「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「I」で始まる英単語といえば「私」を意味する「I」のほか、仮定を表す「If」、「Imagine」や「Idea」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
この記事では、そんなタイトルが「I」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
普段、タイトルの頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、その分、これまではあまり目につかなかった曲と出会えるかもしれません。
どんな曲があるのか楽しみにしながら記事をご覧ください。
「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ(481〜490)
Iron ManTony Iommi

イングランドのロックバンドであるブラック・サバス、そのギタリストとして活躍したのがトニー・アイオミさんです。
Black Sabbathがメタルのジャンルのひとつ、遅さやダウナーが特徴であるドゥームの開祖と言われていることもあり、ギターサウンドも重量感のある独特な世界観が魅力です。
全体的に息苦しさをイメージさせる重たいサウンドを奏で、時には速弾きで楽曲に緩急をつけていますね。
事故により指の先端を切断、その状態でも弦をおさえられるようにした工夫から重量感のある独特なサウンドが生まれたという点も後世に語り継がれる重要なエピソードです。
I’ve Been (Lost Tapes 2016)Tory Lanez

カナダはブランプトン出身の実力派ラッパー兼シンガー、トーリー・レーンズさんの未公開トラック集『Lost Tapes』シリーズから2024年7月にリリースされた楽曲です。
R&Bの要素を強く含んだ、感情的でクラブ向けのビートに乗せて、元恋人を取り戻そうとするテーマを掘り下げています。
2016年に録音された本作は、レーンズさん自身とPlay Picassoさんの共同プロデュースによるもの。
歌唱力とラップスキルの両方が映える作品で、その多様性がファンを魅了しているのですね。
カリブ系ダンスホールやトラップからの影響を受けた独自の音楽性が光る一曲で、ファンにとっては待望の未公開の宝石となっていますよ。
I Wanna RockTwisted Sister

80年代を代表するハードロックバンド、トゥイステッド・シスター。
彼らの楽曲は、反逆心と自由を求める若者たちの心を掴みました。
本作は、1984年5月にリリースされたアルバム『Stay Hungry』に収録されています。
キャッチーなコーラスとドライビングビートが印象的で、時代を超えて愛されるアンセムとなりました。
ミュージックビデオでは、厳格な先生役を俳優マーク・メトカーフさんが演じており、学校の権威に挑戦する様子が描かれています。
本作は世界中で人気を博し、アルゼンチンで4位、ノルウェーで5位という高いチャート順位を記録しました。
ロックが好きな方はもちろん、自分らしさを表現したい人にもオススメの1曲です。
I TUOI PARTICOLARIUltimo

イタリアのポップロックシーンで台頭してきた若手アーティストの代表格です。
ウルティモさんは幼少期からピアノを学び、ティーンエイジャーの頃から作曲を始めました。
2017年にデビューシングル『Chiave』をリリースし、同年のデビューアルバム『Pianeti』で注目を集めます。
翌2018年には、サンレモ音楽祭で新人賞を受賞。
セカンドアルバム『Peter Pan』は国内で5倍プラチナに認定されるなど、大きな成功を収めました。
ウルティモさんの楽曲は、クラシックなカンタウトーリの影響を受けつつも、現代的なヒップホップの要素も取り入れた感情豊かな作品が特徴です。
イタリア語の歌詞とメロディアスな楽曲を楽しみたい方におすすめのアーティストですよ。
I Don’t Know How We Got HereVOLA

デンマークとスウェーデン出身のプログレッシブ・メタルバンド、ヴォラが新たな楽曲を発表しました。
社会の悲劇と個人的な関係の崩壊を描いたこの曲は、2024年11月1日リリース予定のアルバム『Friend Of A Phantom』からの3rdシングル。
複雑なリズムとメロディックな要素を融合させた彼ららしいサウンドが特徴的です。
2024年8月にリリースされた本作は、貴重なものが失われていく様子を繊細に表現。
瞑想的でありながら強い感情を引き出す幻想的な雰囲気が魅力的です。
ヴォラの音楽的進化を感じられる1曲で、プログレッシブ・メタルファンにおすすめです。
I Gotta KnowWanda Jackson

ロカビリーの女王と呼ばれるワンダ・ジャクソンさんは、1950年代からロックンロールのジャンルで活躍してきたアメリカ出身のシンガーソングライターです。
1952年に地元のラジオ番組で歌うことからキャリアをスタートさせ、カントリー歌手のハンク・トンプソンさんに見出されたことで本格的な音楽活動が始まりました。
1954年に『You Can’t Have My Love』でカントリー・ヒットを記録すると、エルヴィス・プレスリーさんからの勧めでロックンロールへと転向。
1957年の『Fujiyama Mama』は日本でもヒットし、ロックンロール・シンガーとしての地位を不動のものとしました。
パワフルな歌声とエネルギッシュなパフォーマンスは聴く者を圧倒し、ロカビリーやカントリーのファンにはもちろん、幅広い音楽ファンにオススメしたいアーティストです。
Infant EyesWayne Shorter

ウェイン・ショーターさんが自身の娘の無邪気な瞳を見てインスピレーションを受けて作曲したこの楽曲。
1966年にリリースされた名盤『Speak No Evil』に収録されている本作は、深い感情と複雑なハーモニーが特徴的な美しいバラードです。
メロディとハーモニーは、父親の愛情と娘への思いを反映しているかのように、繊細かつ優美な響きを奏でています。
フレディ・ハバードさんやハービー・ハンコックさんといった著名なジャズミュージシャンも参加しており、モダンジャズの新たな地平を切り開いた作品として高く評価されています。
静かな夜に一人でじっくり聴きたい、あるいは大切な人と共に心を通わせたい時におすすめの一曲です。