「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「O」で始まる英単語といえば「Open」「One」や「Only」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
この記事では、そんなタイトルが「O」から始まる洋楽の名曲を紹介していきます。
曲名の頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、いざやってみるとこれまではあまり目につかなかった曲に出会えることがあるんですよね。
そういった意味で、この記事は音楽好きの方にこそご覧いただきたい記事に仕上がりました。
それではさっそく見ていきましょう!
「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ(361〜370)
Only ShallowMy Bloody Valentine

1990年代の洋楽シーンはロックだけ見ても多くの音楽ジャンルを生み出しましたが、ここ日本においても偏愛的なファンが多く存在するジャンルといえば、耳をつんざくような轟音ギターと幻想的な甘いメロディが融合した「シューゲイザー」でしょう。
グラスゴー出身のマイ・ブラッディ・ヴァレンタインは、最も有名なシューゲイザー・バンドであり、その枠内をこえた影響力を誇る存在です。
彼らが1991年にリリースしたセカンド・アルバム『Loveless』は、シューゲイザーの頂点に達する作品であり、後続の同系統のバンド全てがこのアルバムの影響下にあるといっても過言ではないほどの完成度を誇る名盤中の名盤です。
本稿で紹介している『Only Shallow』は『Loveless』のオープニングを飾る楽曲であり、イントロの無機質なドラムスからすさまじい音像のギターが耳に飛び込んでくる瞬間のぞくっとするような感覚と衝撃は、何十年と過ぎても色あせることはないですね。
個人的には、サウンドの革新性はもちろん、美しいメロディが口ずさめるほどのキャッチーさと存在感を誇っているからこそ、凡百のシューゲイザー勢とはまるで違うレベルにマイブラが君臨し続けている理由の一つだと感じます。
On The EdgeMy Hard Lesson

チェコ共和国、タボール出身という珍しい出自を持ったバンドです。
まだまだマイナーなバンドと言えますが、英語で歌われるプログレッシブな要素を持ったメロディック・ハードコア的なサウンドは、アメリカのバンドと比べても引けを取らないクオリティを誇っています。
2018年にはデビュー作『Thorny Path』をリリース。
今後の活躍に期待したい、若手注目株です。
OFF MY FACEMåneskin

イタリアのロックバンド、マネスキンの楽曲は、中毒性のあるサウンドと痛々しい歌詞が特徴です。
本作は、アルバム『Rush! (Are U Coming?)』に収録され、2023年11月にリリースされました。
有害な恋愛関係をテーマに、麻薬中毒のメタファーを用いて表現しており、悲しげなトーンが印象的です。
ミュージックビデオは、固定カメラで撮影されたユニークな作品となっています。
2021年のユーロビジョン優勝以来、国際的な活躍を続けるマネスキンですが、本作でもその実力を見せつけています。
心に刺さる歌詞とクセになるサウンドは、恋愛に悩む人の心を癒すかもしれません。
Oceans & Enginesniki

海の広大さと深さをメタファーにした、切ない恋愛バラードです。
優しく包み込むような歌声と、感傷的なメロディが心に響きますね。
2022年8月にリリースされたアルバム『Nicole』に収録されており、NIKIさんの成熟した音楽性が感じられる1曲となっています。
別れの痛みと、それを乗り越えようとする強さが見事に表現されており、海の波のように揺れ動く感情が伝わってきます。
失恋を経験した方や、大切な人との別れを乗り越えようとしている方にぴったりな曲かもしれません。
海辺で聴けば、さらに心に染み入る体験になるはずですよ。
Or WhatNLE Choppa & 41

アメリカのラッパーであるNLEチョッパさんと41の強力タッグが実現した楽曲は、軽快なキーボードループと勝利を感じさせるホーンの音色が融合した印象的なトラックです。
挑発的な歌詞と中毒性のあるフローが特徴的で、現代の若者文化や恋愛観を反映した内容となっています。
2024年9月にリリースされたこの曲は、NLEチョッパさんの多彩な音楽スタイルを存分に発揮しており、彼の成長を感じさせる一曲となっています。
本作は、エネルギッシュな音楽を求める方や、現代のヒップホップシーンに興味がある方におすすめです。
Office HoursNas feat. 50 Cent

2023年にリリースされ、ヒップホップの歴史的にも重要な1曲となりそうなのが『Office Hours』です。
というのも、こちらは伝説的ラッパーのナズさんが50セントさんと約20年ぶりにコラボをした1曲なんです。
2人はこれまで共作したり、ビーフがうわさされたりと、う余曲折を経てきました。
そのため多くのファンは、感慨深く思っているようです。
また、これからの活動に期待させるようなリリックにも注目ですよ。
「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ(371〜380)
One-Way Ticket To The Blues (恋の片道切符)Neil Sedaka

『One-Way Ticket To The Blues』は、アメリカ出身のニール・セダカさんが1959年にリリースした楽曲です。
失恋した主人公の切ない心情を、列車に乗って遠くへ行く旅になぞらえて表現した歌詞が印象的。
哀愁漂うメロディとともに、恋の痛手から逃れられない寂寥感が胸を打ちます。
カバーも多数されている名曲で、1961年発表のアルバム『Neil Sedaka Sings Little Devil and His Other Hits』にも収録。
特に同時代の青春時代を過ごした世代の方々に、懐かしさとともに深く共感していただける1曲ではないでしょうか。