「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「I」から始まる楽曲に込められた思いは、時に切なく、時に力強く響きます。
エド・シーランさんとジャスティン・ビーバーさんが歌う心温まる共感、スイスのペイルフェイス・スイスが轟かせる魂の叫び、ウェールズのマリーナさんが解き放つ自己肯定のメッセージ。
アーティストたちの内なる声が、デスコアからエレクトロポップまで、多彩な音色となって心に届きます。
「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ(361〜380)
It Might As Well Be SpringFrank Sinatra

春の到来を待ちわびる心情を見事に描いた名曲。
春でもないのに春のような感情を味わう主人公の心情が、豊かな表現力で歌い上げられています。
1945年のミュージカル映画『State Fair』のために作られ、フランク・シナトラさんの複数のアルバムに収録されています。
アルバム『Sinatra and Strings』(1962年)や『It Might as Well Be Swing』(1964年)などで聴くことができます。
本作は、春の夜長に聴きたくなる一曲。
疲れたときや心が落ち着かないときに聴いて、癒しを得てみてはいかがでしょうか。
フランク・シナトラさんの魅力が詰まった楽曲を、ぜひお楽しみください。
internet babyGAYLE

ティーンエイジを代表する喉をつかむような歌声で知られる、テキサス州ダラス出身のGAYLEさん。
2024年6月に発表された本作は、現代のデジタル社会を鋭く切り取った楽曲となっています。
「世界は与えることを知らず、取ることだけを知っている」という歌詞に象徴されるように、インターネット依存や消費文化に溺れる現代人の姿を描き出しています。
GAYLEさんのこれまでのキャリアの中でも、社会への洞察を深めた意欲作と言えるでしょう。
ポップな音楽性とシニカルな歌詞のコントラストが印象的で、デジタルネイティブ世代の複雑な心境を見事に表現しています。
Isn’t it a PityGeorge Harrison

心温まる物語が展開されている「Apple Holiday Film」。
その背景で流れているのは『Isn’t It a Pity』です。
こちらはザ・ビートルズのメンバーとして知られるジョージ・ハリスンさんが手掛けた楽曲で、メロウなフォークソングに仕上がっています。
お互いに愛し合うことの大切さを伝える歌詞は、CMのストーリーともリンクしているようですね。
メッセージ性が魅力の楽曲なので、その点に注目しつつ聴いてほしいと思います。
In Those JeansGinuwine

アルバム『The Senior』からリリースされたジニュワインさんの名曲『In Those Jeans』。
Billboard Hot 100で最高8位に輝くヒットを記録した本作は、ジーンズをはいた女性に惹かれる男性の心情を赤裸々に描いたR&Bバラードです。
言葉のすみずみにまで感じられる詩的な表現は、リスナーの感情を惹きつける力があります。
歌詞に登場する主人公が体験する強い欲求は、誰しも一度や二度、経験したことがあるのではないでしょうか?
そういったユニークなリリックとバラード調のメロディーが良い意味でのギャップを生んでいるため、個性派のバラードを探している方は必聴です。
I Don’t Want To KnowGladys Knight

「ソウルの女帝」の異名を持つ、アメリカ出身の偉大なシンガー、グラディス・ナイトさん。
幼い頃から天性の才能を発揮し、7歳でアマチュアののど自慢大会で優勝を果たした天才シンガーなのです。
1958年、14歳の若さで親族と結成した「ザ・ピップス」の一員としてレコード・デビューを果たし、数々のヒット曲をR&Bチャートの上位にランクインさせました。
ソロとしても活動し、幅広い音楽ジャンルで才能を開花させたグラディスさん。
2021年には栄えある国家芸術勲章を受賞するなど、その功績は高く評価されています。
ソウルミュージックの歴史に輝く存在であり、ソウルを愛するすべての方に聴いてほしいアーティストですね。