインパクトを与えそうな名曲ですね。